一旦ホテルに帰ってしまうと、疲れでまた外出するのがおっくうになりましたが、せっかくスラバヤまで来たんだし名物料理「ラウォン」を食べにいきましょう。
タクシーでRAWON SETAN(ラウォン セタン)と言うとすぐに分かってくれました。
テーブルにつくと、おばさんが「うちはスパイシースープでどうのこうの」と説明しています。ラウォンなんて知らずに入って来た外国人観光客と思われたようです。
ラウォンとライスを注文。
注文していない料理がいくつか並べられます。手を付けた分だけ料金を払うっていうシステムです。
ココナッツジュース、Rp.12K。
ラウォンが出てきました。この真っ黒な色が特徴です。この黒さはクルウェック(Kluwek)という木の実?種子?の色だそうです。
サンバルともやしスプラウトが乗ったご飯。
料金はラウォンとご飯のセットで37,000ルピア(約320円)。
注文したラウォンとご飯が別々なのは、ナシ ラウォン ピサッ、それとは別に、ご飯にラウォンが最初からぶっかけてあるナシ ラウォン チャンプルというメニューもあります。
まずはラウォンを食べてみます。
色はグロいですけど、味は意外とクセがなく、コクのある牛骨スープって感じ。それにレモングラスなど多少のハーブの香り・味がします。辛さはあまりないですね。具の牛肉は軟らかく煮込まれており、ホロホロと繊維がほどけていきます。
後はご飯にぶっかけて、サンバルを溶きながら食べます。サンバルも激辛ではなく、エビの味が効いていました。
おいしかったですが、また是非とも食べたいというほどではなかったかな。更に何度か食べていくと、クセになるのかもしれませんけど。スラバヤへ来たからには一度は食べてみたい名物料理ですが、一回食べれば後はいいかなという感じ。
小雨がぱらつき、涼しいので歩いて帰ります。ホテルまで20分くらいでしょう。
トゥンジュンガンプラザの方へ2~3分歩いたところに、またラウォンセタンが。
パクり?さっきの店は結構繁盛していましたが、こちらはガラガラ。
ラウォンセタンというのは、てっきり店名・固有名詞だと思っていましたが、料理名・一般名詞みたいですね。セタン(SETAN)=悪魔の意味、悪魔が出てくる時間帯の明け方まで売っているからというのが由来のようです。
お店の場所はトゥンジュンガンプラザからJalan Embong Malang通りを5分ほど歩いたところ、JWマリオットホテルの前。