明郷嘉盛會館 富義會館 義潤會館 ホーチミン・チョロンの明郷系会館・寺院巡り

 

本日の明郷會館巡り、福安會館(関帝廟)に続いては

明郷嘉盛會館です。

 

チャンフンダオ通りのチェウ クアン フック通りとの

交差点から西へ行ってすぐのところにあります。

 

チェウ クアン フック通り(Triệu Quang Phục通り)

周辺には、華人系の同郷會館兼道教寺院が集中して

います。

 

私も以前はそうでしたが、興味がないと中国寺院なんて

どこも同じように見えるんですよね。

 

明郷嘉盛會館には昨年一度来たのですが、開館時間が

8~12時と知らず、午後に来て入れなかったのです。

 

明郷とは、「明」の滅亡前後の17世紀に中国から移住

して来た中国系の人たちの子孫。

 

ベトナムへの同化・土着化が進んでおり、ベトナム人は

公的に54の民族に分類されますが、明郷はホア族(華族=

華人)ではなく、大多数を占めるキン族に分類されます。

 

今日は朝8時過ぎなので、開いてますね。

この明郷嘉盛會館は1789年創建です。

 

 

中に入ると、神像が全くありません。

 

中央に祀ってあるのは、位牌みたいな寶位(宝位)。

五土尊神、五穀尊神、東厨司命、本境城隍の4柱の

神様の名前が書いてあります。

 

左右も同じような神位?寶位?のみ祀られています。

 

国は違っても、會館・道教寺院の天井の構造って

どこもこんな感じですね。

 

観光客なんてほぼ来ないんでしょう。

いや観光客どころか、日常参拝する人もほとんど

いないのかもしれません。

 

手前の香炉や燭台などには、ビニールのカバーが

掛けてありましたし。

 

私が見学している間、怪しい奴が来たみたいな

感じで、管理人?のおばちゃんが微妙な距離を取り、

ずっと監視していました。

 

次は明郷嘉盛會館からほど近い、富義會館です。

 

狭いゴミゴミした路地にあるのですが、入口が露店に

半分塞がれています。

 

いつものように不審者を見るような視線を浴びながら

中に入ってみます。

 

飾り付けなのかと思ったら、露店の商品がたくさん

吊るされています。

 

バイクも置いてあります。

 

うっ~、酷い・・・完全に物置状態。

 

それでは祀ってある神様を確認してみましょう。

さすがに神台の前は、多少のスペースが残されていて、

参拝出来るようになっています。

 

香炉にも線香があげられた形跡があり、神像周辺は

一応管理はされていて、参拝者もいるようです。

 

まずは入ってすぐ、地面に祀られている神様三柱。

ベトナム語でTài Thầnと書いてあるのを後で調べると、

「財神」でした。。

 

仏像ではなく、肖像画の観音菩薩。

 

この富義會館の主祀神は本境城隍(城隍神)です。

 

凛々しいお姿です。佐々木健介に似てる?

 

天后聖母(媽祖)。

 

福徳正神。

 

赤斗馬と一緒に祀られているのは関帝(関羽)ですね。

 

 

他に神像ではなく、位牌のような神位が祀られている

神台がありました。

 

最後は義潤會館です。

 

ここは九龍公園の南、ビンタイ市場の東、キムビエン

市場の西、Phan Văn Khỏe通りにありまして、少し

離れています。徒歩15分くらいでしょうか。

 

関帝(関羽)を主祀神とする関帝廟でもあります。

 

正殿の正面に天父地母の香炉。タイでよく見る

「天地父母」と同じだと思います。

 

天地父母(天父地母)は主に潮州人に信仰されて

いるので、華人の過半数が潮州系のタイではよく

目にするのですが、ベトナムでは初めて見たかも。

 

ということは、この義潤會館は潮州系の人によって

創建されたのでしょう。

 

同じホーチミン・チョロンにある潮州出身者の

同郷會館「義安會館」にもあったかなあ?

 

記憶にないし、画像を探しても見当たりません。

今度行ったら再確認してみようと思います。

 

左右の回廊には道教・仏教の神像・仏像が祀られて

います。

 

大黒天。

 

学問の神様、文昌帝君。

 

凶・厄災をもたらすとされる太歳星君。

 

地蔵王菩薩。

 

観世音菩薩(観音菩薩)。

 

弥勒尊佛(布袋)。

 

福徳正神、土地の神様です。

 

見えにくいですが、括弧書きでÔng Bổn (オンボン)

とも書いてあります。

 

Ông Bổn は本頭公なので、福徳正神と本頭公は

同一の神と認識されているようです。今日最初に

行った福安會館(関帝廟)でもそうでした。

 

正殿の中に入ってみます。

 

 

 

中央に祀られているのが関帝(関羽)です。

電飾が・・・

 

電飾が反射してうまく撮影出来ないなあ。

 

その前に祀られているのが周倉将軍。

 

向こうが周倉ということは、こちらは関平のはず。

関平太子と書かれています。

 

関羽の左(向かって右)には、神像はなく、神位

だけですが、本境城隍(城隍神)。

 

右(向かって左)には天后聖母(媽祖)。

 

この義潤會館にはいろいろな姿・表情の石獅もいて、

楽しいです。

 

 

 

 

雑巾干されてるし・・・

 

今回ホーチミンシティの明郷会館を4ヶ所見学

しましたが、明郷(明香)発祥の地と言われる

ホイアンにまた行ってみたくなりました。

 

ホーチミンシティ・チャイナタウン(チョロン)周辺の地図とホテル

ホーチミン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

 

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