まだ17時前と早いのですが、夕食にしようと思います。今日は10時過ぎに朝食兼昼食を食べたきりなんですよ。
事前に目星を付けていた「東北水餃」という店に行ったのですが、餃子の注文は最低40個からなんて言われます。
「小さいから40個でも大丈夫、食べられる」
確かにそうかもしれないけど、餃子だけでお腹一杯になってしまい、他の料理が食べられないのはなあ・・・発注単位がもっと少なくならないか頼んでみましたが、断られたので、この店は諦めることに。
完全に当てが外れてしまいました。
チャイナタウンのメインストリート、オンピン通りで店探しです。レストラン・食堂もあるにはあるのですが、それほど多くはないんですよね。
なかなかこれという店がないし、お惣菜や焼き小籠包などを買って、ホテルで食べようかなと思っていたところ・・・
「美心茶樓(Mei Sum Tea House)」という店を発見。店頭で蒸篭や焼包(肉まん)が並んでいるので、點心・飲茶のお店のようです。ここにしよう。
店内は薄暗いだけなのか、それとも汚れているのか場末感満載。失敗したか・・・
豉汁蒸鳳爪(鶏の足の豆豉蒸し)、好きな点心の一つでよく注文します。
あれっ?意外と悪くないぞ。辛味はなく、豉汁が濃厚でコクがあります。
ここもタイ南部などと同じく、点心は基本フォークで食べるのかな。頼めば箸も出てきますが。
パンシット・カントン、広東風焼きそばです。しかし、すごい量だな。2~3人前はありそう。結構、具だくさんです。
繊細な味とは無縁ですが、お腹が空いているので、こういう料理はありがたい。
25分くらい掛かると言われたけど、注文したマチャン(バチャン)、漢字で書くと肉粽です。これもデカいなあ。
中には豚、鷄、ピーナッツ・・・と定番の具が入っていましたが、粽自体は薄味でちょっとぼやけた味付け。個人的にはイマイチでした。
こちらも25分と言われ、それ以上待っても出て来ず、催促してやっと出てきたハーガオ(蝦蒸餃子)です。
もうお腹一杯で、オーダーが通ってないならキャンセルしたかったのですが、そう言ったら、すぐに出てきました。
中のエビに香港のようなプリプリ感はないです。これはエビが高級とか新鮮とかは関係なく、重曹で下処理しているかどうかの違いだと思います。でも皮はちゃんとしていて、これも悪くない。
この美心茶樓、入った時は完全に失敗したか?と思いましたが、食べてみると悪くはなかったです。決しておすすめって程でもないですけど。
お値段は点心類が80~100ペソ程度、パンシット・カントンが220ペソで、合計501ペソでした。
お店の場所は、オンピン通りをキャリエドファウンテン(サンタクルーズ教会)側から入って3分ほど、最初の四差路を過ぎてすぐ右手。