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台南は1泊だけで台北に移動するのですが、今日の予定はどうしようかな。安平区に行くのは決めているのですが・・・
朝早めに出て安平へ行き、昼前に帰ってきて、ホテルをチェックアウトするか、ゆっくり朝10時頃にチェックアウトしてから安平に行くか。結局、朝7時頃ホテルを出て、バスで安平に向かいました。
台南駅から2番のバスに乗り、安平古堡(安北路)の一つ手前のバス停「フィッシャーマンビレッジ(漁民村)」で降り、まずは安北街、中興街、効忠街という北側にあるエリアを攻めてみたいと思います。
古い街並みと共に興味津々なのが、中国・福建発祥の避邪物(魔除け・護符)の剣獅、剣を噛む獅子ですね。主な剣獅の場所が地図になっています。


住居表示からもう剣獅だし。

最初にやって来ましたのは、海頭社文龍殿という道教寺院です。1817年創建。以前は福徳正神を主祀神としていましたが、現在は邢府千歲(現在も福徳正神は祀ってありますが)。

邢府千歲以外にも、曾府千歳、清府千歳、明府仙帝、孫府聖祖など王爺たちが祀ってありました。中に入って見学もしたのですが割愛。
すぐ前の建物壁に剣獅!おおっ、これこれ、ネットで見たやつだ。

その隣は「王船」、3Dトリックアート風。

道教の実質的な最高神「玉皇上帝」の代わりに王爺たちが世の中を巡回(南巡北狩)するのですが、その際に乗る船という設定のようです(多分)。
文龍殿の前にある榕樹腳陳氏宗祠。陳氏の祖先を祀る宗祠です。懸魚の部分に下向きの蝙蝠。蝠=福が降りて来るという意味で縁起が良いんですね。


これは何でしょう?鯉かな、どういう意味があるんでしょう。鯉が急流(龍門)を登ったら龍になるという登竜門の故事なのかな?

同じくすぐ前にある海頭社魏宅。かなり古そうに見えましたが1930年代に建てられたもので、100年経っていないようです。海頭社というのは、移住してきた華人・華僑たちが相互に扶助・交流することを目的として、設立された組織・ネットワークである「社団」の一つ。

様々な縁を基に結成されており、地縁の同郷会、血縁の宗親会、仕事縁の工商会なども社団の一つです。
剣獅探し、どんどん行きますよ。




平日の朝8時という早い時間帯なので、観光客は皆無。たまに地元の住民の方が歩いています。


静かでいい雰囲気です。





額に「王」って書いてある剣獅はたまにいるのですが、この漢字は何でしょう?霊の旧字体の「靈」でもないような。



海山館という元々は清朝から台湾に派遣されていた兵士の集会場兼道教の神様を祀る宗教施設として、1684年に建設された建物。現在はちょっとした資料館になっていますが、時間が早くまだ営業時間前です。

メインの門にはなかったのですが、その横にある門には剣獅があります。


海頭社廣濟宮、保全大帝という医学・健康の神様を祀る道教寺院。しかし海頭社が管理する寺院が多いなあ。

正殿の中には入らなかったのですが、外にある影壁(照壁)の鳳凰が美しくて印象的です。

んっ、あれはなんだ?

壺巷といって壁に壺を張り付けまくっています。

安平市場のある平生路に出ました。朝市が開かれていますね。



どんだけ牡蠣を剥くんでしょう。安平は牡蛎の養殖でも有名みたいです。

楊氏祖厝という楊氏の祖先を祀る宗祠、1936年創建と書いてありました。

剣獅はなかったけど、八卦大極の避邪物(魔除け・護符)。




剣獅焼というスイーツもあります。

これは風獅爺と言って、沖縄のシーサーと似ています。



この剣獅は少し変わっていますね。月と日、北斗七星ともう一つはやっぱり南斗六星?いや六星じゃなくて七星あるけど。北極星をはさんで北斗七星の反対側にあるカシオペア座?カシオペア座はWの形なので、これは一つVが多いしな。

安平舊烘爐咖啡というカフェみたいですが、かなり古そうですね。


二百年老厝と書かれていますので、200年超の建物かな。営業していたら入ったのになあ。

商店街になっている延平街の南側、安平路、古堡街、運河路から伸びている路地を散策します。
気根がぶら下がっているからカジュマルかな。

安平文化資産館です。



歐姓の祖先を祀る宗祠。ここは敷地内に安平文化資産館という資料館的なものもあります。


こんな袋小路にある剣獅も見逃しませんよ。


こういう古い民家がホテルとか民宿になっていたら是非とも泊まりたいなあ。


茉莉巷という細い路地にやって来ました。草花できれいに飾られています。

やけに窓の位置が低くないですか?


剣獅多過ぎ。上に乗ってるのは風獅爺でしょうか。沖縄のシーサーに似ていますね。

運河路に出てきました。


歩道脇の地面という珍しく低い位置にも。

平日の朝9時過ぎの延平老街。ほとんどの店はまだ開店しておらず、ガラガラです。

昨日の日曜日はこんなに混雑して、歩くのも一苦労だったのに・・・

延平街でも剣獅を発見。


新しい店舗でも入口の上にこうした剣獅を飾っているところがポツポツあります。


剣獅でも剣の鞘が獅子の右(向かって左)にあるもの、左(向かって右)にあるもの、交差した2本という3パターンがあるのに気付きました?
いや~、剣獅たくさん見ましたよ。
でも後ほど全く違うところでまた剣獅と出会うなんて、この時は思いもしていませんでしたが。しかも自分にとってものすごく見慣れた街で。
安平は歴史のロマンを感じられる土地だし、雰囲気も良く、とても気に入りました。平日の午前中という時間帯も観光客が少なく、静かに落ち着いて見学出来たのも良かったかな。
次に台南に来た際は、安平にも1泊して、安平古堡(ゼーランディア城)をはじめ、今回行けなかった観光名所をじっくり周ってみたいと思いました。