翌日は早起きし、まずは世界遺産に登録されているサン オウガスチン教会(通称 パオアイ教会)に行きます。
ラワグ(ラオアグ)からビガンへ行く途中でパオアイに寄る方が効率的なのですが、スーツケースを持ってジプニーに乗り込んだり、教会を見学するわけにもいかず、またラワグに戻ってホテルをチェックアウト後、改めてビガンへ向かうことにしました。
ラワグ(Laoag)からパオアイ(Paoay)まではジプニー1本で行けます。
バスの場合、ラワグ~ビガンの途中にあるバタック(Batac)まで行き、バタック・パオアイ間はジープニーかトライシクルを利用することになります。
イロコスノルテ州の州庁舎(キャピトル)の北西の角にジプニーステーション・乗り場があります。ホテルから徒歩わずか2分。ここからパオアイを含め、様々な場所へのジープニーが出ています。
「パオアイ、パオアイ」と声を出しながら歩いていると誰かが指さして教えてくれました。
車体の横にも行き先は書いてあります。パオアイ行きはバタック経由なので、Laoag-Batac-Paoayと書いてあるはず。
乗り込みますと、先客は4人ほど。私は終点近くだろうから一番奥に座りました。後方の出入口近くから席は埋っていきます。どうせ満員近くにならないと出発しないんだろうな・・・
座席は向かい合わせの2列。タイのソンテウ(タイ語で2列の意味)と同じような構造です。
片側に7人、いや8人、おっとまだ座りますか。おばさん、そんな巨大なケツ入る?結局9人座り、隣の若い女性が浅く腰掛けて、はじき出されたような感じになっていました。20分ほど待って出発。
車内に掲示されていた料金表。
降りる場所はルート上ならどこでもいいのかな?よくシステムが分かりません。ブザーはなく、天井などをノックするでもなく、声を出して降りる意思表示をしていました。
料金は後ろの方から客がリレーして運転手に渡し、お釣りはその逆ルートで戻っていきます。料金を払うタイミングに特に決まったルールはない?乗ってわりとすぐに払う人もいれば、降りる直前に払う人もいるし。
始発から乗ると、発車前に料金徴収されることもあり、そのタイミングで払うケースも。私は40ペソ払ったら、6ペソお釣りが戻ってきたので、パオアイ教会までの運賃は34ペソのようです。
ラオアグからずっとマッカーサーハイウェイ(国道2号線)を南下していきますが、バタック(Batac)の手前からワシントンストリートに入り、バタック市街地を通ります。
その後はマルコスアベニューに入って西に向きを変え、パオアイまでずっと真っ直ぐというルートです。ジープニーが右折して西に向かい始めたので、そろそろですね。ちゃんと降りられるかな?
隣のおじさんに「パオアイチャーチ?」と聞いてみるともう少し先だと。聞いてみたというより、「私はパオアイ教会で降りますよ(誰か教えてね)」アピールですけど。
おじさんは私より先に降りたのですが、運転手に「この人、パオアイ教会で降りるから」みたいなことを言ってくれていました。
パオアイ教会にはラワグから約40分で到着。同じ場所で降りたおばさんが、あっちに行くのよと教えてくれます(いや、もう教会見えてますから)。
パオアイ教会の見学が終わり、今度は帰りです。
適当に歩いてみましたが、ジープニー乗り場が分からず。近所の2人に聞いてみましたが、言うこと違うんですよ。結局、トライシクルの運転手に教えてもらいました。
空き地みたいなところにジプニー数台が停まっています。
まだ2~3割しか埋まっていませんが、私が乗り込んですぐに出発しました。パオアイ発だと満席は難しいのかな?
ラワグ市内に入り、ここが終点だと言われ降車。行きに乗ったジープニーステーションとは違います。
料金は行きと同じ34ペソをぴったり払いましたが、特に何も言われず。34ペソで正解なんでしょう。
少し歩いたら、場所の見当がつきました。今回ラワグ~パオアイ教会をジプニーで往復しましたが、乗降場所をまとめると下記の通りです。
(1)ラワグのパオアイ行きジープニー乗り場
イロコスノルテ州の州庁舎の北西。ジェネラル アントニオルナ通りとV.ランズ通りの角にあるジプニーステーション。
(2)パオアイ教会近くの降車場所
バタックからマルコスアベニューを西に進み、パオアイ教会の手前で左折します。左折して100mほど先、教会のすぐ裏手。
(3)パオアイ教会近くのラオアグ行きジープニー乗り場
マルコスアベニュー沿い、パオアイ教会からバタック方向(東方向)へ200mほど行ったところ。グーグルマップを拡大すれば「タクシー乗降場(Laoag-Batac-Paoay Terminal)」と掲載されています。
(4)ラワグでのジープニー降車場所
(1)のジプニーステーションの南西すぐ近く(南にも西にも道1本違い)、J.P.リサル ストリートとバリンタワック通りとの角、BANK OF THE PHILIPPINE ISLANDS(BPI)の前。