ナシゴレン・チャンチュクを目当てに行ったものの、空振りに終わったスラバヤスイーツホテルのカフェタマンから、次の目的地へ歩いていると、すれ違いざまバイクに乗った女性に声を掛けられます。
一方通行の前方からやって来て、一瞬のことだったので、何なのかさっぱり分からず。ベトナムのホンダガールみたいな売春婦なのか?
真っ昼間だし、子連れだったんですよ。女性は20代後半から30代前半といったところ、派手な化粧や服装ではなく、屋台で働いているような地味な感じでした。
別に気にすることもなく、次の目的地であるザングランディというアイスクリーム屋へ到着、注文して待っていますと・・・
うわっ、あいつや!さっきの子連れ女性が入って来ました。
まさか、俺目当てに入って来たの?
どうやってここにいるのが分かったんだよ。外から見えたのか?
ちょっと怖いなあと思っていると、声を掛けられます。
「中国から来たのか?」
「違うわ!」
店員に対し、こいつを追っ払えよと思いましたが、この女も客なのか=注文するつもりがあるのか?普通客引きするのにそんな金なんて使わんと思うけど。
奥に入って行ったので、別の客を探しに行ったのかと思いきや、しばらくして私の隣のテーブルに座るのです。店内はガラガラでいくらでも空いているし、その席は先客がお勘定を終えたばかりでまだ残っている状態だったのに、わざわざそこに座ろうとするのです。
しかも何か注文しているようです。なにか背筋がぞくっとします。
私に何度も声を掛けてきますが、完全無視。
すると今度は連れていた3~4歳くらいの女の子を私の近くに行かせ、声を掛けさせようとするのです。傍から見たら、子供を産ませておきながら、逃げている男(=私)みたいな構図に見えないこともない?
このしつこさは、かなりやばい奴じゃないか。
食べかけのアイスを持って、遠く離れた席に移動しましたら、それ以上はアプローチしてきませんでした。
本当はもう少しゆっくりしたかったのですが、食べ終わったら速攻で出てきました。
スラバヤに外国人観光客はそれほどいないと思うのですが、一体何だったんだろう?