関羽を祀る神戸関帝廟

 

神戸のチャイナタウン・南京町からは少し離れて

いますが、関帝廟にも寄ってみます。

 

この日の神戸の最高気温は33.6℃、その中で坂を

登って行かなければならないし、しかも新型コロナ

ウィルス対策でマスクもしているものですから、

なかなかしんどい。

 

着きました。

入口に当たる山門です。

 

山門を抜けると次は中門となる「龍門」。

黄河にある急流・龍門を登った鯉が龍になるという

中国の故事が「登竜門」の語源です。

 

関帝の顔嵌めパネルがありました。

 

左右には雌雄の石獅。

 

 

龍の彫刻が施された龍柱。

 

龍門の天井部分。

 

 

 

この龍の首みたいなのは「螭首」でしょうか。

中華建築ではよく目にします。

 

螭(みずち)は竜生九子の一つとされることも。

龍の子だけど龍になり切れておらず、角がない龍です。

お腹に大量の水を溜めることが出来る、つまり火除け

の意味があります。

 

螭吻・鴟尾の類、鯱(しゃちほこ)と同じです。

 

インド神話の怪魚・マカラが起源と言われており、

こちらも火伏せ(火事除け)の意味があります。

 

本堂です。

 

屋根には青龍が向かい合っています。

 

本堂の中は撮影禁止になっていたので、外から

撮影します。

 

中央には左右に関平と周倉を従えた関帝聖君(関羽)。

 

三国志に登場する高名な武将である関羽は、元来

武神として信仰されていましたが、いつの間にか

商売の神様・財神として信仰されるようになりました。

 

左(向かって右)には観音菩薩。

 

右(向かって左)には天后聖母(媽祖)。

 

堂内には他に福徳正神(土地公、大伯公)と

指南宮が祀られていました。

 

指南宮ってどんな神様かなと後で調べてみたら、

中国八仙の一人、呂純陽祖師(呂洞賓)でした。

呂洞賓は呂祖、孚佑帝君とも呼ばれます。

 

でも関帝廟に置いてあったパンフには指南宮=

呂純陽祖師となっていますが、関帝廟(中華会館)

のウェブサイトには指南宮=玄天上帝と書かれて

いるんですよ。

 

どちらが正しいの?

 

私自身、玄天上帝像は台湾・東南アジアで何度も

見ていますが、玄天上帝とは違うような・・・

 

ここの指南宮像は玄天上帝の特徴とも言える七星剣

ではなく、払子(ハタキみたいなもの)を持って

いましたし、呂純陽祖師(呂洞賓)が正解なのでは。

 

四阿(あずまや)。

 

この獅子でもない動物の像は何でしょう?

 

狛犬様(喉呀)と書かれていました。

犬なのか・・・

 

真ん中の小さな像は確かに犬と分かります。

 

山門を入ってすぐ右手に地蔵王菩薩(延命地蔵尊と

子安地蔵尊)も祀られていました。

 

 

地蔵王菩薩は中国寺院でわりと目にします。

地蔵王菩薩は十殿閻羅の閻魔王の化身とされています。

 

東南アジアや台湾では中国寺院巡りを趣味にして

いますが、日本では初めてなので、不思議な気分でした。

 

次は長崎の中華街にも行ってみたいなあと思いました。

 

神戸関帝廟の場所はチャイナタウンの南京町から北西

の方向、最寄は阪急・花隈駅か市営地下鉄・県庁前駅で

徒歩約8分、元町駅も10分ちょっと。

 

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