彦根駅前 八千代でひこね丼=近江牛の牛すじ丼のランチ

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長浜で昼食にしたかったのですが、列車の時刻表の関係で彦根で食べることにしました。長浜から彦根に戻り(ホテルで荷物をピックアップ)、その後近江鉄道で豊郷へ向かうのですが、どうしても彦根で1時間程度の待ち時間が出来てしまうのです。

ぎちぎちのスケジュールを組んでいるので、この1時間も無駄に出来ないので、ここで昼食に使うしかなく・・・

彦根駅西口の階段を降りてすぐの所にある八千代、庶民的な食堂・お食事処という佇まいです。

入店したのが平日のちょうど12時頃でランチタイムに当たったため、結構お客さんは入っており、私のすぐ後には少し待つお客さんも出ていました。私のような観光客だけでなく、タクシーの運転手といった地元客もいたように思います。

メニューはそば・うどんといった麺類から丼物・定食と幅広いですが、私のお目当ては地元食材のみを使用するという「ひこね丼」です。

ひこね丼単品で1,150円、みそ汁付きで1,300円です。

ひこね丼とは簡単に言うと、近江牛の牛すじ丼です。牛すじの他には、玉ねぎ、糸こんにゃく、大葉、ネギ、温泉玉子がトッピングされています。

赤こんにゃくの結び。赤こんにゃくは三二酸化鉄で着色されており、滋賀県、特に近江八幡市の名物です。

お値段の割にお肉はたっぷり入っていました。近江牛=高級・高いというイメージなので、この量&値段で本当に近江牛なの?と疑ってしまいますが、安い牛すじを使っているから実現できているのでしょう。

おいしかったです。

牛丼というと甘ったるい濃い味付けというイメージですが、こちらのひこね丼は意外とあっさりしていました。大葉が効いているかなあ。ご飯の盛りも充分で、ボリューム的にも満足出来ました。

お支払いは現金の他、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済も利用可で、私は楽天ペイで。

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海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 長浜

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大通寺の参拝が終わった時点で10:50過ぎ、長浜駅11:28の列車に乗らないといけないので、駅までの時間を考えると実質30分もないですが、最後に海洋堂フィギュアミュージアム黒壁に向かいます。

「龍遊館」とも書いてあって、何だろうと調べると、ここ長浜・黒壁と大阪・ミライザ大阪城にある海洋堂フィギュアミュージアムを運営するグループ会社のようです

入場料は大人1,000円ですが、私は長浜おでかけパスポートを利用しました。通常フィギュアもしくは缶バッジの入館者プレゼントがあるのですが、長浜おでかけパスポート利用の場合はこれが付いていません。

1階はミュージアムショップになっていて、実際に商品を購入出来ます。ここは入場料無しで入れます。

このガチャガチャ(カプセルトイ)コーナーが入館者プレゼントにもなるようです。

展示室は2階になります。

2階に上がるとエヴァンゲリオンがお出迎え。

第1展示室「海洋堂ヒストリー」。昭和39年(1964年)に大阪・守口市で開業した小さなプラモ屋(模型屋)が海洋堂の始まり。

第2展示室「キャラクターフィギュアの世界」

原型師の紹介。フィギュアコレクターにとってはきっと有名な方たちだと思うのですが、私にはさっぱり・・・

涼宮ハルヒは名前くらいは聞いたことがある。

初音ミクも名前は聞いたことがある。巡音ルカは知らないなあ。

第3展示室「フィギュア自然史博物館」。キャラクターだけではなく、こうした動物などのネイチャーモデルも海洋堂の代表的な作品です。

第4展示室「おまけフィギュア アーカイブ」。

チョコエッグに代表される玩具付きチョコレート菓子などのおまけ?こっちがメイン?の食玩(食品玩具)やガチャガチャに入っているカプセルトイなどのコレクションです。

第5展示室「コレクションギャラリー」。博物館・美術館などの公式モデル、手のひらサイズの博物館「カプセルQミュージアム」シリーズなどの展示。

企画展示室「ジオラマギャラリー」。

こういうボックスの中にジオラマ作品が作成されています。

ものすごい数のフィギュアが展示されており、フィギュアコレクターの方にとってはたまらないミュージアムだと思います。私は特にフィギュアマニアではないですが、子供の頃に親しんだキャラクターを懐かしんだり、フィギュアの精巧さ・美しさに感心したり、それなりに楽しめました。

電車の時間が迫っていたので、私は20分ほどで急ぎ足に見学したのですが、1時間くらい所要時間をかけてじっくり見たかったです。

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長浜別院 大通寺 伏見城・長浜城の遺構が残る「ごぼうさん」

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次は大通寺へ向かいます。

大通寺は江戸時代初期に創建された真宗大谷派(東本願寺)の別院で、「長浜御坊」、「ごぼうさん」とも呼ばれます。

ながはま御坊表参道。石畳で門前町らしい景観が広がります。

参道の入口にアート作品のようなきつねの像がありまして、長浜のゆるキャラ?と思いましたが、ネットで調べると、長浜御坊(大通寺)に住んでいたという「お花きつね」でした。先に行った豊国神社にもありました。

大通寺の玄関となる山門はなかなかの大きさです。その堂々たる姿に圧倒され、これは只者ではない、いかにも格式がありそうな寺院という印象を受けます。

山門を抜けて境内に入ると、やたらと鳩が多いのです。小さな子供などはエサやりで楽しそうですが、近づくと大量のハトが飛び立ち、糞とか落とされたら嫌だなあと気になりました。

本堂は京都・伏見城の遺構で、京都・東本願寺の御影堂として使われた後、ここ大通寺に移築されたもの。国指定重要文化財です。

本堂の脇に拝観受付があります。拝観料は大人500円ですが、私は長浜おでかけパスポートを利用しました。

本堂では説法が行われていたので、大広間・客殿を見学します。大広間も本堂と同じく伏見城の遺構を移築したもので、国指定重要文化財となっています。

本堂と大広間を結ぶ渡廊(太鼓橋)。馬酔木(あせび)展に合わせて、黒壁のガラス工房で制作されたガラスのオーナメントを装飾した「花回廊」となっていました。

大広間・客殿(含山軒・蘭亭)の建物内部は撮影禁止なので画像はありませんが、円山応挙や狩野〇〇といった「開運!なんでも鑑定団」に出てきそうな障壁画や襖絵は見応えがあります。

含山軒庭園。

伊吹山を借景とする枯山水庭園。(伊吹)山を含む景観があるので含山軒と名付けられた?

こちらは蘭亭庭園。

大通寺の春の風物詩「馬酔木展」が開催中でした。

大広間玄関。向かって右手に見えているのが、本堂と繋がる渡廊(太鼓橋)。

庫裏。

庫裏の前にある台所門(脇門)は長浜城の大手門を移築したもの。

江戸時代初期の創建ですので、すごく古いとまではいきませんが、伏見城や長浜城の遺構が移築されていたり、高そうな障壁画・襖絵があったり、なかなか風格のある寺院でした。

私は足早に20分程度で回りましたが、ざっと見るだけなら30分、じっくり見るなら60分程度の所要時間だと思います。

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長浜鉄道スクエア 現存する最古の鉄道駅舎

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続いて長浜鉄道スクエアにやって来ました。

明治15年(1882年)に開業した初代長浜駅舎を保存しています。当時の新橋駅を模して建てられた洋風2階建ての建物は、現存する最古の鉄道駅舎となっています。

現在の長浜駅も初代を模して建てられています。

旧長浜駅29号分岐器ポイント部の展示。

入館料は大人500円ですが、私は長浜おでかけパスポートを利用しました。長浜鉄道スクエアは旧長浜駅駅舎、北陸線電化記念館、長浜鉄道文化館の3つの建物で構成されています。

先ずは旧長浜駅駅舎から。

当時の時間表(時刻表)。

運賃表。

一二等待合室。

旧長浜駅駅舎はこのような部屋に分かれています。

こちらは駅長室。初代駅長・高橋善一氏(後に東京駅長)の写真、歴代駅長名の展示もあり。

北陸線電化記念館は鉄道車両2台の展示がメインです。

ED701(国鉄ED70形1号 交流電気機関車)、日本で最初の営業用60ヘルツの交流電気機関車です。

D51793(国鉄D51形793号 蒸気機関車)、「デゴイチ」の愛称で知られる蒸気機関車です。

改札鋏。

行先標や鉄道車両の製造メーカー名が入った銘板。行先標とかテンション上がるなあ・・・

琵琶湖の水運を担った観光船などのミニチュア模型も展示されていました。

最後に北陸線電化記念館を見学します。

長浜駅が開業した当時、長浜~大津駅(現在のびわ湖浜大津駅)間は鉄道が繋がっておらず、この区間は太湖汽船によろ琵琶湖の水運を利用した連絡船で結ばれていました。

東海道線と北陸線は長浜駅で合流していましたが、明治32年(1889年)7月に東海道線が深谷駅から分岐して米原ルートへ変更が行われました(関ケ原~深谷~長浜から関ケ原~深谷~長岡~米原というルートへ)。現在は米原駅が北陸本線の起点ですが、当初は長浜駅だったんですね。

その後関ケ原~深谷間が急こう配の為、明治33年(1900年)2月関ヶ原から長岡駅(現在の近江長岡駅)へ別ルートが開通し、深谷駅は廃止されました(関ケ原~深谷~長岡~米原から関ケ原~柏原~長岡~米原というルートへ)。

なかなか興味深い歴史でした。

北陸本線で活躍した蒸気機関車。

鉄道写真コンテスト。特に長浜駅や北陸本線に限ったものではなく、下記が長浜鉄道スクエア賞の「タイムスリップ」。伯備線方谷駅(岡山県高梁市)の写真です。木造駅舎にボンネットバス、後方を国鉄型特急列車が走っています。

スケジュールがギチギチで滞在時間はわずか20分しかなかったのですが、長浜駅や北陸本線の歴史を知ることが出来たので良かったです。

長浜鉄道スクエアの後は、同じく長浜おでかけパスポートで利用出来て、目の前にある「慶雲館」を見学したかったのですが、残念ながら盆梅展が終わって、開館期間(3月中旬~12月1日)がスタートする狭間で休館日でした。

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長浜城歴史博物館 展望台からの眺望が素晴らしい

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9:15になったので長浜駅観光案内所へ行き、(ICOCAでGO) 鉄道版ビワイチパスに付いてきた「長浜おでかけパスポート」を引き換えに行きます。

長浜おでかけパスポートは有効期間2日間で、長浜市内13施設に入場することが出来るのですが、2時間しかないので何ヶ所回れるかなあ。私の場合は(ICOCAでGO) 鉄道版ビワイチパスに含まれていましたが、本来の料金は1,500円。

先ずは長浜城歴史博物館へ向かいます。

長浜城は天正元年(1573年)羽柴秀吉(豊臣秀吉)によって築かれましたが、江戸時代前期には廃城となりました。その後昭和58年(1983年)に独立式望楼型3重5階、鉄筋コンクリート造の模擬天守が建設され、長浜城歴史博物館となっています。

一帯は豊公園として整備されています。

秀吉が馬印に使っていたとされる千成ひょうたんの形をしたオブジェ。ちょうどひょうたん形の窓?に長浜城の天守がすっぽり入り、フォトスポットになっています。

当時の長浜城の天守構造は不明なので、伏見城や犬山城をモデルに模擬天守が建設されました。

長浜城歴史博物館の入場料は大人500円。展示品は撮影禁止なので画像はありません。

2階と3階が展示室になっており、この時は「曳山祭関連資料展ー新発見!長浜曳山祭礼図ー」、「豊臣兄弟と長浜」という内容でした。展示品はそれほど多くありません。

5階が戦国パノラマ展望台になっていて、長浜市内や琵琶湖の絶景が一望できます。展示よりこちらの方がメイン?

結局、博物館の見学自体は20分ほどの所要時間で終了。周辺にある長浜城の遺構を巡ってみます。

長浜城天守閣跡。

豊臣秀吉公像。

太閤井戸跡。昭和14年(1939年)琵琶湖が渇水した際に発見されました。但し、この井戸が長浜城時代のものだったかは不明だそうです。

石垣出土地。

長浜城の建物・石垣などは多くが彦根城やその他寺院などに移築・リサイクルされ、ここにはほとんど遺構が残っていません。天守も当時を復元したものでもなく模擬天守であり、観光客にとって是非とも訪れるべき場所というほどではないかなあと思いました。ただ展望台からの眺望は良かったです。

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北国街道沿いに残る長浜の歴史的な古い町並み

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長浜は長浜城の城下町として町が築かれ、江戸時代初期に廃城となった後は北国街道の宿場町や琵琶湖水運の拠点として発展しました。

北国街道沿いには現在も商家の町家・土蔵が残っており、古い町並みを見ることが出来ます。

長浜城から東に延びる大手門通りと北国街道との交差点にあり、このエリアのランドマーク的存在の黒壁ガラス館(黒壁1號館)。明治33年(1900年)に旧第百三十銀行長浜支店として建設されました。国の有形登録文化財。

北国街道を北へ歩いて行きます。

テナントがコロコロ変わっているようですが(それに伴い黒壁〇〇號館も変わる?)、現在は黒壁十三號館ガラス体験アトリエ ルディークとして使われているのかな。

分厚い観音開きの扉がある土蔵造り。

BIWAKOレストランROKU(六)。

うだつ(卯建)ですね。

北国街道の旧中魚屋町通りに入りますと、通りがのこぎりの歯のようにギザギザになっている「武者隠れ道」となります。

武者が身を隠す防衛上の機能を果たすもので、城下町でよく見られます。姫路でも野里地区船場地区にあります。

今度は黒壁ガラス館から南の方へ歩いてみましょう。

長浜の名物料理の一つ、焼き鯖そうめんで有名な翼果楼(よかろう)。ランチをここで食べたかったのですが、列車の時間の関係で断念。

古美術西川。

浄土真宗大谷派の仏教寺院・浄琳寺の太鼓楼。

明治38年(1905年)から大正4年(1915年)にかけて建てられた北国街道安藤家住宅。安藤家は秀吉が長浜の自治を委ねた十人衆を務め、福島にあったデパート「中合」創業家の一つ。

屋敷の門も残っています。

こちらは土蔵。

1874年(明治7年)に建設された木造3階建・八角塔屋付の擬洋風建築「旧開智学校」。国の登録有形文化財。現在はレストランバーとして利用されています。

私が散策したのは朝8時半過ぎだったので人気はほとんどなかったですが、11時過ぎには黒壁ガラス館を中心とする黒壁スクエア周辺は、平日にもかかわらず観光客で結構賑わっていました。特に若い女性グループやカップルが多く、長浜ってこんなに人気があるんだとびっくりしました。

現時点では重要伝統的建造物群保存地区に選定されてはいませんが、行政・住民がやる気になればその資格は充分な町並みだと思います。

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豊国神社 長浜は豊臣秀吉ゆかりの城下町

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旅行最終日になりました。

午前中は長浜を観光することにします。長浜駅に到着したのが8:18で、帰りは11:28発の列車に乗るので、実質3時間ほどです。

長浜といえば、長浜城を築いた羽柴秀吉(豊臣秀吉)ゆかりの城下町。長浜駅前には「秀吉公と石田三成公 出逢いの像」なるものがありました。

先ずは豊臣秀吉が祀られている豊国神社へ向かいます。この日は春の例大祭・講社大祭が開催されるようで、その準備に人が集まっていました。

拝殿にて参拝。

豊国神社の御祭神は、

・豊臣秀吉公
・加藤清正公
・八重事代主命えびす宮
・木村長門守重成公

加藤清正は秀吉の腹心の部下、八重事代主命えびす宮は江戸時代に豊臣秀吉を祀ることがご法度だった時代に前立ち神(いわばダミー)でした。また木村長門守重成は豊臣秀頼(秀吉の三男)を最後まで守護したお方らしい。

顔はめパネル。

秀吉公の座像。

本社の隣に出世稲荷神社が鎮座しています。

稲荷社なので神使の狐がいるのは当然なのですが、なんだか芸術作品みたいなきつねですね。後で長浜の街歩きをしている際にも同じデザインのきつねを何度か見かけまして、ネットで調べましたら、長浜御坊(大通寺)に住んでいたという「お花きつね」でした。

拝殿の天井画は2年半ほど前に修復されたばかり、とても鮮やかできれいです。元々、人間国宝・徳力富吉郎画伯による作でしたが、既にお亡くなりになっており、その弟子の方に補修を依頼したようです。

境内には天満宮も鎮座しています。

大きな亀の形をした石「福万年亀」、これで「福まねき」と読みます。出世・金運・縁談などの幸運招来のご神徳(ご利益)がある精霊石。

こちらは加藤清正公の銅像でした。

全国の豊国神社には「ほうこくじんじゃ」と「とよくにじんじゃ」という2通りの読み方があって、京都・東山にある豊国神社の総本社は「とよくに」、大阪城にあるのは「ほうこく」ですが、ここ長浜は「ほうこく」でした。

豊国神社へは長浜駅東口から徒歩3~4分です。

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ABホテル彦根 彦根駅近く コインランドリー・大浴場あり 宿泊記・口コミ・評判

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彦根ではABホテル彦根(AB Hotel Hikone)に宿泊しました。

シングルAという部屋を予約、料金は1泊税・サ込み・朝食付きで6,000円。現金・クレジットカードの他、QRコード決済も可能だったので、私はd払いで支払いました(電子マネーの可否は未確認)。

ABホテルチェーンに泊まるのは初めてですが、ABとは「Amenity & Bright(快適で明るい)」の頭文字が由来のようです。

彦根駅から徒歩3~4分と移動に便利な立地でした。彦根城へは15分程度、コンビニは2~3分でセブンイレブンがありました。

エレベーターが1基しかないので、朝食・チェックアウト時には少し待つこともありましたが、イライラするほど酷くはありません。

部屋は814号室。シングルAは広さが12.3平米、よくある日本のビジネスホテルという印象です。開業して4年半程度、ピカピカではないですが、まだくたびれた感じもなく清潔です。

ベッド幅は120cmのセミダブルサイズ。

枕は表が羽根のふんわりやわらか、裏はプラスチックパイプのじゃりじゃり系のリバーシブル?です。

枕元には時計、ライトのスイッチ、電源コンセントが2口。

パジャマは2ピースタイプでうれしい。

狭い部屋ながらちゃんとしたデスクがあります。

デスク前に電源コンセント2口と有線ケーブルあり。ベッド周りも含めて、USBポートはなかったです。

デスク下には冷蔵庫。

ヘアドライヤー、ティッシュ、カップ、インスタント緑茶、電気ケトル、加湿器。

ラゲッジラック。

ハンガー3個に消臭スプレー。

姿見の鏡、靴ベラ、スリッパ。

バスルームは典型的なユニットバスですが、圧迫感はありません。

底が斜めで排水口が端っこにある洗面ボウルは、以前もどこかのホテルで見たことがあります。水が垂直に当たらないから、飛び散りにくい効果があるのかな?

バスタブも予想外にゆったりしていました。

フェイス&ハンドソープ&シェービング、ボディソープ、シャンプー、トリートメント。

タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。

アメニティグッズはレセプションに置いてあるので、必要なものを各自持っていくスタイルです。

朝食は1階のカフェにて6:30~9:00、和洋食のビュッフェスタイルです。料理を置いてあるビュッフェ台周りが狭くて混雑していました。

料理の品数や質は良くもなく悪くもなく、ビジネスホテルとしてはごく普通です。1泊の私には充分な内容でした。

館内設備は1階のロビー階に集約されています。

コインランドリーには洗濯機・乾燥機が各3台設置されています。料金は洗濯機300円、乾燥機200円/30分。

(参考)彦根 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・旅館

自動販売機はソフトドリンクの他、ビール・缶チューハイなどのアルコール類もあり。

製氷機。

電子レンジ。

男女別の大浴場。利用時間は16:00~2400、6:30~9:00。

(参考)彦根・近江八幡・東近江 大浴場付きのビジネスホテル・旅館

これといってネタになるような特徴はないのですが、設備・アメニティも抜かりなく、チェックイン前・チェックアウト後に荷物を預かってもらったのですが、スタッフの対応も親切で気持ち良く泊まれました。

大手のホテルチェーンではないので、知名度もそこまで高くなくて地味ですが、やるべきことはきちんとやっているという印象で悪くなかったです。

ABホテル彦根の客室タイプ・料金を調べる

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彦根 麺類をかべ 近江ちゃんぽん発祥の店

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彦根のご当地グルメにはどんなものがあるのか調べていたら、近江ちゃんぽんなるものの存在を知りました。

夕食はその発祥店とされる「麺類をかべ」にやって来ました。彦根銀座商店街にあります。この通りは平和堂の一号店があったり、かつては賑わった商店街だったと思われますが、現在はかなり寂れた雰囲気です。

店内はカウンター席と座敷席があります。平日の午後6時頃ですが、私の他にお客さんは一人だけ、ちょっと寂しい感じです。

私はカウンター席へ。町中華といえば目の前に調理場があるというイメージですが、ここはキッチンが店の奥にあります。カウンター席に座っていると、なんだかスナックみたいな雰囲気。

目の前に「をかべの歴史」なる貼り紙がありました。昭和38年創業で、「元祖彦根チャンポン発祥店」、「現在をかべは当店のみ」だと。一般的に近江ちゃんぽんという言葉が普及しているようですが、ここでは「彦根ちゃんぽん」と呼んでいます。

実は近江ちゃんぽん発祥店を名乗る店は他にもあります。それが近江ちゃんぽん亭(旧ちゃんぽん亭総本家)です。こちらはチェーン展開していて、下記の画像は彦根駅前本店ですが、「麺類をかべ」の看板を掲げていますね。

近江ちゃんぽん亭は滋賀県出身のお笑い芸人・ダイアンをイメージキャラクターに起用し、大々的に宣伝しています。ゴイゴイスープにゴイゴイ酢ーーー!

近江ちゃんぽん亭のHPにも近江ちゃんぽんの歴史が書かれており、発祥は昭和38年創業の麺類をかべであることは一致しています。

かつて麺類をかべはチェーン展開?暖簾分け?でいくつか店舗があり、そのうちの一部の店舗を昭和61年に現在の近江ちゃんぽん亭の創業者が引き継ぎ、昭和63年に「ちゃんぽん亭をかべ」へ屋号変更したそうです。人気メニューだったちゃんぽん一本に絞ったのかもしれませんね。まあ近江ちゃんぽん亭も麺類をかべの流れを汲む店であることは間違いないようです。

本家の麺類をかべとすれば、分家的な存在の近江ちゃんぽん亭がチェーン展開で成功し、情報発信力を武器に自らを発祥店とアピールされるのが我慢出来ないということかもしれません。

メニューはこちら。ちゃんぽん以外に中華そばとチャーシュー麺もあります。

私はちゃんぽんとミニチャーハンのセット1,200円を注文。メニューに100円UPで野菜多いめとあったので、それもお願いしたのですが、「最近野菜(特にキャベツ)が高くて・・・」と断られました。

ということで普通のちゃんぽんですが、キャベツ・水菜・もやし・人参・きくらげ・・・それなりに野菜はたっぷり入っています。しゃきしゃきの食感を残すためだと思いますが、キャベツが結構ごわごわでした。しばらくスープに浸していると、少し軟らかくなってきますが。

チャーハンは凡庸というか・・・もう少し頑張って欲しいかな。

野菜の他には豚肉も入っています。

麺は普通の中華麺です。長崎ちゃんぽんは豚骨・鶏ガラをベースにした白濁したスープですが、近江(彦根)は和風の透き通ったスープであっさりやさしいお味。

これといって特徴があるわけではありませんが、普通においしく頂きました。ただ私が入店した時は、お客さんも少なく、店主のご夫婦はかなり年配で元気がなく、何となく暗い雰囲気が漂っていたのが気になりました。

翌日、近江ちゃんぽん亭の大津駅前店で食べました。近江ちゃんぽん亭は良くも悪くもチェーン店という印象ですが、圧倒的に活気がありました。

また近江ちゃんぽん亭のHPを見ていると、長崎や近江以外にも全国にご当地ちゃんぽんって結構あるんですね。

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七曲がり仏壇街 350年の歴史を誇る彦根の伝統産業

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多賀大社からの帰路、彦根駅の2つ手前の彦根口駅で下車します。

さきほど乗って来た近江鉄道の線路を渡ると、県道207号線に出ます。

この通りは中山道から分岐して彦根城下へ向かう彦根道という脇街道で、ポツポツと町家などの古い町並みが残っています。すぐそばの河原町芹町地区と違い、重要伝統的建造物保存地区になっているわけではないですが。

彦根城下へ向かう道ということで、防衛の役割を果たしていたのか、曲がり角が多くて「七曲がり」と呼ばれています。

村岸家住宅は江戸時代後期の町屋建築。

このあたりから仏壇店が目立つようになります。

彦根の仏壇は350年以上の歴史がある伝統産業です。元々は武具・武器職人だったのが、江戸期の戦争のない平和な時代になったので、武具の需要が減り、仏壇へ鞍替えしたとされています。

また曲がり角。

仏壇製造は工部七職といって、7種の工程の職人による分業制で成り立っています。その七職は、木地師(きじし)、塗師(ぬし)、金箔押師(きんぱくおしし)、宮殿師(くうでんし)、彫刻師(ちょうこくし)、蒔絵師(まきえし)、錺金具師(かざりかなぐし)、こちらの白金屋さんは代々錺金具師の老舗。

町屋建築が続く中で突如現れる旧秋口家洋館。大正5年(1916年)に建てられ、歯科医院として使われていました。国の登録有形文化財。

玄関上の屋根には、鍾馗さん(しょうきさん)?中国の神様で、魔除け・厄除けとして関西圏の商家でよく見られます。

旧秋口家洋館の角を曲がって、こちらは土蔵でしょうか。

主屋からつながっています。

ちょっと屋根が傾きかけている町屋。

吉田醤油醸造場という醤油屋さん。古い町並みには醤油蔵、酒蔵が似合いますね。

袖壁のような卯建(うだつ)のような・・・

またまた曲がり角。

こちらの登録有形文化財の町屋はカフェや賃貸住宅として活用されています。

空き町屋の所有者と活用希望者のマッチングを行う「小江戸ひこね町屋情報バンク」が入っているのは旧佐藤家住宅。昭和7~9年(1932~1934年)頃の建築で登録有形文化財。

この辺りから更に仏壇屋さんが多くなってきます。

県道206号線で右折し、芹橋を渡って彦根城下の方へ向かって行きます。

観光名所ではありませんが、彦根の歴史の一端を窺える通りでした。

七曲り仏壇街周辺の地図とホテル

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