アロースター イギリス統治時代の歴史的建造物とクダの歴史

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あまり観光地というイメージがないアロースターですが、街歩きをしているとイギリス統治時代を中心に古い建物が残っていました。

クダ州(当時のクダ王国)の歴史を調べると、シャム軍に侵攻された1821年以降はシャム(現在のタイ)の支配下にありましたが、1909年のアングロ・シャム条約により国境が定められ、英領マラヤ側に組み込まれました。ですので、コロニアル建築は1909年以降、1910~1920年代のものが中心です。

ラジャ通り(Jalan Raja)とランガー通り(Jalan Langgar)の交差点にあるのが、1914年に建てられたアロースター警察著。

道をはさんでアロースター中央郵便局、こちらも1910年代初め頃に建てられました。ネオクラシック様式らしいです。

この交差点はアロースターの道路元標(0km地点)となっていて、モニュメント的なものがありました。

実は昨晩夕食後に街の中心部へ行こうとここまでやって来たのですが、スコールに遭いました。30分近く雨宿りし、少し雨が弱くなったところで諦めてホテルへ帰りました

ランガー通りを東に歩いて行ったところにあった古いショップハウス。

ペディメントに「OTO 1357」とあります。建物の竣工年が刻まれていることが多いのですが、西暦1357年ってことはないですね。もしかしたらヒジュラ暦(イスラム暦)かもしれません。インドネシア・スラバヤでも見たことがあります。ヒジュラ暦1357年なら、西暦1938~1939年に該当します。

廃墟っぽいショップハウス。

横から見たら、5フットウェイ(マレー語でカキリマ)と呼ばれる軒下通路の部分だけ残されていました。

朝食後にアロースタータワーの方へ向かっていると見えてきたのが、イスタナ・スパチェンデラ(Istana Sepachendera)。

第26代クダ州スルタンであるアブドゥル・ハミド・ハリム・シャーが、シャム(現在のタイ)出身の第一夫人であるチェ・スパチェンデラの為、1882年に建設したもの。シャム統治下の時代ですね。「クダのタージマハール」なんて呼ばれたらしい。

1922~1954年には女子学校として使われましたが、現在は放置された状態です。現在「アーバンフォレスト2」プロジェクトで周辺に森林・公園が整備されています。

イスタナ・クニン(Istana Kuning)、イスタナ=宮殿、クニン=黄色という意味です。スルタンの子供の結婚式に参列するゲストたちの宿泊施設として1904年に建設されました。

アブドゥル・ハミド・ハリム・シャーの息子で、後にマレーシア初代首相となるトゥンク・アブドゥル・ラーマンもここで生まれたそうです。

歴史的建造物ではないですが、アロースターのアイコン的存在「アロースタータワー(Menara Alor Setar)」。1996年に完成し、高さ165.5メートル。

アロースターの目抜き通り「ダルル・アマン高速道路(連邦道路1号線)」を歩いて行きます。

こちらのコロニアルな建物は、フレイゼル・ヘリテージ・ホテル(Frazel Heritage Hotel)。1951年築なので、そこまで古くないのですが、マレーシアの独立が1957年なので、一応コロニアル(植民地の)といえる建物。

旧アロースター高等裁判所は1922年に建設されたネオクラシック様式の建物。現在はスルタン・アブドゥル・ハリム・ムアザム・シャー・ギャラリーとして使われています。

バライ・ノバット(Balai Nobat)という八角形の塔は、王室(スルタン)の儀式で演奏される楽器(ノバット)を保管庫。初代バライ・ノバットはクダ州第19代スルタン時代の1735年頃に建設されました。現在の建物は、第26代クダ州スルタンであるアブドゥル・ハミド・ハリム・シャーにより1906年に建てられたもの。

通りをはさんで向かい側にあるクロックタワー(時計塔)は1912年築。

白亜の宮殿のようなザイール・モスク(Zahir Mosque)も1912年に建てられました。

バライ・ブサール(Balai Besar)は王室や州の公式行事が行われる広間・ホール。1735年に建設され、現在の建物は1896年に再建されたもの。

クダ州立美術館は、当初高等裁判所として1893~1912年にかけて建設されました。

前は大きな広場となっていて、「ALOR SETAR」のサインがあります。一帯はザイールモスクも含めて夜になるとライトアップされるので、昨晩来ようとしたのですが、スコールに遭って断念しました。

ザイールモスクから10分ほど西へ行ったところにある「Rumah Merdeka」はマレーシア初代首相トゥンク・アブドゥル・ラフマンの旧宅。マレー語でRumahは家、Merdeka=独立・自由を意味します。当初は木造家屋として1942年に建てられましたが、現在の建物は1953年に再建されたもの。入場無料で見学可、内部の撮影は禁止でした。

イギリスがマレーシアを植民地にした最初は1786年のペナンですが、これはクダ王国のスルターンから有償で割譲を受けたものでした。当時はペナンもクダ王国の一部だったんですね。ちなみにビーチリゾートとして有名なランカウイ島は現在もクダ州に属します。

クダ王国はシャムの支配下にあり、イギリス領になったのは1909年と結構後になってからでした。

古い建造物の歴史を知る中で、クダ州(かつてのクダ王国)の歴史も知ることが出来ました。

ザイールモスク周辺の地図とホテル

アロースターのホテル

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來發咖哩面/Lai Huatでカリーミーの朝食 アロースター

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アロースターでの朝食は、Roti Canai Celaruという店に行こうと思っていました。イワシのカレーが付いたロティ・チャナイがご当地グルメとして人気だそうです。

が、この日は日曜日で定休日でした。残念ですが、ホテルからは結構離れていたので、行く前に気付いて良かった。危ない、危ない。

ということで、他に候補としてピックアップしていた來發咖喱面/Lai Huatというカリーミーのお店に行くことにしました。

新翠峰茶室(Sin Chooi Hong Kopitiam)というカフェ・コピティアム内に出店している屋台の一つです。

営業時間は毎日7:00~12:00。店先で注文して、テーブルで待ちます。食事中にQRコードが書かれたサインスタンドを各テーブルに設置していたので、本来はQRコードでメニューを読み込んで注文するのかもしれません。

ドリンクはテータリック(ミルクティー)のアイス、RM2.2(約88円)。

メニューはカリーミー(咖哩面/Mee Kari)のみで、サイズにより値段はRM7/8/9となっています。私はRM9(約360円)のLサイズを注文。

カリーミーはココナッツミルクとカレーをベースにしたスープの麺料理で、マレーシアの中華料理の一つですが、カレーというインド料理とのフュージョン?マレーシア・シンガポールでカレーラクサと呼ばれる料理とほぼ同じです。

厳密な違いは分かりませんが、私のイメージとしてはマレーシア北部や中部ではカリーミー、マレーシア南部&シンガポールではカレーラクサと呼ばれるような気がします。マレーシア北部のペナンでラクサといえば、魚の出汁にタマリンドの酸味を効かせたアッサムラクサです(アッサムは酸っぱいの意味)。

カリーミーの具としては、鶏肉、豆芽(もやし)、豆腐卜(油揚げ・厚揚げ)、血蚶、ゆで卵など。血蚶はサルボウガイといい、東南アジアでよく目にする赤貝に似た二枚貝。身はヘモグロビンを多く含み、血の味・鉄の味がします。

麺は中華麺(小麦麺)か米粉麺のミーフン(ビーフン)が選べますが、ミックス(ハーフ&ハーフ)も可能です。マレーシアやシンガポールのヌードル店なら、たいていどこもミックスはOKだと思います。

出て来たサンバルで味変してみます。思ったほど辛くなく、味にコクが出ておいしかったです。

ココナッツミルクの料理はあまり好みではないのですが、來發咖喱面はココナッツのクリーミーさとカレーのスパイシーさのバランスが良く、とてもおいしく頂けました。

私の来店時は空いていたのですが、その後どんどんお客さんが来まして、結構人気店のようです。お店の場所はジャラン・スルタン・バドリシャから少し入ったところ、UKIRモールの北側、アロースタータワーの東側。

アロースタータワー周辺の地図とホテル

アロースターのホテル

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ナシ・レマッ・ロイヤル/Nasi Lemak Royale クダ州のスルタン(王様)が愛したご当地グルメ

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グーグルマップを見ていると、アロースターにはNasi Lemak Royale 〇〇というレストランがやたらとあります。別に同じ系列・チェーン店ではなく、Nasi Lemak Royaleまでが料理名の一般名詞です。

ナシルマッ(ナシレマ)とはココナッツミルクで炊いたご飯で、イカンビリス(揚げた小魚)、ピーナッツ、サンバルなどを添えて、マレーシアの朝食の定番になっていますが・・・

アロースターを含めたクダ州のご当地グルメとなっているナシ・ルマッ・ロイヤル/Nasi Lemak Royale は、ターメリックで黄色く色づけしたイエローライスを指します。

クダ州のスルタン(王様)が大好きな料理というのが、Royale(ロイヤル/ロワイヤル)と付いている由来だそうです。

ホテルのすぐそばにあった「Restoran Nasi Lemak Royale Jalil/ナシ ルマッ ロイヤル ジャリル」で夕食にしました。

おかずがたくさん並んでいるので、ここで好きなものをご飯の上に乗せてもらい、最後にカレーソースを掛けてもらって注文終了。インド料理版の経済飯・ぶっかけ飯のナシカンダールと同じ注文方法です。

ナシ・カンダールの場合は、最初に白飯かイエローライスか選ぶのですが、ここでは自動的にナシ ルマッ ロイヤル(=イエローライス)になります。

どこの店も並んでいる料理にそれほど差はありません。チキン、魚、イカ、エビ、山羊、野菜、卵料理・・・このあたりが定番です。

ほとんどの料理がカレー風味という感じ。そうでなくても最後にカレーソースを掛けるので、どうやってもカレー味に。

メニュー・料金表はこちら。

テーブルについたところで眺めてみると、結構行列になっています。それなりに人気店なのかな?一人だけで注文を受けながら、おかずを乗せているので(+別に会計係)、処理速度が遅いのが行列の理由という気もしますけど。

ドリンクは店内に出店している別の屋台で購入。

インドのチャイを連想して、テ/Teh=ミルクティーのホットにしてみました(RM2≒80円)。

私の注文したおかずたち。

鶏のから揚げ。

種類は不明ですが、魚も注文してみました。メニューにもIkan(魚)としか記載されていません。

特にクセのない白身魚でした。

野菜はキャベツ炒め。

これがターメリックで色付けされたご飯、ナシ ルマッ ロイヤル。

カレーは大好きなので大抵の店はおいしいですが、味に大きな違い・特別感があるかといえば、どこも大差ないように思います。

お勘定は下記の通り。

Nasi/ご飯 RM2.0
Ayam/チキン RM5.0
Ikan/魚 RM6.0
Sayur Kobis/キャベツ RM2.0
合計 RM15.0(約600円)

インド料理に限りませんが、一大観光地のペナン・ジョージタウンに比べると、アロースターの食事代はざっと2割くらいは安いように感じました。

マハティール元首相生家周辺の地図とホテル

アロースターのホテル

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マハティール元首相の生家 マレーシア・アロースター

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アロースターのホテルにチェックインしたところで16時過ぎ、まだ時間があるのでマハティール元首相の生家(Rumah Kelahiran Hamathir Mohamad)を見学します。ホテルの隣にあって、すぐに行けるんですよね。

アロースターはクダ州の州都ですが、外国人観光客には知名度が低く、私もマハティール氏の出身地であることとマレーシア最大の稲作地帯ということくらいしか知りません。

マレーシアの第4代&第7代首相であるマハティール・ビン・モハマド氏は、1925年アロースター生まれ、現在101歳でご健在です。日本の近代化を手本としたかつての「ルックイースト政策」でも有名ですね。

日本との関わりも深く、日本人にとって最も知名度の高いマレーシアの政治家(というより同氏以外はほとんど知られていない)でしょう。

マハティール氏の生家もペナン・ジョージタウンにあるマレーシア音楽の父、P.ラムリーの生家と同じくマレーシア国立公文書館の管理下で整備・運営されています。入場は無料。

I💗KRKMMのサイン、KRKMMはKompleks Rumah Kelahiran Mahathir Mohamadの略です。

生家の内部も見学出来ますが、撮影は禁止でしたので画像はありません。マレーの伝統的な高床式住居で、豪邸ではありませんが、P.ラムリーの生家に比べると部屋数も多かったです。父はインド・ドラヴィタ系とマレー系の血を引く教師、母はマレー系でした。

敷地内には生家の他、2棟の資料館も併設されています。

まずはRumah Bumbung Lima、マレー語で5つの屋根の家を意味する伝統的な建築様式です。こちらは主にマハティール氏の医師時代に関する資料を展示しています。同氏はマラヤ大学シンガポール校(現在のシンガポール国立大学)医学部の出身です。

もう1棟のRumah Bujangは政治家としてのマハティール氏に関する資料の展示です。

マレーシアでは独立前から統一マレー国民組織(UMNO)を中心とする連立与党(同盟→国民戦線)が長らく政権を担い、UMNOから首相を出していました。

その体制が初めて崩れたのが2018年。マハティール氏は2016年にUMNOを離党、マレーシア統一プリブミ党(PPBM)を結成して、2018年の連邦下院選挙で勝利し、自身2度目の第7代首相に就任しました。この時、同氏は92歳でした。

マハティール氏といえば、このサファリジャケット(ブッシュジャケット)のイメージがあります。

通りの名前(Lorong Kilang Ais)の由来にもなっている、隣接する製氷工場。

マハティール氏の政治手法に賛否はありますが、首相を約24年も務め、マレーシアを発展させた偉大な政治家であることは間違いありません。

マレーシア成立(シンガポールが分離)から現在までに、のべ10人の首相が選出されていますが、アロースターは第4代’&第7代首相であるマハティール氏の他、初代首相であるトゥンク・アブドゥル・ラーマンも輩出しています。

マハティール元首相生家周辺の地図とホテル

アロースターのホテル

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スーパー8ホテル@アロースター 立地の良い格安ホテル 宿泊記・口コミ・感想

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ペナンからアロースターに移動して来まして、スーパー8ホテル@アロースター(Super 8 Hotel@Alor Setar)に宿泊しました。

シングルルームという部屋を予約し、料金は1泊税・サ込、朝食なしで3,267円(RM82)でした。東南アジアのホテルの多くは1室あたりの料金設定で1人で泊っても2人で泊っても料金は同じことが多いですが、ここは1人用のシングルルームがあるのが特徴です。

立地はクダ川を渡った南側のエリア、マハティール元首相生家のすぐそばにあります。チャイナタウンが徒歩10分弱、市内中心部は15分、KTMアロースター駅からは20分程度。周辺にレストラン・食堂はポツポツありますが、コンビニは見当たりませんでした。個人的には行きたいところがどこも徒歩圏内だったので、ロケーションは悪くなかった。

アロースター空港へはGrabでRM11.33(約450円)、平日の昼過ぎでしたが、距離のわりに安く感じました。一大観光地のペナン・ジョージタウンに比べると、Grabも安いのでしょうか?

チェックイン時にマレーシアの観光税RM10を要求されましたが、既に予約サイトAgodaに支払い済で、予約時にAgodaから自動的に送られてきた観光税の領収書を提示すると徴収されませんでした。

またデポジットとしてRM50の現金が必要となります。手持ちの現金が少なくなってきたことに加え、マレーシアの出国直前に返されても困るので、日本円1万円でどうかと交渉したらOKだったのですが、預かり証はRM50(≒2,000円)と記載したままで訂正することを頑なに拒否されました。では千円でどうかと言ったらOK、これでも預かり証の金額はRM50のままでしたけど。

ロビーには電子レンジと無料のコーヒーサーバーが置いてあります。

近くにコンビニがないせいか、ちょっとした軽食・スナック・ドリンクなどを販売していました。

ロビーの奥はテーブルがありイートインスペース?

部屋はG階(日本でいう1階)のG06号室。上記イートインスペースの奥にありました。シングルルームは日本のビジネスホテル程度の広さです。

部屋の奥から入口方向を望む。奥左手が入口ドア、右手がバスルームです。

窓の外は草むらです。ベッドはシングルベッドより多少広くセミダブル程度はありそうでした。

枕元から少し離れた位置にライトのスイッチと電源コンセントが1口。マレーシアのBFタイプです。

テレビはスマートTVで、Netflix、YouTube、Amazonプライムビデオなども視聴可能です。

デスクの上には電気ケトル、インスタントコーヒー、カップ、ペットボトルの水1本、トイレットペーパーの予備。

デスク前にも電源コンセントが2口ありました。

デスク下にセーフティボックスあり。更に下に小型冷蔵庫が入りそうなスペースがありましたが、冷蔵庫はなかったです。

ハンガーラックにハンガーは5本。1本は折れていましたが。

洗面台はバスルームの外、ベッドルーム側にあります。固定式のヘアドライヤーが設置されています。

続いてバスルームです。

トイレは東南アジア・南アジアでおなじみのホース式(手動式)のウォシュレット付き。

シャワーのお湯の温度・水圧は特に問題なし。

シャンプーとボディウォッシュの2 in 1。タオル類はバスタオルのみで少し黒ずんでくたびれていました。

オープンしてまだ2年程度で、部屋は一見こぎれいに見えたのですが、元の施工が雑で安普請のせいか部屋の各所で傷みが出て来ていました。

バスルームのドアのノブや蝶番は外れそうです。

バスルーム入口の床。

さすがにこれはデザインですが。

立地は悪くなく、料金もお手頃で、レビューでは結構評価が高かったのですが・・・バジェットホテルでよくある、新築時はきれいだけど、安普請でメンテナンスも不充分な為にすぐに劣化するパターンのように感じました。

料金が料金なので過大な期待もなく、部屋は寝るだけなので、特に落胆・不満はなかったです。安く泊まるには悪くなかったと思いました。

スーパー8ホテル@アロースターの客室タイプと料金を調べる

マハティール元首相生家周辺の地図とホテル

アロースターのホテル

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ペナン・ジョージタウン 群賓茶餐室/Kafe Kheng Pin 創業120年の老舗コーヒーショップ

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この日の午前中はペナン・ジョージタウンを観光し、午後からアロースターへ移動しようと思っていたのですが、朝から雨が降り続いていて何も出来ませんでした。日本を出発してから結構忙しいスケジュールでしたので、ここらで一休みするのも良いかと。

最後にランチを食べてからアロースターへ向かいます。

ホテルのすぐ近くにある群賓茶餐室/Kafe Kheng Pinへやって来ました。1906年?1907年?創業で120年の歴史がある老舗コーヒーショップです。立地も良いので、いつも混雑しているイメージ。

ここにはいくつかの独立した屋台が出店していて、いわばミニフードコートのような業態です。マレーシアの伝統的な中華系のコーヒーショップ/コピティアム/カフェ/茶室/茶餐室と付いている店はこうしたタイプが多いですね。

チャークイティオ(炒粿條)の屋台。

ローバッ(滷肉)など揚げ物の屋台。

他に福建蝦面、雲呑麺、チキンライスなどの屋台もありました。

店のオーナーが各屋台からテナント料を徴収すると共にドリンク販売を担当します。ですので、客が「ドリンクはいらない」とすることは難しく、特に事情を知らない外国人観光客とは揉めがちです。

アイスミルクティー、RM3(約120円)。

ペナンを代表するローカルグルメの一つで、私も大好きなチャークイティオ(炒粿條)。鴨蛋=アヒルの玉子入りのLサイズでRM11(約440円)。鴨蛋が入ることでコクが出ます。

具はエビ、ニラ、もやし、中華サラミ・ソーセージの臘腸(ラプチョン)、それと血蚶がアクセントになっています。血蚶は東南アジアでよく目にする赤貝に似た二枚貝で、和名はサルボウガイ。

Lサイズでも量はそれほど多くなかったかな。

こちらはローバッ(滷肉/Lor Bak)、小エビ、魚丸(フィッシュボール)、豆腐など揚げ物のアソート。1人前でRM6(約240円)でした。個別に注文したかったのですが(それぞれ値段は表示されていました)、なぜか断られたのでアソートになりました。

ローバッは豚ミンチを五香粉(ウーシャンフェン)で味付けし、湯葉で巻いて揚げたもの。東南アジア各地で見られ、閩南語(福建省南部の言葉)で五香を意味する「ンゴヒョン/ンゴヨン」、フィリピンでは「キキアム」とも呼ばれます。

下の画像の白っぽいのは豆腐を揚げたもの。豆腐は水分が少なく硬め、大豆の風味がしっかりします。沖縄の島豆腐に近いかな。

スイートチリソースにつけて頂きます。

ペナンは10年ほど前にマイブームとなり、約1年半の間に3回来たことがあります。久しぶりのペナンで食べたいものはまだまだたくさんあるのですが、短い滞在期間では限界がありました。いつになるか分かりませんが、また来て食べ歩きをしたいですね。

群賓茶餐室/Kafe Kheng Pinの場所はペナン通りとスリ・バハリ通り(Jalan Sri Bahari)の角。営業時間は7:00~13:30、月・火が定休日。

チョン ファッ ツィ マンション周辺の地図とホテル

ペナン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォータースライダー付きプールがあるホテル・サービスアパート

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騳騳廣式竹昇麺で朝食 中国・広東発祥の竹で打つ麺 ペナン・ジョージタウン

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ペナン3日目の朝食は炒粿條(チャークイティオ)を食べようと目的の店へ向かっていたのですが、ホテルを出た時から降っていた雨が強くなり、しばらく雨宿り。

なかなか雨が止まず、多少弱くなったところで、近くの騳騳廣式竹昇麺(Tok Tok Mee Bamboo Noodle)というヌードルショップへ駆け込みました。

こういう店にしてはテーブル間も広く、ゆったりしています。

竹昇麺とは中国・広東省発祥で、竹に跨って体重をかけて打つ麺です。オープンキッチンになっており、竹も置いてあったのですが、残念ながら麺を打つシーンを見ることは出来ませんでした。

こちらがメニューですが、スマホでテーブルに貼られているQRコードを読み取って注文するシステムでした。同じようなお店に比べると、値段が若干高めのように感じました。

新作のおすすめメニュー?

ドリンクは鴛鴦茶(インヨン茶)、RM4.4(RM≒40円)。鴛鴦茶とはコーヒーと紅茶をミックスした香港発祥の飲み物です。マレーシアでは同じものを海南茶とかチャムという呼ぶところもあります。

注文した叉焼雲呑竹昇面、RM10.9。スープあり・なし(ドライ)が選べまして、私は圧倒的に汁なし派です。汁なしの方がダイレクトに麺のコシ・食感が感じられるような気がします。

叉焼に青菜。

雲呑は底の方に2個入っていました。

麺は中華麺の細麺です。

汁なしの場合、底には醤油・オイスターソース・ごま油などをベースにしたタレが入っているので、かき混ぜて麺と絡めて食べます。こういう汁なしの和え麺を撈麺(ロウメン)と言います。

豚の背脂?みたいなものも入っていました。

麺にコシがあるというか、ぷつっと切れるような食感が特徴。日本の手延べそうめんにも近い食感で、個人的にはこれがすごく好きです。

竹昇麺は香港やマカオで何度も食べたことがありますが、日本でも佐野ラーメンにこの技法を取り入れたお店が結構ありますね。

お店の場所はジョージタウンのキャンベルストリート(Lebuh Campbell)沿い、キャンベルストリートマーケットの近く。

カピタン・クリン・モスク周辺の地図とホテル

ペナン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォータースライダー付きプールがあるホテル・サービスアパート

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房家軍肉骨茶で薬膳バクテーの夕食 ペナン・ジョージタウン

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美食の街・ペナンには魅力的な料理がたくさんあって何を食べるか迷ってしまいますが、マレーシアへ来たからには絶対外せないのがバクテー(肉骨茶)です。個人的にはマレーシアで一番好きな料理と言っても過言ではありません。

グーグルマップで検索して見つけた房家軍肉骨茶(Fang Jia Jun Restaurant)。龍岩會館(龍巌會館)という福建省龍岩市出身者の同郷會館の建物に入っています。結構歴史のありそうな建物だなあと思ったのですが、1950年築とそこまでではなかった。

ドリンクは中国茶のホットにしました。

薬膳肉骨茶の小サイズ。

モツを含めて色んな部位の肉が入っています。肉以外にはえのき、マッシュルーム、豆腐など。更に肉の部位毎、きのこ類、油条・・・追加トッピングも可能です。

白米を注文して、スープごとぶっかけて食べるのが好きです。醤油風味の薬膳スープは塩味控えめで意外とあっさり。日本人だと好き嫌いが分かれるのですが、私は八角の風味が大好きなんですよね。

尚、スープが少なくなると、つぎ足してくれます。

たいてい卓上にドロッとした中国醤油、チリ(唐辛子)、すりおろしニンニクなどの調味料も置いてありますが、私は使うことはないかな。

旅行中は野菜不足になりがちなので、油麦菜(ヨウマイツァイ)の炒め物も注文しました。

油麦菜は日本での知名度は低いですが、中国野菜としては結構メジャーな存在です。台湾ではA菜とも呼ばれます。レタスの一種で、歯ごたえ・食感もレタスに似ています。

久しぶりに大好きなバクテーを食べられて満足な夕食でした。小サイズでも一人には充分で、2人前と言っても良いボリュームでした。

お勘定は下記の通り(RM≒40円)。

唐茶(中国茶) RM2.5
薬膳肉骨茶(小) RM25.9
油麦菜 RM8.0
白飯 RM1.8
合計 RM38.2(約1,530円)

手持ちのリンギット現金が少なくなっていたので、クレジットカードで支払いたかったのですが、お支払いは現金もしくは現地のQRコード決済のみでした。

お店の場所はジョージタウンのムラユ通り(Lebuh Melayu)とトー・アカ通り(Lorong Toh Aka)の角。

クー・コンシ―周辺の地図とホテル

ペナン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ペナンのサービスアパートメント

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からゆきさんが眠るペナン日本人墓地と日本人町・シントラ通り

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マレーシア音楽の父と呼ばれるP.ラムリーの生家へ行きましたら、思いがけず日本人会共同墓地が隣にありました。ペナン日本人墓地は1893年(明治26年)に開設された、マレーシアで最も古い日本人墓地のひとつです。

残念ながら鍵が掛かっていて中に入ることは出来ませんでしたが、現地の日本人会の方によってきれいに管理されているようですね。外から合掌。

全部で56基の墓石が残されています。

一番手前の墓は「故陸軍軍曹〇〇〇之墓」と読み取れますが、このペナン・ジョージタウンの日本人墓地の開設は1893年(明治26年)ですので、第二次世界大戦の戦没者を弔う目的で開設されたものではありません。

ペナンをはじめ東南アジアの日本人墓地には、出稼ぎで海外に渡り、娼婦として働いた「からゆきさん」と呼ばれる主に島原・天草出身の女性たちが多く眠っています。

そんな彼女たちが働いていたのが、シントラ通り(Lebuh Cintra)やマラバー通り(Kampong Malabar)周辺です。

シントラ通り沿い、チュリア通りとの三叉路にある建物にまだ住所表示の看板が残っていました。

通りの名前であるシントラ(Cintra)は、ポルトガル・リスボン郊外の街、シントラ(Sintra)が由来ですが、かつてここには日本人娼婦が働く娼館が並んでいたことから「日本横街」とも呼ばれたようです。

10年前には「日本横街」と書かれた飲食店の看板が1つだけあったのですが、今回は見当たりませんでした。現在では日本人町としての面影は全くありません。

以前泊ったことがあるナムケンホテル(南京酒店)。ペナンではかなり貴重な日本式ウォシュレット付きのホテルです。

朝食をとった大東酒楼もシントラ通りにあります。

シントラ通りとペナン通りを結ぶマラバー通りは日本新路と呼ばれたようです。

からゆきさんたちが存在したのは明治から昭和初期、つい100年ほど前まであった話で切なくなります。

シティスタジアム周辺の地図とホテル

ペナン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォータースライダー付きプールがあるホテル・サービスアパート

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マレーシア音楽の父 P.ラムリー生家 ペナン・ジョージタウン

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昼食後、ジョージタウンの世界遺産エリアから少し離れたP.ラムリーの生家へ行ってみます。今回のペナン滞在で訪れた観光名所は10年前にも行ったところばかりでしたが、ここは初めてです。

P.ラムリーは、1950~1970年代に歌手・作曲家・俳優・映画監督などとして活躍し、マレーシア音楽の父と呼ばれる国民的大スターでした。

P.Ramleeを日本人に例えると誰?とGoogleのAIに聞いてみたら、加山雄三、森繁久彌、石原裕次郎、渥美清などの名前が挙がりました。

ところでP.RamleeのPってどういう意味なんだろう?と常々思っていたのですが、Puteh Ramleeの略でした。Putehはマレー語で白いという意味ですが、彼の父の名だそうです。

こちらがP.ラムリーの生家、Rumah P.Ramlee(Rumahはマレー語で「家」の意味)です。

伝統的な高床式の家屋は彼の父と叔父が1926年に建てたもの。ジョージタウンの別の場所にありましたが、解体して現在地に移築されました。

中を見学することも出来ます。

敷地内にはギャラリー・資料館もありました。

展示室が1つだけのこじんまりしたもの。

中に入るとすぐにスクーター(Vespa)が展示されています。映画でも使われた象徴的なアイテムだったのかもしれません。

レトロな映画のポスター。

彼が愛用していたビオラ、フルートなどの楽器、譜面、サングラス、シューズなど。

P.ラムリーと妻で超人気歌手・女優でもあったサローマ(Saloma)の衣装。お互い3度目の結婚でした。

当時の写真。

生家の当時の白黒写真。

モニターで流れていたのは彼の映画作品でしょうか。マレー人の見学客がずっと見入っていました。彼・彼女らにとって、P.ラムリーはスーパースターでしょうからね。

P.ラムリーって、44歳で早世していたんですね。

またオーディトリアムという劇場・コンサートホールのような建物もあったのですが、こちらは閉鎖されていました。

これらの施設はマレーシア国立公文書館の管理下で整備・運営されているようです。

またP.ラムリーの生家を訪れたことで、隣に日本人共同墓地があるのを発見でき、来て良かったと思いました。

シティスタジアム周辺の地図とホテル

ペナン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ペナン ウォータースライダー付きプールがあるホテル・サービスアパート

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