観音菩薩を祀る広東観音古廟 ヤンゴン・チャイナタウン

ヤンゴン・チャイナタウンの中国寺院・廟宇巡り続いては観音古廟です。

さきほどの慶福宮は福建系でしたが、こちらの観音古廟は廣東系の中華寺院です。

観音古廟は1823年に創建されましたが、1855年に火事で焼失し、1864年に再建されています。

1823年ってことは、1861~1863年に建設された福建系の慶福宮より大分古いです。意外でした。

屋根が直線的な広東式の建築様式です。

 

中に入ってみます。

 

慈悲の仏様・観音菩薩を祀る観音廟ではよく目にする「慈航普渡」の扁額。

慈航普渡は仏教用語で、「慈悲の船で広く民衆を苦海から救い、彼岸へ導く」というような意味。

主祀の観音菩薩の後ろには電飾の後光が。いかにもミャンマーらしいですね。

 

たくさん神像・仏像が祀られているのですが、名前が掲示されていないので、どんな神様・仏様なのか分からないなあ。

 

馬に繋がれた赤い糸(紅線)が気になる・・・

 

至聖先師=孔子も祀られています。

中国寺院では普通ですが、仏教・道教・儒教がごちゃ混ぜです。

 

土地の神様、五方五土龍神。

こういう地面に祀られている神様は、あまり神格が高くないのでしょう。

 

白い仏像もミャンマーっぽいですね。

 

向かって右手の神様は亀を足で踏んづけているように見えるので、玄天上帝でしょうか。

 

釈迦如来、薬師如来、阿弥陀如来の三世仏ではないかと思います。

三世仏には横三世仏と縦三世仏という考え方があり、縦三世仏では薬師如来の代わりに手前の弥勒菩薩(布袋)が入って来ます。

他にも殿内を見て回りましょう。

 

おっとこれは。

 

福建発祥の魔除けで、沖縄でもよく目にする泰山石敢當もありますよ。

 

土地の神様・福徳正神(土地公、大伯公)。

 

弥勒菩薩(布袋)ですね。

 

財運・招財の神様と言われますが、どうだと言わんばかりの大きなヒスイ?のペンダント。ミャンマーはヒスイの産地でしたよね。

さきほどの慶福宮と異なり、こちらの観音古廟は観光客はおろか地元の参拝客の姿も見えませんでした。

ヤンゴンの華人はやはり広東系より福建系の方が優勢なんでしょうかね。

観音古廟の場所はヤンゴン・チャイナタウンのマハバンドゥーラ通り沿い、20thストリートとラタ通り(Latha St.)の間。

チャイナタウンの中心街であるマハバンドゥーラ通りはかつて廣東大道と呼ばれていました。

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