鳳山城隍廟 高雄観光

お腹も膨れたので、次は鳳山城隍廟に向かいます。

1800年建造、いかにも福建・台湾といった建築ですね。

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こういう趣・雰囲気のある建物は良いのですが、新しく建て直された3~4階建てのコンクリート製の巨大な道教寺院は、見学意欲が薄れます。

 

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正殿に入ってすぐ左右には、城隍神に仕える「冥土・地獄への使者」こと、謝将軍と范将軍。

白いのが謝将軍(七爺、白無常とも言います)。

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黒いのが范将軍(八爺、黒無常とも言います)。

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どちらも怖い顔で悪相ですが、謝将軍(白無常)の方は、「一見大吉」、「一見發財」、「一見生財」などと書かれ、運気・財運が上がるとされるケースもあります。

謝将軍と范将軍は一般的にはペアのはずですが、ベトナム・ホーチミンの三山會館という福建系同郷会館兼道教寺院では、ご利益があるとされる謝将軍(白無常)だけ祀られていました。

祀られていたと言っても、身分が低いので、床の位置に置かれていましたが。

城隍廟ですから、中央の主祀神は城隍神です。城隍神は土地の神様ですが、名前の通り、城壁・濠のある城郭都市にのみ存在するとされています。

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ここ鳳山にも鳳山縣新城がありまして、現在も一部の城門や砲台などが残っています。

「新城」となっているのは、その前に現在の左営区、蓮池潭のそばに鳳山県旧城があったからです。

向かって左手に福徳正神。こちらも土地の神様ですが、城隍神よりももっと身近な集落の土地の神様といった存在でしょうか。

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向かって左が福徳正神ならば、右はおそらく註生娘娘だろうなと思いきや・・・

城隍娘娘でした。城隍神の妻、城隍夫人と同じ?

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正殿の左右両側にある偏殿には廿四司(二十四司)。城隍神に仕えるお役人さんですな。

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顔の半分が黒いのは陰陽司。

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各神様への参拝順と配置はこのようになっています。

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後殿の中央には東獄大帝。

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地獄で裁判を行う十殿閻羅の一尊「泰山王」のこと。死後49日目にこの泰山王の審判を受けます。また太山府君、仁聖大帝とも呼ばれます。

正殿には祀られていなかった註生娘娘が、こちらの後殿に。子宝・子授けの女神で、特に台湾・福建系の廟宇に祀られていことが多いです。

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境主公、こちらも土地の神様。城隍神が大きな都市を治めるとすれば、境主公はもっと狭い範囲の自治組織「境」を管轄。

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ここにもいましたな、謝将軍と范将軍。

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さて、次の鳳儀書院に行こうとしたら・・・

城隍廟の前面にも、廿四司のうちの速報司と陰陽司だけ祀られています。重要官僚ってことかな?

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城隍廟に来たのは、台北・迪化街の霞海城隍廟に次いで2ヶ所目です。

霞海城隍廟は恋愛の神様「月下老人」が有名ですし、当時は道教の神様にほとんど興味がなかったので、ざっと通り過ぎただけという感じでした。

この鳳山城隍廟をじっくり見学し、城隍廟とはこんな感じかと分かって良かったです。

鳳山城隍廟の場所は、MRT鳳山駅の北東、徒歩5分程度。

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