タイのメイド、アヤさん

 

タイではメイド・お手伝いさんのことを「アヤさん」と呼びます。

おそらく日本人社会だけじゃないかと思いますが・・・

 

シンガポール・マレーシア・香港あたりは「アマさん」ですね。

これは中国語の母親・お婆さんを意味する「阿媽」が語源ですね。

 

また中国本土ではメイド・お手伝いさんは「アイさん」、これは

母方の伯母・叔母や一般的なおばさんを意味する「阿姨」が

語源です。

 

フィリピンでは「ヤヤさん」と言うそうですね。

 

私はタイに住んでいたこともあり、タイでなぜお手伝いさん・

メイドのことを「アヤさん」というのか、ずっと気になっていました。

  

タイ人はメイドのことを「メー・バーン(メーは母、バーンは家)と

言い、アヤさんなんて言葉を使うのは日本人社会だけだと思い

ます。

 

ネット上で調べても、何人かの方がこの語源について独自の説を

展開されていますが、納得出来る回答は見つからず・・・

 

インドでは子守のことは「アヤ」というそうで、これが語源という説も

あります。

 

タイ語は古代インド語のパーリ語やサンスクリット語が元になって

いますから、共通する(或いは非常に発音が似ている)単語も多い

です。

 

でもインド語(ヒンディー語?)説や他に出ているポルトガル語説に

ついては、タイに住んでいる(いた)日本人がそんな学術的な難しい

ことを考えたり、知っていたりするだろうか?と思います。 

 

中国語説もありますが、タイだと中国語はごく限られた人・場所で

使われるだけでシンガポールやマレーシアほど一般的ではない

です。

 

中国語を使うのは華人の年配の方(中国から渡ってきたいわゆる

1世でタイ語があまり話せない人)だけで、タイ生まれの2世以降は

中国系同士でも通常はタイ語で会話します。タイの華人は潮州系

の人が多いですから、中国語とすれば潮州語?

 

フィリピンのヤヤもタガログ語みたいですし、タイのアヤもそんな

難しいことではなくて、もっとタイの生活に密着したというか、タイ人

が普通に使う単純な単語が語源ではないかと思うのです。

 

現在のところ、私がこれかなあと思っているのは、父方の叔父・

叔母(ここでは叔母)を指すタイ語の「アー」と父方の祖母を指す

タイ語の「ヤー」を合わせて、アーヤー=アヤ、

 

もしくはアーは親しみを込めて呼ぶ場合に使う中国語の「阿」

を語源とするタイ語の前接辞「アー」+父方の祖母を指すタイ語の

「ヤー」でアーヤー=アヤのどちらかですね。

 

タイのホテル

 

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