マニラ・イントラムロスの街歩きとバハイ チノイ フィリピン華人の博物館

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そろそろ時間になったので、バハイチノイ(Bahay Tsinoy)、漢字で菲華歴史博物館というフィリピン華僑・華人をテーマにした博物館へ向かいます。バハイは家、チノイは中国系フィリピン人を意味します。結構、楽しみにしていたんですよ。

バハイチノイに向かいながら、イントラムロスの街並みを眺めていると、いい感じの建物がたくさんありますね。

チャイナタウン・ビノンドには趣のある建物がほとんどなかったのと大違い。街歩きが楽しいです。

最近ストリートアート(ウォールアート)が流行っていますよね。どこの都市に行っても見るような・・・

少しくたびれ気味ですが、趣のある建物がホテルになっていました。ホワイトナイトホテル イントラムロスです。

ここらはイントラムロスでは珍しく、少しゴミゴミした下町的な一画です。この先にたくさんの子供が遊んでいて、お金とか集られるかなと一瞬危惧したのですが、そんなことはありませんでした。

またストリートアート発見。

このピンク色の可愛い建物は学校みたいでしたが、電線が酷い・・・

地図によるとバハイチノイはこの辺りなんだけど、見当たらないなあ。近くにいたトライシクルの運転手に聞いたら、この目の前にある建物の中にあると。KAISA ANGELO KING HERITAGE CENTREという立派な建物です。

入場料は大人100ペソ。

スペイン人のマゼランがフィリピンにやって来たのは16世紀ですが、中国人はそのずっと前、10世紀には既にフィリピンと交易していた歴史があります。中国からの交易品はシルクや磁器など。

人形を使って当時の生活の様子が再現されています。

辮髪の人形が不気味。

2階から誰か覗いているのかと思ったら、これも人形でした。

世界遺産・サンアグスチン教会の入口の模型。この教会にも中華の要素が取り入れられた装飾が色々あるということが言いたいようです。この模型にはないですが、実物の入口の左右には中国風の石獅がありますしね。

刺繍をする女性の人形。これは汕頭あたりから伝わったのでしょう。

19世紀後半から20世初めにかけてチャイナタウン・ビノンドにあった有名な家具メーカー「アータイ」が発明したとされるデザインのベッド。漢字で阿泰床。

フィリピンの財政界などで活躍する・した華人系の人々を紹介するコーナーが出てきました。

故コラソン・アキノ元大統領。祖先は福建省泉州市出身の客家のようです。

陶磁器のギャラリーもありました。浙江省龍泉窯、福建省徳化窯、江西省景徳鎮窯などの製品が展示されています。

張り切って来たのですが、今一つ充実感がなかったです。朝からずっと歩いていたので、疲れで集中力がなくなり、もうどうでもいいわって感じになってしまいました。

バハイチノイの場所は、マニラ大聖堂の脇のキャビルドストリートとアンダストリートの角、マニラ大聖堂から徒歩2~3分。開館時間は13~17時と短く、月曜日は定休日。

マニラ大聖堂周辺の地図とホテル 

マニラ 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

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