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二見浦から伊勢市駅に移動してきまして、先ずは豊受大神宮(外宮)へ向かいましょう。伊勢神宮の参拝は外宮が先・内宮が後というのが習わしとなっています。
伊勢市駅前から鳥居があり、豊受大神宮へ参道が伸びています。

夕方まで内宮・外宮含め計7社の参拝+河崎の古い町並み+食事2回とびっちりのスケジュールで周る予定なので、効率的にそれでも画像だけ撮影しましたではなく、しっかりと参拝したいんですよね。
伊勢神宮のウェブサイトに掲載されているモデルコースを見ると、外宮は30分コースと60分コースがあります。そうそう来る機会もないので、ほぼ全てを網羅した60分コースに従って参拝しようと思いますが、15分位は時間を詰めたいところです。
伊勢市駅から徒歩6~7分で到着。さっそく火除橋を渡ろうとすると、黒スーツの大集団がこちらに向かってきます・・・一瞬その筋の方々かと思いましたが、よく見るとご年配の方ばかり。団体ツアーで御垣内参拝(特別参拝)をされたのでしょう。

平清盛が勅使として参向した時、冠にふれた枝を切らせたとされる清盛楠。平清盛の時代からあるということは少なくとも樹齢は840~900年・・・1000年近いと言われています。

まがたま池。池のほとりにある「せんぐう館」は時間短縮のために断念しました。

第一鳥居。

外宮では左側通行、内宮(皇大神宮)では右側通行です。

第二鳥居。

先ずは御正宮に参拝します。豊受大神宮(外宮)には天照大御神のお食事を司る御饌都神で衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神が祀られています。

御正宮の隣には古殿地。伊勢神宮では20年に一度お宮を新たに建て替え大御神にお遷り頂く「式年遷宮」というお祭りがありますが、古殿地はそれまで正宮があった場所であり、次回の遷宮時に新宮が建設される場所でもあります。


「三ツ石」は古殿地の南側にある三個の石を重ねた石積みで、この前では御装束神宝や奉仕員を祓い清める式年遷宮の川原大祓が行われるようです。

多賀宮などがあるエリアへ向かいますが、その途中に亀石という大きな一枚岩が。パワースポットらしいですが、橋なので参拝客に踏まれていきます。

豊受大御神の荒御魂(あらみたま)を祀る別宮・多賀宮。外宮に所属する四つの別宮で第一に位置付けられます。神様の御魂のおだやかな働きを「和御魂(にぎみたま)」、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを「荒御魂(あらみたま)」と言います。

別宮・土宮、ご祭神は大土乃御祖神。

別宮・摂社・末社でもなく所管社の下御井神社(しものみいのじんじゃ)。外宮の御料水の守護神である下御井鎮守神が祀られています。

別宮・風宮には風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命が祀られています。

ここまでが30分のモデルコースで、この時点で所要時間は約25分・・・30分コースに含まれていない下御井神社にも寄ったとはいえ、速足で歩いたわりにはあまり時間が稼げてないなあ。
続いて四至神、五丈殿・九丈殿、神楽殿の脇を歩いて行きますと北御門口鳥居、こちらは裏参道と呼ばれます。

御厩(みうまや)には皇室から献上された草音号と笑智号という2頭の新馬がいるはずが見当たらず。

御厩の先を左折し、鬱蒼とした森の中をずっと歩いて行きます。ここまで参拝する人は少なく、静かで神秘的な雰囲気です。厳かな気分に浸れていいですね。

外宮神主家であった度会氏の祖神である彦國見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)をお祀りしている摂社・度会国御神社が出てきました。

更に先へ進むと末社・大津神社。御祭神は葦原神(あしはらのかみ)で、もとは五十鈴川の河口にある港町の神社(かみやしろ)や大湊の守護神だそうです。

隣で修繕工事が行われており、さきほど参拝したのは仮殿?

大津神社の先は行き止まりになっており、そこから上御井神社を遥拝します。
北御門の火除橋に出てきました。

60分のモデルコースのうち「せんぐう館」だけスキップしたのですが、最終的な所要時間は40分でした。途中まではあまり短縮出来ていなかったのですが、後半にかなり巻き返しました。
小学校の修学旅行で伊勢神宮に来ているのですが、今回外宮を周っても全く記憶がないので、参拝したのは内宮だけだったのでしょう。
ところで今まで考えたこともなかったのですが、外宮が創建されたのは雄略天皇22年(478年)で、垂仁天皇26年(紀元前4年)に創建された内宮からは500年近く後なんですね。
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