グラバー園には2ヶ所の入口があるのですが、私は第2ゲートから入場することにしました。
市電の終点・石橋駅から歩いて行きますと、相生地獄坂。
長崎は坂が多くて「坂の町」などと言われますが、地獄坂ですか・・・体力づくり坂とも書いてあります。きつそう。
すぐ近くに「グラバースカイロード」という便利なエレベーターがありますので、私はこちらを利用します。
こんな斜めに上がっていくエレベーターなのです。
エレベーターは5階までですが、観光客向けと言うより地元住民の生活の足となっていますので、途中の階で降りて行く人もいます。
エレベーターとエスカレーターの違いはありますが、香港のセントラルから続く「ミッドレベルエスカレーター(ヒルサイドエスカレーター)」的なイメージ。
5階で降りてから数十メートル歩くと、今度は垂直のエレベーターがあり、グラバースカイロードは続きます。
最上階の3階にグラバー園の第2ゲートがありますが、エレベーターを降りてすぐの所がグラバースカイロード展望所となっていて長崎港が一望できるのです。向かって右手の山が金毘羅山、左手に少しだけ見えているのが伊佐山かな。
足下には世界遺産&国宝の大浦天主堂が見えます。
長崎の夜景は日本三大夜景と言われるそうですが、ここグラバースカイロードも夜景スポットの一つ。街なかに近く、特に足のない観光客には便利な立地です。
グラバー園で日没まで過ごした後、そのままここで夜景を鑑賞する予定でしたが、コロナ禍で閉園時間が21時半→18時になっていたので、夕食後に出直して来ます。
グラバースカイロード展望所には誰もおらず、気兼ねなく画像撮影出来ました。
10分くらい撮影していたのですが、カメラ性能の限界もあり、イマイチ上手く撮れないなあ。それと標高がそれほど高くないので夜景としても今一つな気がします。やはり伊佐山からの夜景がベスト?
長崎の人には申し訳ないのですが、日本三大夜景の中では、函館>神戸>長崎というのが個人的な感想。
撮影も終わったし、カップルがやって来たので気を利かせて帰ることにします。まずは垂直のエレベーターから。
続いて斜めのエレベーター。夜8時半頃ですが、上って来る(=帰宅する)人はいても、これから下って行く人はいません。
日本三大夜景にしてはちょっと微妙でしたが、グラバースカイロードを含めて楽しかったです。尚、グラバースカイロード(エレベーター)は6:00~23:30まで運転しています。