ヤンゴン初日の夜は、チャイナタウンにある有名な19thストリートの串焼きBBQ屋台で食べようと思っていました。
夕方4時頃に一度食べたので、なかなかお腹が減らず20時過ぎになってやっと出掛けます。
19thストリートに到着しますと、噂通りすごい賑わっていますね。
店内だけではなく、通りにもテーブル・イスを出して営業しています。
どこも大差ないでしょうから、ここと決めている店はないんですよ。
日頃は鬱陶しいと思う客引きですが、この時は早く声を掛けてくれないかなと思いながら歩いていました。勝手なものです。
やっと客引きから声を掛けられたので、こちらで。どこも同じですが、店先にシーフード、肉、野菜、きのこなどが串に刺されて並べてあります。
好きな食材をカゴに入れて渡すと、焼いてテーブルまで持って来てくれるシステム。
通りのテーブルではなく店内に案内されました。
店内は決してきれいではありませんが、そこそこの混み具合で落ち着いて食べられそう。
メニューを見て、この店がシュエ ミンガラーレストラン(Shwe Mingalar Restaurant)という店名だと分かりました。
ミャンマービールを1本、2.6Kチャット(約195円)。
私は苦味が少なく、さっぱり軽くて飲みやすい一方で少し物足りないと感じました。
ビールなんてあまり飲まないので、他との比較が難しいですけど。
焼き上がった食材が運ばれてきました。ウェイターのお兄さんが串から外してくれます。
串は下のバケツ(ゴミ箱)にポイ。
イカのつもりでしたが、タコですよね。
これは多分フィッシュボール(魚団子)。
脂がたっぷりの豚バラ肉。
ナスにオクラ、野菜も食べないとね。
豚の小腸だったかな。
鶏の足(モミジ)。
どれもカレー粉のような下味がついているのでそのまま食べても良いですが、このBBQソースを付けても美味い。
9月に行ったベトナム・サパでも同じようなBBQを食べたのですが、特別な食材でも特別な調理法でもないけど美味いですよね。
そして本日のメイン、ハタです。
ショーケースで見つけて値段を聞いてみたら、10Kチャット(約750円)と安かったので注文。
小さいのですが、一人には手頃な大きさです。
ハタは英語でグルーパー、中国語で石斑魚、沖縄ならミーバイ、フィリピンならラプラプと呼ばれる高級魚。
一口にハタと言っても色んな種類があって値段も違いますが、一番安い種類でもそこそこします。
それが小さいとはいえ、750円は激安です。
プリプリした白身で最高においしいです。さすがハタ、期待に応えてくれます。
ハタと言えば醤油蒸しが定番の調理法ですが、焼きもいけますね。
お腹もいっぱいになり、大満足でお勘定をします。
合計で24.1Kチャット(約1,800円)だったのですが、何の気なしにお釣りを数えたら1Kチャット少ない。
ウェイターに指摘すると、すぐに理解したので、これはミスではなく意図的と感じました。ミスだとしたら、あんなすぐに理解しないはず。
ウェイターの個人的犯行なのか、店ぐるみなのかは分かりませんが、外国人観光客相手には常習的にやっているのかもしれません。
最後にミソは付きましたが、料理自体はおいしかったので良しとしましょう。
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