関羽を祀る関帝廟 福安會館 ホーチミンシティ・チャイナタウン

 

ホーチンミンシティは1泊だけで、午後の便でクアラ

ルンプールに向かうのですが、午前中はチャイナタウン・

チョロン観光に行こうと思います。

 

01番の路線バスに乗っていきます。

運賃はわずか5Kドン(約24円)。

 

この01番ルート、路線バスの中では外国人観光客も

比較的利用することが多いのではないでしょうか。

 

と言っても、私が今まで何度か利用した中では、外国人

らしき乗客を見たことはありませんけど。

 

ベンタインとチョロンバスターミナルを結ぶという

表記になっていますが、ホーチミンシティ中心部側の

始発・終点となるのがメーリン広場。

 

正確には、メーリン広場から少しティーサック通りに

入った所、ホテルから徒歩2分。

 

途中のチャンフンダオ通りにあるバス停で降ります。

 

最初にやって来たのが関帝廟、福安會館とも言います。

 

グーグルマップでは大通りのHong Bang通りの1本裏、

Tan Hung通りにあるように表示されていますが、

入口はHong Bong通り側でした。

 

関帝、つまり関羽を祀る廟と福安出身者の同郷会館

(集会場)を兼ねています。

 

福安ってどこだろう?

 

検索して出てくるのは、福建省寧徳市にある福安市。

ここかな?

 

そしてChùa Minh Hươngとも書いてあります。

Chùaは寺院・神社、Minh Hươngは明郷です。

 

明郷とは、「明」の滅亡前後の17世紀に中国から移住

して来た人たちの子孫で、ベトナムへの同化・土着化が

進んでいるとされています。

 

今までチョロンではかなりの同郷會館兼道教寺院を

見学しましたが、今回のテーマは明郷系會館です。

 

敷地に入ってすぐの石獅。

 

左手には観音菩薩を祀る小さな祠があります。

 

 

衣替え?用の衣装が飾られていました。

 

正殿の中に入る前に、外観を見て回ります。

 

 

縁起が良いとされる逆さまの蝙蝠が描かれています。

 

福安會館の上に小さく「七府明郷」との記載あり。

明郷人のこうした会館が7ヶ所(ホーチミンシティ4、

ホイアン2、ビエンホア1)あるようです

 

では正殿の中に入ってみますか。

 

ここにも逆さまのコウモリ発見。

 

カラフルな石獅。

 

 

 

関帝廟ですから、中央の主祀神は関羽です。

電飾の後光がいかにもベトナムらしいですね。

 

その脇には聖母娘娘、つまり天后聖母=媽祖です。

 

もう一方は・・・

 

Ong Bon(オンボン)ということは本頭公?

 

一般的に中国寺院では、祀られている神様の名前が

書かれた立て札のようなものがあります。

 

ここには協天大帝=関帝、聖母娘娘=天后聖母・媽祖、

そして福徳正神とあります。

 

ということはさっきのOng Bonは福徳正神?

Ong Bon=本頭公のはずなんだけど。

 

この後行った義潤會館では、祀られていた福徳正神に

括弧書きで「Ong Bon」とも書かれていました。

 

つまり福徳正神=Ong Bon=本頭公ってこと?

どちらも土地の神様ではありますが。

 

ネットで検索すると、福徳正神と本頭公は同一の神と

する記述もあります(大学の研究論文としても)。

 

一方、同じ寺院・廟内で本頭公と福徳正神は別の神と

して祀られているのを見たこともあります。

 

本頭公は本家の中国にはおらず、移住先の東南アジア

などにしか存在しないようです。

 

私にとって謎の神様で、最近興味があるんですよね。

 

さてそろそろ次に行きましょうか。

 

 

 

この関帝廟、来る前に想像していたより敷地が狭く、

かなりこじんまりとしていました。

 

関帝廟(福安會館)の場所は、チョロンのホンバン通り

沿い、Châu Văn Liêm通りとの交差点近く。観光名所と

して有名な天后廟の北西方向。

 

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ホーチミン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

 

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