昼食を済ませたところで14時半、バスターミナルへ行くまで、あと1~1.5時間くらいあるなあ。でももうビガンで見たいところはないんですよね。それに暑くて、これ以上歩き回りたくないし。
どうしよう、マッサージに行くか、カフェで冷たい物でも飲むか・・・そうだ、カレッサ(馬車)に乗ろう。やっぱりビガンならではのことをしようと思いました。
ビガン大聖堂とプラザブルゴスの間の道路にカレッサがたくさん停まっており、ここが乗り場になります。
料金は1時間150ペソ(約310円)と予想外の安さ。
やっぱり白馬がいいよなと思いましたが、順番が決まっており、選ぶことは出来ませんでした。そうですよね、そうしないときっと揉めますよね。
ビガン大聖堂の脇からスタートしたカレッサは北へ向かって行きます。私は乗ったのはこんな灰色の毛の馬でした。競馬で言う「芦毛」の馬ですね。
パカパカという蹄の乾いた心地良い音が響きます。
もしかしてと思っていたのですが、やっぱりでした。さっき行ったバンタイ教会です。「さっき来たから、スキップ」とおじさんに伝えます。
たまに気合を付けるときに使うムチ。
またビガン市街に戻って来て、向かった先は・・・もしかしてまたかと思っていたら、その通りでした。さっき来たパドレ ブルゴス ハウス国立博物館。
その時ここに停まっていたカレッサに乗れないかと聞いたら、客を待っているからダメと言われたのはそういうことか。観光ルートの途中だったんだ。ここも既に来たのでスキップ。
次は南へ向かい、リベラシオンブールバードを疾走。この通りはドミニオンのバスターミナルがあって、昨日来ました。途中で陶器工房(おそらくPagburnayan Jar Factory)やクリソロゴ博物館を勧められましたが、どちらも興味なしということで寄りませんでした。
最後は石畳のクリソロゴ通りです。やはりここは絵になりますなあ。
クラクションと言うか、自転車のチリンチリン的なものはおじさんの座席の後ろにあります。
こちらが今回お世話になったカレッサ。
周りのカレッサを見ても、全部馬の尻のところに・・・
ボロ(糞)しても良いようにカバーされています。
1時間ということでしたが、どこにも寄らなかったので35分くらいで終了しました。でも全部寄っていたら、1時間では済みそうにないですけど。