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寒霞渓ロープウェイで頂上駅までやって来ましたが、期待していた絶景の紅葉は霧・靄でほぼ見えないという残念な結果に。その後悪天候でロープウェイは運休となったようですが、私は元から徒歩で下るつもりでしたので無問題。
寒霞渓は約1300年前の火山活動で出来た岩塊が、長い年月の地殻変動や風化・侵食によって様々な奇岩と崖地の絶景となっており、それらを望める表12景(表登山道)と裏8景(裏登山道)という登山ルートが整備されています。表12景の方が簡単で初心者向けらしいので、こちらにします。
しかし雨も降っているし、風も強いけど大丈夫かな?帰りのバスの時間もあるしな。麓でロープウェイのスタッフに所要時間を聞いたのですが、「50分程度ですが、安全を見てお客さんには1時間と言っている。今日は落ち葉が濡れて滑りやすいので、気を付けてくださいね」と。
下りの場合、四望頂という展望台が表12景のスタートになります。ロープウェイの山頂駅から徒歩7分程度離れているのですが、少し手前にある「空の玉」という瀬戸内国際芸術祭2022の出展作品を見学しようと思います。
少し山に入ったところにあるのですが、道に迷ってしまいました。

辿り着いたのが鷹取展望台。本来なら瀬戸内海の絶景が広がるのですが、真っ白な濃霧だけが立ちはだかっています。しかも下から吹き上げてくる強烈な風で傘が飛ばされそう。画像撮影するには、傘を差すのを諦めて雨に濡れるのを覚悟しなければなりません。

結局「空の玉」は諦め、表12景のスタート地点となる「第12景・四望頂/しぼうちょう」に到着。屋根のある東屋的なものはあるのですが、ここも雨風がすごく、諦めの境地で画像撮影は断念。どうせ霧で真っ白な画像ですしね。
それでは表12景を下っていきます。

遊歩道は舗装されていて、滑り止めなのか路面に溝が彫ってあります。山頂付近では強烈な風が吹き上げて来ましたが、遊歩道に入ると木々でガードされるせいか、風はそれほど強くないです。

もみじの落ち葉がたくさん落ちており、雨で濡れていて滑りそうなので注意。

イノシシ出没注意の看板。猪、鹿、猿はいますよね。でも四国にはクマはほとんどいないし、小豆島では皆無のようです。道中動物の気配はほとんど感じなかったです。せいぜい鳥くらい。

舗装されているとはいえ、結構急なつづら折りの坂道です。登りはしんどいと思いますが、下りは濡れているので滑りそう。

「第11景・女蘿壁/じょらへき」。各ポイントでこのような看板・サインと説明書きがあります。

女蘿とはサルオガセ(猿尾枷・猿麻桛)という地衣類のことで、昔はこのサルオガセが髭のように風になびいていたことから、女蘿壁と名付けられています。

次は「第10景・烏帽子岩/えぼしいわ」なのですが、見逃していました・・・
「第9景・荷葉岳/かようがく」は、蓮の葉の裏側の葉脈みたいになっているらしいのですが、木の葉で見えにくいなあ。

撮影場所を少し変えてみましたが、霧で霞んでいます。


大きな岩がありますが、特に名前はありません。

休憩所がありました。

「第8景・層雲壇/そううんだん」。雲が段々と重なり合っているような岩々はまるで雲の祭壇のように見えるようですが、霞んでよく見えません。

所々に紅葉した木があり、紅葉狩りを楽しみます。ロープウェイからはほとんど見えなかったですからね。

「第7景・画帖石/がちょうせき」は、画帖(スケッチブック)のように広い安山岩。

「第6景・玉筍峰/ぎょくじゅんぽう」。玉筍=たけのこのようにそそり立っています。

「第5景・蟾蜍巖/せんじょがん」、蟾蜍とはひきがえるのことです。

近くにあって、蟾蜍巖と間違いやすいライオン岩。




プチ土砂崩れ。


「第4景・老杉洞/ろうさんどう」も見過ごしてしまい・・・
「第3景・錦屏風/きんびょうぶ」、屏風のように立った岩が連なり、紅葉シーズンにはまさに錦屏風のようになります。


麓まで降りて来まして、「第2景・紅雲亭/こううんてい」。

赤と黄色の紅葉で絵になります。

最後の「第1景・通天窓 /つうてんそう」はどこだろう?とキョロキョロ探していたら、近くの警備員さんが指差して教えてくれました。

悪天候の中でしたが、画像撮影で立ち止まりながら下りで所要時間50分と、ロープウェイスタッフの方が言ってた通りでしたね。紅葉シーズンでも悪天候だったせいか、道中は下から登って来たタイ人と思われる女性2人組とすれ違ったのみ。
表十二景は全行程舗装されており、登山道というよりハイキングコースという印象です。登りは多少しんどいとは思いますが、基本的に危険な箇所は全くありません。
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