バビグリン イブオカ3→チャンプアンリッジウォーク→プリルキサン美術館→サラスワティ寺院と周って、次はウブド王宮です。いや本当にウブド中心部の近場ばかり、一番遠い所同士でも1kmも離れていません。
ウブド王宮はプリ サレン アグンとも呼ばれます。ラヤウブド通りに面した南側の門から入ります。
この門の上は鬼面カーラ(キールティムカ)、下はマカラのお馴染みの組み合わせ。
この石像はバリの建物の門・入口前に対で置かれているのをよく見ますので、いかにもバリというイメージなのですが、ラクササ(羅刹天)というんですね。
羅刹天は夜叉と共に、毘沙門天(多聞天)に仕える鬼らしく、タイの寺院の門などを守るヤック(鬼、夜叉)と同じような役割なんでしょう。
ガイドもいないし、説明書きもないので、どういう建物だが・・・
立入禁止が多くて、あまり内部は見られません。現在も王族が住んでいますからね。
ここはガムランなどが置いてあって、舞台・演芸場みたいな施設でしょうか。
マカラ。
これもガーラ(鬼面)なのかな。
この熊みたいなネズミみたいな、何だろう?
これは分かります、ガルーダ(迦楼羅天)ですね。
中国人観光客が画像撮影で場所を独占。待っている人がいるから早くしようとか、そんな譲り合いの精神は全くありません。
こちらも立入禁止。
上のガーラと下のマカラはここにもいますよ。
バリのヒンドゥー寺院でもよく見る、こうした形状の門はコリアグン(パドゥラクサ)と呼ばれます。バリのもう一つ特徴的な建築様式である「割れ門」はチャンディ ブンタルと言います。
ここも立入禁止なのですが、門が開いていますのでちょっとのぞき見。女神の像が見えます。
4本の腕があり、2本は数珠とヴェーダ(経典)を持ち、残りの2本はヴィーナという弦楽器を持った芸術・学問の女神、サラスワティ(サラスヴァティー)です。横にいる鳥は孔雀?孔雀か白鳥がサラスヴァティーの乗り物とされています。
西側のスウェタ通りに面した壁にあった、素晴らしい彫刻。
団体ツアー客なのかな?中国人観光客がたくさんいました。
ウブド王宮と言いますが、規模的には王というより藩主くらいのイメージでした。
この後はSubak Juwuk Manisを散歩する予定なのですが、時間が余り気味だし、まだ太陽も強烈に照っているので、マッサージで時間つぶし&休憩をしようと思います。
まだ歩いていないモンキーフォレスト通りに行ってみましたが、マッサージ屋なんてすぐにあると思いきや、意外と見つからないもんですね。10分弱歩いて見つかったお店に入ります。
1時間85Kルピアのフットマッサージ。
クリームを塗ってじんわりマッサージしてくれるのですが、いかんせん力が弱いです。それでも結構歩いて疲れていたので、足は楽になりました。
では、本日のウブド観光の最後の目的地且つ一番楽しみにしていたSubak Juwuk Manisに向かいましょう。