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シルク バンコク
2009年9月宿泊
今回はシルク バンコク(SiLQ Bangkok)のスーペリアルームにお試しで2泊しました。料金は1泊税・サ・朝食込で約56ドル(約1,900バーツ)でした。

立地はスクンビット・ソイ19を200メートルほど入ったところで、サチャズホテルウノの隣(先)、BTSアソーク駅・MRTスクンビット駅から徒歩3分ほど、コンビニも目の前にあり便利なロケーションです。

8階建・40室の小さなブティックホテルで、ロビーは2階にあり、外からのアクセスは階段・エレベーターどちらも利用可能。またエレベーターで1階(駐車場)からそのまま客室階に上がることも出来ますが(カードキーは必要ありません)、エレベーター前には警備員兼ベルボーイ?がいます。

部屋は22平米ということで、かなり覚悟して行きましたが、狭いなりにデスク・バスルームなどコンパクトに作ってあるので、ベッドルーム自体が窮屈というほどでもなかったです。ただ、専有面積が限られている中、構造上仕方ないと思いますが、入口ドアを開けるとベッドが丸見えというのは、個人的にはちょっと落ち着かないですね。

6月にオープンしたばかりですから、内装はきれいで気持ちいいです。高級感があるというほどではありませんが、このクラスのブティックホテルにありがちな、よく見ると仕上げが粗い・雑、何となく内装・調度品がちぐはぐで安っぽいということもなく、質感は良いと思います。また窓も大きいため、部屋は非常に明るいです。

朝食はビュッフェ式とオーダー式の混合、ビュッフェはスープ(1種類)・焼飯or焼き麺類(1種類)・シリアル(3種類)・パン(3種類)・フルーツ(3種類)・ジュース(3種類)+牛乳となっており、これにオーダーで卵料理、パンケーキorフレンチトースト、ホットサンドイッチ(3種類の中から)、コーヒーor紅茶を選択します。

メニュー数では大型ホテルとは比較にもならない位少ないですが、1品1品の味は良く、ここ2-3年続々オープンしている小規模なブティックホテルの多くが、申し訳程度の簡素な朝食を出しているのに比べると、良い方ではないでしょうか。

ビュッフェにパンがあって、さらにパンケーキorフレンチトーストとホットサンドウィッチを選択するというパン類がやけに多いメニュー構成は、コメ派の私にはちょっと・・・

気になった点としては、エアコンの音とシャワーブースの排水です。

エアコンは風量が3段階で調節出来ますが、一番弱いにしているのに、一番強いかと思ったほどです。部屋が狭いので余計にうるさく感じるのかもしれません。

もう1点のシャワーブースですが、シャワーを浴びていると排水が悪くて水が床に2-3センチ溜まってくることが多かったのですが、水が溜まっていたのに途中から急に排水が良くなるケース、最初から問題ないケースもあり、他の部屋の使用状況にもよるのかなと思いました。

インターネットはワイヤレス接続で無料です(全室共通ですが、パスワードがありますので、レセプションで聞いて下さい)。回線速度はちょっと遅いと感じました。

尚、このホテルは全館禁煙という噂でしたが、実際は3階と4階の客室はタバコが吸えるようです。

総合的には料金に対して満足出来る内容で、この価格帯のホテルをお探しの方(特に女性の方)に安心しておすすめ出来るホテルだと思います。

ちなみにチェックイン時に配られたアンケート用紙には「今まで、次のどのホテルに泊まったことがありますか?」という質問があり、チェックを付ける選択肢はサチャズホテル ウノシタディーン・ソイ11ザ キーシティチック(Citichic)となっており、ホテルとしてはこのあたりを競合相手と見ているようですね。
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