播磨三大社 粒坐天照神社(いいぼにますあまてらす じんじゃ) 龍野

次に向かうのは粒坐天照神社です。天照はアマテラスでしょうが、粒坐の「イイボニマス」はなかなかの難読ですね。粒(いいぼ)が揖保の地名の語源とされているのと、伊和神社(播磨國一之宮、一宮町)、海神社(神戸市垂水区)と共に播磨三大社らしいので来てみました。

粒坐天照神社は推古天皇2年(西暦594年)、後方の的場山山頂付近に創建されたのが始まりとされる歴史ある神社です。何度も戦火・火災による焼失・遷座を繰り返し、現在の地に再建されたのは天正9年(1581年)です。

播磨三大社と言うわりに・・・参拝客は誰もいません。

階段を登って行きます。

途中に神門があり

更に登ると絵馬殿が出て来ます。

奉納された絵馬がたくさん掲げられています。

絵馬殿のすぐ先に拝殿。

正面からは見えませんが、拝殿の後に幣殿、更に後方に本殿があります。

本殿には天照国照彦火明命(あまてるくにてるひこほあかりのみこと)が祀られています。天照というと天照大神しか頭に浮かびませんが、天照国照彦火明命は天火明命(あめのほあかりのみこと)とも呼ばれ、天照大神の孫にあたる神みたいです。神社名に「天照」が入っているので、てっきり天照大御神を祀っているものだと思っていました。

本殿の左右には境内社(摂社・末社)がいくつか並んでいますので、先ずは向かって右手から見ていきます。

安産と病気の守り神と書かれています。

東三社といい、稲荷神社(御祭神:倉稲魂命)が2社と薬師神社(御祭神:少名毘古那命、大名持命=大国主神)。

その隣に厄除の神様。

大神宮といい、天照大御神、品陀和気命、天津児屋根命の3柱が祀られています。しかし天照大神って神道・八百万の神の最高神・トップとも言える存在なのに、こんな小さな社に他の神と合祀なんて扱いで良いのかな?

更に右手に多少立派な社殿が出て来ました。

牛と梅と言えば・・・

そうです、天神様でお馴染み菅原道真公を祀る菅原神社です。上記の多少立派な建物は拝殿で、その後方に本殿があります。

菅原神社の脇に石段がありますので、ここも登ってみましょう。

龍野の街をもう3~4時間歩きっぱなしなので、しんどい・・・

小さな社がありました。

瑜伽神社・・・うっ、読めない。後で調べたら「ゆうがじんじゃ」でした。

取り壊された社殿の廃棄物なのか、周辺には鬼瓦や普通の瓦が散乱している箇所がありました。

また石段を降りて行きますが、少し足下が悪いかな。

今度は本殿に向かって左手の境内社を見てみます。

下段には厳島神社(御祭神:市杵島姫命)。

上段の西二社。

西二社には琴平神社(御祭神:大物主神)と瑜伽神社(御祭神:手置帆負命)。瑜伽神社はさっき行った石段の上にもありましたね。御祭神の手置帆負命は大工、樵、材木商など職人の神とされています。

西五社はかなり小さくて質素。ここに五社・七座が合祀されているなんて、まるで神様の長屋みたいです。

住吉神社(御祭神:上筒男命・中筒男命・底筒男命)、愛宕神社(御祭神:火産巣日神)、恵比須神社(御祭神:事代主命)、秋葉神社(御祭神:火迦具土命)、稲荷神社(御祭神:倉稲魂命)の五社。住吉神社は三大住吉の一つ、福岡の住吉神社に昨年行ったので御祭神も知っています。

しかし境内社は日本の有名神社、オールスターが勢ぞろいって感じですね。東南アジアや台湾・香港でよく行く中国寺院(道教)も色んな神様が祀られていますが、日本の神道神社も負けていません。さすが八百万の神です。

但し、仏教・道教・ヒンドゥー教には仏像・神像があっても、神道には神像がありません。

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