マカラとトゥアモーム 仏教寺院にいる不思議な生物 チェンマイ

<本ページにはプロモーションが含まれています>

今回のチェンマイ旅では片っ端からお寺を巡ってみました。

目的はマカラを見つけることです。

マカラ(摩伽羅魚)はインド神話のヴァルナ神の乗り物とされる怪魚・海獣で、ワニがモデルになっていると言われていますが、イルカ、サメ、象のような姿で表現されることもあります。

水の中に棲み、水を操る神とされていて、鯱(シャチホコ)もマカラが原形と言われています。屋根の上に設置される鯱・鴟尾・螭吻の類は火事除けとされています。

タイの仏教寺院では蛇神ナーガ(パヤーナーク)はよく見ると思いますが、その根元でマカラがナーガを吐き出しているのです。ナーガは見ていても、マカラには気付いていない、気付いていても名前は知られていない、そんな印象です。一般的なタイ人はほとんど知らないと思います。

バンコク在住のタイ人に聞いたので、もしかしたらチェンマイ在のタイ人に聞けば、もう少し知名度があるのかもしれません。

そう言う私も2年前にシンガポールのアジア文明博物館で初めて知ったのですが。

それではチェンマイ・マカラコレクションです。

ワットシースパン(WAT SRI SUPHAN)

こちらは銀の礼拝堂(ウィハーン・ングン)の屋根の装飾。

ワットチャーンテーム(WAT CHANG TAEM)

ワットチェディルアン(WAT CHEDI LUANG)

ナーガというかマカラの胴体はずっと上まで続いているのですが、壁の根元にもいました。

ワットチェディルアンと言えば、この崩れかけの仏塔ですが、ここにもいます。

ワットトゥンユー(WAT TUNG YU)

大口開け過ぎ。

ワットシーククート(WAT SRI KOET)

ここは2年前バンブーマッサージを受けたところです。

ワットプラシン(WAT PHRA SINGH)

ワットインタキン(WAT INTHAKHIN)

珍しくマカラがいなくてナーガ単体。

こちらはいました。

ワットブッパーラーム(WAT BUPPHARAM)

胴体なし。

階段の上まで、何匹も連なっています。

マカラの下にワニそのものの姿で表現されています。

これなんかは完全に象の鼻が付いていますよ。

ワットサムパオ(WAT SAM POW)

マカラの更に下の台のようなところに、これは鯨と言うか鯱みたいな姿があります。

これも鯱っぽい。

ワットチェンマン(WAT CHIANG MAN)

この渦のような姿はナーガを象形化したものでしょうか?

ナーガ単独。

こちらもナーガの象形化?マカラなし。

ワットラームチャーン(WAT LAM CHANG)

このとぐろを巻いたナーガの根元にもちゃんとマカラがいます。

チェンマイの場合、ナーガの7~8割はマカラが付いて来るという印象です。ラオス・ルアンパバーンの仏教寺院では、意外とマカラが見つからなくて2~3割という感じでした。

インドネシアの世界遺産、ボロブドゥール遺跡(仏教寺院)やプランバナン寺院(ヒンドゥー寺院)などは、ナーガの姿は全く見つからず、マカラのみでした。

このナーガ+マカラって何を意味しているのでしょう?ネットで検索してもよく分かりません。他の国ではマカラは獅子や仏像なども吐き出していることもあり、ナーガだけではないんですよね。何か再生とか創造の意味があるのでしょうか?

そしてもうひとつの不思議な生き物がトゥアモーム(モーム)です。チェンマイなどタイ北部特有の空想上の生物で、獅子がモデルになっているようです。

こちらは2年前にチェンマイに来た時に気付きました。これも普通のタイ人はほぼ知りません。

ワットウモーンマハーテラチャン(WAT UMONG MAHATHERACHAN)

肌の質感が鱗っぽくて、トカゲなど爬虫類のような印象を受けるのです。これはコモドドラゴンとか恐竜みたい。

ワットロークモーリー(WAT LOK MOLEE)

とぼけたカメレオン顔のモーム。

大雑把に分けると、恐竜っぽいのとカメレオンみたいでおとぼけ顔の2タイプがあるようです。

今回行ったお寺では・・・

ワットチェディルアン(WAT CHEDI LUANG)

ワットインタキン(WAT INTHAKHIN)

ワットブッパーラーム(WAT BUPPHARAM)

これは体が豹とかチーターとかネコ科の動物みたいでしょ?

獅子がモデルだとよく分かる対のモーム。向かって右手の雄が玉を手に、左手の雌が子供連れと中国寺院で見る石獅子と全く同じようなパターンで表現されています。

金銀のおとぼけ系モーム。

ワットマハーワン(WAT MAHAWAN)

これは顔が獅子舞(獅子頭)っぽいですね。

今回チェンマイでもういいわってくらいマカラを見ましたので、気が済みました。

今度は中国寺院(道教寺院)でマカラが起源と思われる鴟尾・螭吻・鴟吻の類を探してみようと思います。

チェンマイ旧市街周辺の地図とホテル

チェンマイ 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

カテゴリー: タイ, 神社・仏閣・教会・モスク タイ タグ: , パーマリンク