スグブ チャイニーズ ヘリテージ ミュージアム 展示がスカスカのがっかり博物館 セブシティ

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マゼランクロスからセブ市役所を過ぎた先にあるスグブ チャイニーズ ヘリテージ ミュージアム(Sugbu Chinese Heritage Museum)にやって来ました。

博物館名のスグブ(Sugbu)とはセブの古い呼び名で、漢字で書くと束務/宿霧。

ところでCebuの発音って「セブ」で合っているんでしょうか?飛行機の機内アナウンスなども含めて、現地の人の発音は「シブ」にしか聞こえないのですが。

ミュージアムは1914年に建てられた歴史的建築物の「Gotiaoco Building」を改装したもの。Gotiaocoはセブパシフィック航空、ロビンソンズなどを傘下に持つJGサミット・ホールディングス(ゴコンウェイ)財閥の創業者ジョン・ゴコンウェイの祖父・Pedro Gotiaoco氏の名前がら取られています。

実は前日も来たのですが定休日でした。金土日しか営業していないようです。入場料は大人120ペソ。

中国とセブ間の貿易に使われていたジャンク船のレプリカが展示されています。

その周りに交易品。

中華系商店が並ぶマーケットを模した通りになっているのですが・・・

店舗は立体的なジオラマではなく、絵に描いたパネルで、いかにもお金をかけていない安っぽい作りです。

中2階の展示は、スペインに植民地化される前のセブの様子を表現したジオラマ。周辺からマレー系住民がやって来て、交易をおこなっていたようです。

3階に上がって来ましたが、広いスペースに全く見合わない展示物の量です。入場客がほとんど来ないせいでしょうか、このフロアはエアコンも効いておらず、めちゃくちゃ暑かったです。

ビルの改修前・改修後の画像。

中国からの陶磁器を中心に展示されています。

広大な空きスペース。

建物は歴史的建造物で立派ですが、展示物は見るべきものがほとんどなく、これで入場料取って営業するの?というレベルです。それでもグーグルマップの口コミ数は余り多くないものの、評価4.3になっているんですよね。ほんまかいな。

東南アジアの華僑・華人の歴史・文化などに興味があるので、結構楽しみにしていたのですが、全く残念な内容でした。昨日の休みの時点で諦めておけば良かったです。

マゼランクロス周辺の地図とホテル

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Ngohiong/ンゴヨンという中華スナックでランチ セブシティ・コロンストリート周辺

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コロンストリート周辺を散策し、ランチは前日の夜にネットで検索している際に知ったNgohiongを食べようと思います。中華系の料理・スナックみたいなんですよね。

やって来たのは、コロンストリートの1本南側、Vicente Gullas StreetにあるCHINESE NGOHIONGという食堂。コロンストリート周辺は古くからの中華街・チャイナタウンです。

メニューはこちら。ショーケースに出来上がった料理・スナックが並んでいて、そこで注文・支払いし、自分でテーブルへ運びます。

テーブルに持ってきたのですが、箸もフォーク・スプーンもないなあ。周りを見回すと、ビニール袋を手にはめ、手づかみで食べています。注文したショーケースの横にビニール袋が置いてありました。

このビニール袋をして手づかみで食べるのは、フィリピンの庶民的な店・屋台などでは一般的みたいですね。手の形をしたビニール手袋のところもあれば、四角い普通のビニール袋のところもあります。

真ん中のがNgohiong、思ったより大きかったので1個にしました。揚げ物ばっかりだしね。Ngohiong=ンゴヒオン/ゴーヒオンと思っていましたが、どうもンゴヨンのような発音です。

他にクラブミート(蟹肉の甲羅詰め揚げ)、シオマイ(焼売)、ミートボール、PUSOを注文。

そのンゴヨンですが、揚げ春巻きのような見た目ですが、豚肉のミンチと野菜を五香紛・醤油・オイスターソースなどで味付けし、腐竹皮(乾燥湯葉)で巻いて油で揚げたもの(揚げる前に蒸す場合もあり)。ああっ!マレーシアのローバッ(Lor Bak/滷肉)と同じだ。漢字だと五香肉卷ですね。

Ngo Hiongの語源は福建語(閩南語)の五香です。Ngo Hiang(ゴーヒアン)と表記するケースもあります。フィリピンではセブシティが発祥?本場?らしく、キキアム(Kikiam)とも言うそうです。

PUSO(プソ)はヤシの葉で編んだ容器に米を入れ、お湯に浸して炊いたもの。セブのあるビサヤ諸島でよく主食として食べられるらしい。

ドリンクにペプシコーラを注文して、お勘定は合計99ペソ(274円)と激安、だけどおいしかった。五香粉大好きですし。東南アジアのストリートフードらしい食事でした。

コロンストリート周辺の地図とホテル

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1730 イエズス ハウス 倉庫の中に築約300年の古民家 セブシティ

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さきほどのヤップ・サンディエゴ・アンセストラル・ハウスの近くにもう1軒公開されている古民家があるので行ってみましょう。

こちらの1730 イエズスハウス(1730 Jesuit house)です。名前の通り、1730年に建てられ、その後はイエズス会の本部として使用されていた建物。Museo Parian sa Sugboとも呼ばれています。Museo=ミュージアム・博物館、Parian=スペイン統治時代に設置された中国人居住区・チャイナタウン、Sugbo=セブの昔の呼び名。

入口はどう見ても倉庫・資材置き場です。

入って左手が資材置き場、右手に事務所のような建物があります。入場料は100ペソでガイドの方が案内しながら説明して回る、完全なガイドツアースタイルとなっています。

資材置き場の奥に古民家兼博物館が残されています。

1階は中国人居住区(チャイナタウン)であるパリアンを中心にセブシティーの歴史などが分かる展示になっています。

当時の周辺のミニチュア模型。向かって右下が1730イエズスハウス。

スペイン統治下のフィリピンでは1階がレンガ・石造り(ルソン島ではレンガ、セブを含むビザヤ地方はサンゴ石灰石が多い)、2階が木造のバハイナバトという建築様式が発展しましたが、この建物は2階の壁もサンゴ石灰岩となっています。

一番下の層(の石)が建築当時のものと言っていました。

2階へ上がります。

2階は居住スペースの展示です。

建築様式・建物の特徴を説明したパネルがあり。

こちらは屋根の特徴です。

こちらのキッチンは2階で繋がった別棟になります。

こんな資材置き場の奥に、築300年近い歴史的建造物が残されているとは思いもよらないでしょう。

ヤップ・サンディエゴ・アンセストラル・ハウスに比べると知名度が低いのか、私以外に見学客はいませんでした。ガイドがずっと付いて回って説明してくれるのはありがたいのですが、自分のペースで見学したいなあとも思いました。

ヘリテイジ・オブ・セブ・モニュメント周辺の地図とホテル

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築300年超 ヤップ サンディエゴ アンセストラル ハウス セブシティのチャイナタウン

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ホテルをチェックアウトし、コロンストリート(コロン通り)へやって来ました。「コロン」の名称はコロンブスが語源で、16世紀後半に舗装されたフィリピン最古の通りとされています。

コロンストリート周辺は治安が悪いと言われますが、ごちゃごちゃしたいかにもアジアという感じのダウンタウンで、昼間であればスリに気を付ける程度の緊張感を持っていれば、過度に警戒する必要はないと思いました。

コロンストリートとオスメニャブールバードの交差点にあるメトロデパート。

スペイン統治時代にはフィリピンの主要都市にパリアンという中国人居留区・チャイナタウンが設置され、セブシティではコロンストリートの西側が該当します。このエリアには歴史的建造物の古民家なども残っています。

「ヘリテージ・オブ・セブ・モニュメント」はセブで起こった歴史的出来事を表現した巨大なモニュメント・芸術作品です。

ヘリテージ・オブ・セブ・モニュメントのすぐそばにある「ヤップ・サンディエゴ・アンセストラル・ハウス/Yap Sandiego Ancestral House」にやって来ました。ここは17世紀後半(1675~1700年頃)に建てられたセブ最古の民家です。

ガイドブックを含め日本語のメディアではそれほど採り上げられていない印象ですが、結構人気の観光名所みたいで入場する人が多かったです。

元々裕福な中国人商人・ヤップ氏の邸宅として建てられました。福建語もしくは客家語で「ヤップ=葉」姓です。その後子孫がサンディエゴさんと結婚し、ヤップ・サンディエゴ・アンセストラル・ハウスと呼ばれるようになりました。

1階が石造り(サンゴ)、2階は非常に硬い「モラベ」と呼ばれるシソ科の植物の木材が使われた木造です。1階が石造り・2階が木造というのは、スペイン統治下のフィリピンで発展した「バハイ・ナ・バト(石の家)」と呼ばれる建築様式ですね。世界文化遺産に登録されているイロコス・スル州のビガンが有名です。

入場料は100ペソ。適当な人数が集まったところで簡単なガイダンスがあり、後は自由に見学するというスタイルです。

2階にも上がってみましょう。

邸内はアンティークな内装・家具・調度品で埋め尽くされており、若い女性が自撮りしまくっていました。

一見中国(道教)の神様が祀られている祠かと思いきや、華人もカトリックに改宗して(されて)いるので、イエス・キリスト像が安置されていました。

それでも多少は中国風の調度品があります。

孫悟空のモデル、斉天大聖。

もちろん改修されていて、オリジナルなのは一部分だけだと思いますが、300年以上前の家屋が残っているなんて貴重ですね。

ヤップ・サンディエゴ旧邸周辺の地図とホテル

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バイクタクシーでセブ道教寺院へ

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セブ2日目、朝食を済ませた後、ホテルをチェックアウトする前にセブ道教寺院へ行きます。

行き方をネットで調べると、サドロン(Sudlon)までジープニー、そこから山を登っていく脇道に入っていくのですが、脇道の入口で待ち構えているバイクタクシーで途中のセキュリティゲートまで、それ以降は徒歩となるようです。

ジープニー路線図を見ると、サドロンを通るのは04の付く路線なのですが、どれもホテルの近くは通っておらず、唯一04Mという路線がホテル前にあるアヤラセンターのPUV(Public Utility Vehicle)ターミナルから出発するようです。

PUVターミナルは2階建てになっていて、04Mは1階から出るようです。が、全く別の路線番号が書かれたジープニーが停車しており、客引き?運転手?から声を掛けられたので聞いてみると、04Mは来ないよと。15分ほど待ったものの来る気配がなく、04M路線は諦めました。

他の04番台のジープニーが通っているバス停まで徒歩8分に対し、サドロンまで歩いても22分なので、もう直接歩いていくことにしました。

結局サドロンへ向かっている途中でバイクタクシーに声を掛けられたので、乗っていきました。疲れはなかったのですが、この後の観光・街歩きに備えて体力温存です。

セキュリティゲートまで料金は40ペソでした。サドロン(脇道の入口)から乗ると30ペソらしい。ちなみに帰りもセキュリティゲートからホテルまでバイクタクシーに乗ったのですが、50ペソでした。

セキュリティゲートのところでガードマンからIDカードの提示を求められました。パスポートはホテルに置いてきちゃったよと言うと、諦めたのか台帳のようなものに名前だけ書かされました。後で思い出しましたが、フィリピンのSIM認証用にパスポートのメインページの画像をスマホに保存していたんだった。

ここからは徒歩でセブ道教寺院へ向かいます。ガードマンに聞いたら5分と言っていましたが、たぶん10分くらいだろうな。一帯はビバリーヒルズというセブ一の高級住宅街となっています。

セブ道教寺院が見えてきました。

セキュリティゲートから6~7分でした。定光寶殿と書かれた立派な門をくぐると、駐車場になっていたのですが、寺院への階段は閉鎖されていました。

少し先の小さな出入口から登っていきます。入場は無料です。

階段途中の東屋。

正面に本殿が見えてきました。

中央に九重天老祖・玉皇二太子・玉皇三太子など多くの神像、向かって右手には太上老君(老子)・元始天尊・霊宝天尊の道教の三清、左手には阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来の三世仏が祀られています。

堂内撮影禁止は理解していたのですが、中央に祀られている全ての神様を記載した札があったので、それだけ撮影出来ないかお願いしてみたのですが、やはりダメでした。

本殿前の七重塔。

福建省莆田市の総本山・湄洲媽祖祖廟から分霊されたと思われる湄洲天上聖母が祀られた天后宮(媽祖廟)。

こちらは福徳正神が祀られた土地宮。正面から撮影しようとスマホを構えたら、すごい勢いで係員がやって来て怒られ、スマホの画像データまで確認されました(スマホを構えただけで撮影前でした)。内部が撮影出来ないのは理解していましたが、外からでも正面は撮影禁止のようです。

龍の像と万里の長城を模したとされる城壁。

本殿の上にある凌霄殿。おそらく道教の実質的な最高神である玉皇大帝(天公)を中心に祀られていると思います。

本殿の屋根。

観音菩薩を祀る観音亭。

セブシティーの眺望。

観光客向けで、立地からしても大半の華人信者は神事・お祭りの日だけやって来て、日常的に参拝する生活に根付いた道教寺院という感じではなかったです。

セブ道教寺院周辺の地図とホテル

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レッドリザードでメキシコ料理の夕食 アヤラセンター・セブ

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ホテルにチェックインすると、さすがに昨日から徹夜で移動&観光した疲れが出てきて、すっかり寝込んでしまいました。

目が覚めるともう夕方になっていました。夕食は遠くへ出かけて行く気力がないので、近場のアヤラモールで食べることにします。

グーグルマップで物色して決めたのが、こちらのレッドリザード(Red Lizard)というメキシコ料理のレストラン。

かつてメキシコとフィリピンは「ヌエバ・エスパーニャ(新スペイン)」というスペインの植民地でした。首都はメキシコシティで、フィリピンもその管理下に置かれ、アカプルコとマニラの間でガレオン船による貿易が行われていました。

レッドリザード=赤いトカゲという意味ですが、メキシコプロレス「ルチャリブレ」のレスラーみたいなキャラクターです。

カウンターで注文と支払いを済ませ、テーブルで待つというファストフードのようなスタイルです。出来上がった料理はテーブルまで運んできてくれます。

お客さんは少なかったのですが、デリバリーではちょこちょこ注文が入っているようで、配達員が何度か出入りしていました。

本当はカラマンシー(柑橘類)が良かったのですが、今はないとのことでマンゴージュース。ECOに気を使っているのか、紙ストローでした。そういえばフィリピンはコンビニのレジ袋もビニール(プラスティック)ではなく紙袋なんですね。

先ずはタコスが出てきました。メニューにタコスは皮が硬いトルティーヤ(トウモロコシ)のものと軟らかい小麦粉の2種類がありまして、私はトルティーヤの方を注文。

タコミートとか具が溢れて食べにくいですけど、おいしかった。

メインはナチョスと迷ったのですが、米が食べたかったので、ARROZ A LA PLANCHAを注文。ARROZ(アロス)はスペイン語でコメという意味ですが、A LA PLANCHAは鉄板焼き?おそらく鉄鍋で炊き上げるパエリアに近い料理ではないかと。

コメはパラパラの長粒米、何のスパイスが入っているのか分かりませんが、めちゃ好みでした。

パエリア風の上にハンバーグと目玉焼きが乗っていてロコモコ丼風。でもグレービーソースではなく、さっぱりサルサソース的なものがかかっています。ハンバーグは脂が少なめで肉々しい感じ。

どれも本当においしかったです。

お勘定は

マンゴージュース PHP139
タコス PHP139
アロス ア ラ プランチャ PHP269
合計 PHP547(1,515円)

フィリピンは飯が不味いという先入観が強かったのですが、初日の1発目と2発目の食事はどちらもおいしくて、幸先の良い旅のスタートとなりました。

アヤラセンター・セブ周辺の地図と

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マンダリンプラザホテル セブシティー アヤラセンター近く 旅行記・口コミ・感想

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セブ初日はマンダリンプラザホテル(Mandarin Plaza Hotel)に宿泊しました。

デラックス キングルームという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで2,382ペソ(6,221円)でした。

チェックイン時に2,000ペソのデポジットが必要です(特に問題なければ、チェックアウト時に返金されます)。クレジットカードでも可ですが、15日後にキャンセル手続きをするとのことで、面倒臭いことになっても嫌なので、おとなしく現金にしました。

朝8時前に荷物を預ける為にホテルへ到着。徹夜で移動して来て、疲れ・眠気もMAXなので、無料でアーリーチェックイン出来ないかなあなんて淡い期待もしましたが、さすがにそれは甘かったです。でも10時半か11時には部屋が準備出来ますからと言って頂き(今すぐチェックインするなら1,000ペソの追加料金とも)、実際に12時前に戻ってきてチェックイン出来ました。尚、ホテルの正式なチェックイン時刻は15時となっています。

ロケーションはアヤラモール(アヤラセンター)の目の前にありますので、食事・買い物・両替など非常に便利です。コンビニも道の向こう側にセブンイレブンがありますが、渡るのに少し遠回りしないといけないので徒歩2分程度です。

またアヤラモールに隣接したPUV(Public Utility Vehicle)ターミナルというジープニーターミナルもそばにあります。PUVターミナルに行かなくても、ホテルを出てすぐにオスメニアサークル経由コロン通り方面へ行くジープニーがよく停まっていたので(ここが始発)、個人的な観光ニーズにばっちりで非常に便利でした。

外国人観光客にはジープニーの路線図が把握しきれないですが、アヤラモールを通る路線は多く、車体にAYALAと書かれたジープニー(中型バスを利用したモダンジープニー含む)はたくさん走っています。とにかくアヤラモールを目指せばホテルに帰れるので、タクシー/Grabをほとんど使わずに観光出来ました。

部屋は1904号室。ホテルは26階まであります。広さは29㎡と東南アジアのホテルとしては特別広いわけではないですが、最近日本国内のビジネスホテルに泊まる機会が多いので、やけに広く感じます。

ベッドの寝心地はごく普通。

ベッドサイド両側に電源コンセントが2口あり(どちらも1口はライトに使われていますが)。

シーティングエリア。

窓からの眺望。セブシティは思っていた以上の都会でした。セブシティの人口は100万人弱、周辺も含めたセブ大都市圏(メトロ・セブ)だと二百数十万人。

早朝なので車はあまり走っていませんが、日中は結構渋滞します。

ライティングデスクの広さは充分です。テレビチャンネルにはNHKワールド(英語放送)がありました。

ラゲッジラック脇のサイドボードには、ペットボトルの水2本、電気ケトル、インスタントコーヒー、コーヒー用のタンブラーが置いてあります。

その下にセーフティボックス。

冷蔵庫は電源コンセントの横のスイッチをONにする必要あり。

がら~んと広いクローゼット。ハンガーのみでスリッパも置いてなかったです。

そしてどーんと消火器があって面喰いましたが、この後に泊ったホテルも同様でしたので、フィリピンの法律で設置が義務付けられているのでしょう。

続いてバスルーム。

トイレに東南アジアではお馴染みのホース式/ハンド式のウォシュレットが付いていませんでした。

洗面台はやけに(高さが)高い気がしました。

固定式のヘアドライヤー。

紙コップ、歯ブラシ・歯磨き粉、固形ソープ、ハンドタオル。ハンドタオルとバスタオルは多少黒ずんでいました。

このクラスのホテルには珍しくバスタブ付きで、広さもかなりゆったりしているのですが、非常に浅いです。

ハンドシャワーのみならずレインシャワーもあり。このホテルがというより、セブ自体がそうなのだと思いますが、硬水のせいか泡立ちが悪いように感じました。

ボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー。

朝食は6:00~10:00の時間帯でビュッフェスタイルです、料理の質・バラエティ共に可もなく不可もなく。テンションが上がる内容ではありませんが、大きな不満もありません。

館内設備としては3階にスイミングプール、フィットネスジム、サウナがありますが、休止中でした。

部屋や設備は少し古い大型ホテルという印象を受けました。立地・交通の便という点では非常に良かったと思います。大きな不満はないですが、「悪くはなかった」程度で、積極的に泊まりたいという気持ちにはならなかったです。

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ハウス・オブ・レチョンで子豚の丸焼き セブシティ

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ホテルへチェックインする前に昼食にします。

セブ一発目の食事は「レチョン」にしようと思っていました。レチョン(Lechon)とは子豚という意味のスペイン語で、フィリピンではお祭りやお祝いの日に食べられる子豚の丸焼きです。

豚の丸焼きはタイのムー・ハンやインドネシア・バリ島のバビグリンを何度か食べたことがあります。私は牛・豚・鶏の中では、豚肉が一番好きなんですよね。

セブにはいくつかレチョンの有名なチェーン店がありますが、ホテルやアヤラセンターから近いハウス・オブ・レチョン(House of Lechon)というレストランに行きました。アーチビショップ・レジェス・アベニューという大通りからアカシアストリート(Acacia St.)に入ったところにあります。

店内に案内されると、子豚の丸焼き屋とは思えない洒落たインテリア。

そしてかなり広いです。平日の午前11時前にもかかわらず、そこそこお客さんは入っていまして、その後もどんどん増えていました。さすが人気店なだけはあります。

こちらがメインであるレチョンのメニュー。オリジナル・カルカル・レチョンとスパイシー・レチョンの2種類があります。CARCAR(カーカー?カルカー?カルカル?)の意味が分かりませんが、とりあえずオリジナルにしましょう。注文は1/8kg=125gからですが、1/4kg=250gはいけるでしょう。

後でCARCARを調べたら、セブシティから南へ40kmほど行ったところにある、レチョンで有名・本場といわれる都市の名前でした。

とりあえずフレッシュ・フィリピン・レモン(おそらくカラマンシーという柑橘類)ジュース。

すぐにレチョンも運ばれてきました。木の皿を逆さまにしたら、豚さんのお顔になっています。鼻のところに置かれているのがソースです。

うまそう・・・

タイやインドネシアで食べた豚の丸焼きはパリパリに焼かれた皮が主役だったのですが、フィリピンのレチョンは肉の方も存在感がありますね。肉には薄く味付けされているのかな。ソースを付けず、そのままでもいけました。

プレーンライス。フィリピンではどこもお椀に入って出てきます。

私はやっぱり皮の方がより好きでした。炭火焼のスモーキーな香りに、少しだけ付いている肉の脂の甘みも相まって最高です。

250gでもかなりお腹が膨れて、最後は少し味が単調に感じてきました。それでも何とかレチョンは完食。

もう一品注文していたクリスピー・カンコン。カンコン(空芯菜)のフライですが、油・衣の味しかしないし(それにマヨネーズを付ける)、レチョンでお腹いっぱいになったので、少し手を付けただけでギブアップ。余計な注文でした。

帰りにオープンキッチンを撮影。既に焼きあがった子豚を切り分けている工程だけですが。

お勘定は

オリジナル・カルカル・レチョン(1/4kg) 545ペソ
プレーンライス 70ペソ
クリスピー・カンコン 199ペソ
フレッシュ・フィリピン・レモンジュース 95ペソ
合計 909ペソ(2,518円)

お腹いっぱいにもなったし、大満足のランチでした。でも世界的なインフレの影響か、レチョンがすごい勢いで値上げされていますね。

2~3年前の口コミを見たら、1/4kgで200ペソ台と現在の半分くらいの値段。その頃のメニューには1/8kgなんてないんですよ。値段が高くなって新たに設定したのかもしれません。

アヤラセンター・セブ周辺の地図と

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サンペドロ要塞 フィリピン最古で三角形の要塞 セブシティー

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サントニーニョ教会・マゼランクロスから次はサン・ペドロ要塞というド定番の観光コースです。

サン・ペドロ要塞はスペインのコンキスタドール(征服者)で後に初代フィリピン総督となったミゲル・ロペス・デ・レガスピらにより1565年から建設がスタートしました。さきほどのサントニーニョ教会と同じですね。

建設当時は木製だったようで、17世紀初めからイスラム教徒の海賊対策として石造りの要塞が築かれはじめ、現在の要塞は1738年に完成したとされています。

延々と城壁が続いているように見えますが、それほど長くないです。

入場料は30ペソ。

中に入ると、城壁に囲まれた庭園のようなスぺースに出ます。セブシティーでは日本人観光客をほぼ見ませんでしたが、ここでは団体ツアー客に遭遇しました。

中からは分かりにくいですが、グーグルマップの航空写真を見れば要塞が三角形になっているのがはっきり分かります。

城壁の上へ登ってみましょう。

大砲。現在は海から100メートル近く離れていますが、建造当時は岬に位置し、三角形の2辺は海に面していました。

稜堡(要塞の角の部分)にある見張り台?

ぐるっと三辺の城壁を歩いてもあっという間です。

向こうに見えているのは、セブ中央郵便局。後ろ向きですが、手前の銅像はアントニオ・ピガフェッタというイタリア人航海者。マゼランの世界一周に同行し、セブにも上陸しています。ラプラプに殺害されたマゼランをはじめ、当初約270名の船団も多くが命を落とし、スペインにまで帰り着いたのは18名だけでしたが、アントニオ・ピガフェッタは生き残った中の一人で、航海中の詳細な記録を残しました。

火炎樹(ホウオウボク)の鮮やかな紅緋色が美しい。

サンチャゴ要塞などいくつもの要塞に囲まれたマニラ・イントラムロスに比べると、サンペドロ要塞は非常に規模が小さいのですが、フィリピンで最古の要塞です。

歴史的な価値は別にして、見学していてもあまり面白味はない・見応えがないかな。ずっと昔に来た時も同じような感想だったことを思い出しました。

サン・ペドロ要塞周辺の地図とホテル

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セブ サントニーニョ教会 フィリピン最古のカトリック教会

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ホテルに荷物を預けて、チェックイン時間までセブ観光をすることにします。

先ずはサント・ニーニョ教会にやって来ました。セブに来るのは3度目で、初めて来た時にいわゆるベタな観光名所は行ったのですが、再訪してみようというものです。

サントニーニョ教会はスペインのコンキスタドール(征服者)で後に初代フィリピン総督となったミゲル・ロペス・デ・レガスピらにより1565年に創建、フィリピン最古のローマ・カトリック教会とされています。尚、現在の建物は1740年に再建されたもの。ちなみにマニラ・イントラムロスのサン・アグスチン教会マニラ大聖堂が1571年の創建です。

フィリピン人の観光客が多く、彼・彼女らもバシバシ画像撮影しているので、私も浮かなくてありがたい。

こういう教会の飾り棚みたいなのって、レタブロ(Retablo)って言うんでしたっけ?

前方の向かって左手に、ひっきりなしに人がやって来る礼拝室みたいなスペースがあります。

皆さん、ガラスに額や手を当てたりして、真剣にお祈りしています。もしかして、あれが有名なサントニーニョ像?スペイン語でサントニーニョは直訳すると「聖なる少年」、つまり「聖なる幼きイエス」です。

このサント・ニーニョ像は、レガスピがセブへ上陸するより前、マゼランがセブへやって来て、セブのフマボン王(族長)とその妻であるファナ女王らが洗礼を受けた際に贈られたもの。

サント・ニーニョ像の前へ行く人たちの行列。大した行列ではないのですが、信者でもない私が行っても場違いで失礼な気がしたので、止めときました。

サントニーニョ教会を出たところにマゼランクロス。こちらも有名な観光名所ですので、写真撮影している人が多いです。

マゼランクロスとは、ポルトガル人でスペイン国王の援助を受けた探検家のマゼランが1521年4月21日にセブ島へ到着後、ここで打ち立てた十字架のこと。サントニーニョ教会より歴史が古いです。尚、十字架のある八角形の礼拝堂は1834年に建てられたもの。

天井にはセブのフマボン王(族長)とその妻であるファナ女王らが、洗礼を受ける様子の宗教画が描かれています。彼らがフィリピン初のキリスト教徒となったのです。向かって左手にサント・ニーニョ像らしきものが描かれています。

我々が見ているのはTindaloという木で出来た十字架で、その中に本物の十字架が納められているようです。

サントニーニョ教会とマゼランクロス、スペインによるフィリピン統治・植民地支配の始まりの地だったんですね。

以前は単に有名な観光名所に来ただけという感じでしたが、今回はセブの歴史を知る良いきっかけになりました。

サント・ニーニョ教会周辺の地図とホテル

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