潮州三山国王廟 潮州人・客家人の信仰 屏東県潮州鎮

 

上好佳客式炒板條で昼食を済ませ、お腹も落ち着いた

ところで 潮州観光のスタートです。

 

上好佳客式炒板條から建基路を歩いて1分も経たない

うちに出てくるのが潮州三山國王廟。

 

潮州三山国王廟は忠主宮とも言い、これといった

観光資源のない潮州では一番の観光名所と言えるかも

しれませんが・・・

 

観光客どころか地元の参拝客も見当たりません。

 

ランタンがきれいですね。

 

三山国王廟ですから、中央に祀られているのは

三山国王です。

 

三山国王とは広東省潮州府揭陽縣霖田都河婆墟

(現在の広東省揭陽市揭西縣河婆鎮)にある3つの山、

巾山、明山、獨山を神格化したもの。

 

主に潮州人、客家人に信仰されています。

台湾ですと潮州人が少ないので、三山國王廟=客家人

というイメージでしょうか。

 

三山国王の左(向かって右)には子授け・安産・

子育ての女神である註生娘娘。

 

右が土地の神様、福徳正神(土地公、大伯公)。

 

こういう中国建築でよく見られる天井の構造を

「藻井」と言い、円形、八角形、四角形といった

形状があります。

 

東西南北中それぞれの営(軍)を率いる五營将軍

(五營神將)を祀る五営将軍府。中央を担当するのが

中壇元帥(哪吒)です。

 

 

本殿以外にもう一つ、太歳殿・財神宮という建物が

ありますので、こちらも見学してみましょう。

 

 

立派な龍柱ですね。

 

龍の下には鯉が描かれています。中国の故事では

黄河にある滝=龍門を登れた鯉が龍になるとされ、

それが「登竜門」と「鯉の滝登り」です。

 

1階は太歳殿となっており、中央には太歳星君が

祀られていると思いきや、4つの顔と8本の手を持つ

斗母元君です。仏教では摩利支天。

 

斗母元君は北斗七星に輔星(左輔)と弼星(右弼)を

加えた北斗九星(=九皇大帝)の母親とされています。

 

斗母元君の前に小さな神像があり、これが厄災の

神様・太歳星君でした。

 

太歳星君は十干と十二支を組み合わせた六十干支、

つまり60年間毎年変わる神様の総称で、己亥である

2019年の担当として祀られているのが謝太大將軍。

 

残りの59柱の神像はこちらに祀られています。

 

 

今年の担当の謝太大將軍は中央に祀られているので、

その場所だけ空席となっております。

 

2階は財神宮になっています。

 

 

中央には武財神と言われる趙公明(玄壇真君)。

 

趙公明は黒面(黒い顔)で虎に乗っているのが

典型的なお姿です。

 

左(向かって右)に学問の神様・文昌帝君。

 

右には月老星君、つまり運命の赤い糸でお馴染み

縁結びの神様・月下老人です。

 

派手派手な装飾の本殿の屋根。

 

台南の三山国王廟は地味な潮州式建築でしたが、

潮州三山国王廟は台湾でよくある閩南式(福建式)の

派手なタイプでした。

 

主に潮州人や客家人に信仰されているので、

三山国王廟=潮州式建築かと思いきや、台湾では

多くが閩南式建築みたいですね。

 

いつもように先ずは管理人の方には画像撮影許可を

頂いたのですが(断られたことはまずありません)、

参拝客は全くいなかったので、気兼ねすることなく

見学・画像撮影出来たのが良かったです。

 

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