グラバー園で夜景を見るはずが、閉園時間が18時と早くなっていたので、ざっと見学した後は諦めて夕食に向かいます。
目星を付けていたのは、グラバー園・大浦天主堂からすぐの四海樓。長崎ちゃんぽん発祥の店と言われ、併設されているちゃんぽんミュージアムもついでに見学しようと思っていたのですが・・・
まさかの臨時休業。コロナ禍で観光客が激減しているからでしょうか。しかしまた大規模な店舗で、まるで「ちゃんぽん御殿」ですね。
今日は孔子廟・中国歴代博物館が閉館時間繰り上げで見学出来ず、グラバー園も時間短縮で夜景が見られず、四海樓が臨時休業で食べられず。立地・ルート的にばっちりの計画と思っていましたが、ボロボロです。
長崎ちゃんぽんは新地中華街で食べることにし、一旦ホテルへ戻ります。
ホテルから徒歩5分程度で新地中華街にやってきました。長崎の新地中華街は横浜、神戸と共に日本三大チャイナタウンと言われます。
いつもそうなのか、新型コロナウィルスの影響なのか分かりませんが、かなり寂しい光景、ゴーストタウンのようです。まだ19時過ぎなんですよ。地元客ではなく観光客頼りの街なのでしょうか?
ここが一番有名な「江山楼」の中華街新館です。
長崎華人・華僑の集会場「華僑会館・長崎華僑総会」がありました。こじんまりした建物で、日本三大中華街と言えど、会員数はそれほど多くないと思われます。
営業している中華料理レストランも5~6軒程度、選択肢は多くありません。さっきの江山楼で食べることにしますか。
中に入ると、思っていた以上に庶民的な雰囲気です。
他に客は1~2組だったでしょうか。上の画像の奥では、店の人が税理士?に持続化給付金の相談をしていました。
注文したのは、とりあえずの長崎ちゃんぽん。
麺は中太麺、具は豚肉、エビ、イカ、かまぼこ、キャベツ、もやし、サヤエンドウと色々入っています。
長崎ちゃんぽんなんてリンガーハットくらいでしか食べた経験がないのですが、それに比べるとスープはしっかり味がついており、悪くなかった。
もう一品、水餃子。
テーブルには餃子用酢、胡椒、辣油が置いてあります。
私は餃子用酢と胡椒で。
皮が厚くてモチモチなのですが、具の存在感がないなあ。個人的には中の下くらいの評価。
お会計は
長崎ちゃんぽん 850円
水ぎょうざ(8個) 500円
合計 1,485円(消費税10%込)
レシートを貰って気付きました。
ここは江山楼ではなく、隣の龍園(新館)だという店だったのです。間違って入っていました。あまりに庶民的と言うか寂れた雰囲気でなんか違和感があったんですよね。
長崎華人の多くは福建系(福建省でも北東部の福州・福清)ですが、この龍園は珍しく上海料理の中華レストランでした。
長崎は1泊だけだったので、ちゃんぽんも1回食べただけでしたが、時間があれば他でも食べてみたかったです。それと皿うどんも食べたかったなあ。