クアン・コム・タイ・カム ブリンケン米国国務長官が食べた土鍋飯 ハノイ

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ホテルにチェックインして、遅くなりましたが昼食にします。

目指すはクアン コム タイ カム(Quán Cơm Tay Cầm)というレストラン。ハノイ歌劇場(オペラハウス)近くの路地を入ったところにあります。

なぜここに来たかと言えば、アメリカのブリンケン国務長官が食べに来たことで人気・話題になっていると何かのニュースサイトで見たのです。

入口から思いっきりアピールしていますな。

14時過ぎという時間のせいか、空いていました。

店内にもブリンケン国務長官が食事した際の写真がいくつか飾られています。

レモネード、30Kドン(186円)。予想していたけど、甘かった。

このお店の店名にもなっている一押しメニューは、ベトナム語ではCơm Tay Cầm(コム タイ カム)、Cơm=米・ご飯、Tay=手、 Cầm=持つという意味で、土鍋の形状からでしょうか。香港の煲仔飯(ボーチャイファン)やシンガポール・マレーシアのクレイポットチキンライスが大好きでよく食べていたのですが、全く同じですね。

ブリンケン国務長官は牛肉バージョンを食べたそうですが、私はチキンにしました。チキンがこれでもかっていうくらい入っています。お値段は80Kドン(496円)。

コールスローサラダ。

少しゴワゴワした食感の葉っぱのスープ。後で検索してみたら、ラーロット(ロットの葉)かな。牛ひき肉のロットの葉包み焼き(ボー ヌンラー ロット)に使われるあの葉っぱか。

ご飯をかき混ぜます。少しおこげっぽくなっている部分もあっておいしそう。鶏肉の他にしいたけ、タケノコが入っていました。

土鍋の底から焦げたニンニクが出てきました。

他にローリエの葉みたいなのはタイでマックルーと呼ばれるコブミカンかな。少し紫色っぽいのはレモングラス?

そのままで充分味は付いていますが、お好みでチリソースやしいたけ風味の醤油など。おそらく既に掛かっていて味付けに使われているのが、このしいたけ風味の醤油なんだと思います。

元々土鍋飯好きなのもありますが、文句なく美味かったです。また別の具バージョンを食べてみたいと思いました。

本国からの要人の食事は現地の大使館員が手配するのでしょうけど、そういえばオバマ大統領が食事をしたというブンチャー・フォンリエンも比較的近い立地でした。なのでこの近くに在ベトナム米国大使館があるのかなと思ったら、全然違いました。

ホーチミンシティにもクリントン大統領が来たという「Pho 2000」というフォー屋さんがありましたね。

どこもレストランというより食堂に近い雰囲気なのですが、大統領などの要人が庶民的な店で食事することで、ベトナム国民に対する好感度アップをアメリカは目論んでいるのでしょうか。

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ソジョホテル ガ ハノイ/SOJO Hotel Ga Hanoi ハノイ駅前のコインランドリー付きホテル 旅行記・口コミ・評判

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ハノイではソジョホテル ガ ハノイ(SOJO Hotel Ga Hanoi)に宿泊しました。

キングルーム(JO)という部屋を予約、料金は税・サ込、朝食なしで5,816円(958Kドン)でした。

ホテル名にGa Hanoi(=ハノイ駅)と付いている通り、ロケーションはハノイ駅の目の前、道路を渡ったところにあります。ハイフォンからベトナム国鉄に乗って到着したのですが、しつこいタクシーの客引きも「あのホテル」と指差すとすごすご引き下がっていました。ハノイ駅とノイバイ空港を結ぶ86番バスを利用する場合も非常に便利です。

ホテルには12時頃着き、荷物だけ預けて出掛けるつもりだったのですが、アーリーチェックインさせてくれました。

部屋は1505号室。ホテルは18階建てです。2021年12月開業なので、宿泊時点でオープンから約1年9ヶ月と新しく、まだまだきれい。床はフローリングですが、全体的には「白っ!」という印象です。

部屋の奥が板張りの小上がりになっていて、ここにマットレスが置いてあります。

ベッドの下のスペースにサンダルとランドリーバッグ。

部屋の奥から入口方向を望む。若者向けと言いますか、自称スタイリッシュなデザインホテル、ベトナムでこうしたインテリアのホテルは珍しいのではないでしょうか。

ベッドのマットレスは張りがあって少し硬めですが寝心地は良かったです。リネン類もパリッとしていて気持ちいい。

ベッド脇には館内電話、ユニバーサルタイプの電源コンセント1口、USBポート2口、ライトのスイッチ類。

反対側にもUSBポートが2口あります。

ほぼ全面窓なので眺望が良く、明るい部屋で気持ち良いです。

窓際に行くと、高所恐怖症の私にはちょっと怖い。

遮光と透光の2種類のロールスクリーンカーテンがあり、電動で上下します。

テレビに日本語チャンネルはなかったですが、NHKワールド(英語放送)はありました。

ハンガーラックかと思いましたが、ヘアドライヤーのみぶら下がっています。

ラゲッジラック。

ベッドスペースの手前にカウンターテーブルがあります。

引き出しを開けるとセーフティボックスあり。

その下に冷蔵庫があり、無料の水が2本入っています。

テーブルの端は洗面台となっています。

バスタオルとフェイスタオル、予備のトイレットペーパー。

アメニティグッズは歯ブラシ・歯磨き粉、綿棒、くし、シャワーキャップ。

洗面台の上がハンガーラックになっています。ハンガーは5個ありました。

バスルームはすりガラスで若干ラブホテル風のような。

中はトイレとシャワーブースがシャワーカーテンで仕切られます。トイレには東南アジアでお馴染みのホース式(ハンド式)のウォシュレットあり。シャワーブースはレインシャワーとハンドシャワーがあります。

シャワージェルとシャンプー&コンディショナー。

2階にはコインランドリー、セルフロッカー、ジムなどがあります。

コインランドリー(コインではなくお札を使いますが)には、洗濯機・乾燥機が各2台設置されています。

こちらのコントロールボックスで操作するようです。料金は洗濯機50Kドン(約310円)・乾燥機30Kドン(186円)。

アイロン・アイロン台もありました。

(参考)ハノイ ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

ランドリーの奥にはセルフ式のロッカーが設置されており、無料で利用出来ます。

ジムもありましたが、カードキーを使ってもなぜか開きませんでした。

1階には24時時間営業のカフェラウンジの他、自動販売機も設置されていました。

ドリンク類は水程度で、スナック・お菓子、歯ブラシ・歯磨き粉、綿棒、コンドーム、生理用品などが販売されています。

まだ部屋も新しく清潔で快適に泊まることが出来ましたし、今回はハイフォンから鉄道でハノイ駅に到着し、翌朝には86番バスでノイバイ空港へ向かった私にとっては非常に便利な立地でした。また現状ベトナムにはコインランドリーのあるホテルが非常に少ないので、その点でも貴重な存在です。

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鉄道でハイフォンからハノイへ ベトナム国鉄 チケット購入・シート・所要時間

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行きのハノイ→ハイフォンはHai Au社の高速バスを利用したので、帰りのハイフォン→ハノイは鉄道(ベトナム国鉄、ベトナム鉄道公社)にしてみました。

チケットはベトナム国鉄の公式HPで事前予約出来るのですが、現状支払いにはベトナム発行のクレジットカードしか使えないので外国人にはハードルが高いです。代行で予約してくれるサイトもありますが、料金は公式サイトの2倍程度します。と言っても元の運賃が数百円レベルなので、2倍でも大したことはありませんが。

まあ満席なんてないだろうという特に根拠のない考えもあり、現地に行ってからチケットを購入することにしました。最悪取れなくてもバスにすればいいいだけですし。

ハイフォンに到着した日(乗車日の2日前)の夜20:00頃にハイフォン駅へ行ったら、既に営業終了で駅自体が閉まっていました。

翌朝(乗車日の前日)朝7時前に行ったら、駅は開いているのですが、窓口にスタッフがいません。駅の構内でおばさん一人が爆音を鳴らしながら狂ったように踊っていました(よく朝に公園でおばさん集団が踊っているダンス)。

駅前にいた職員?らしき制服を着た人に聞くと、7:30から営業開始らしい。結局8時過ぎに出直して無事チケットを購入出来ました。

購入したのはLP6というハイフォン9:10発の列車。運賃は108Kドン(661円)でした。ウェブサイトのオンライン予約画面で色々検索すると、日によって料金が違うので、需要と供給で価格が変動するダイナミックプライシングを採用している?ハイフォン・ハノイ間は約100km、東京駅から湯河原駅や熱海駅までとほぼ同じ距離です。

乗車して分かったのですが、私の座席番号32は車両中央部のテーブルがある向かい合わせの席でした。ネットで見ていた料金と5Kドン違うなあと思っていたら、この向かい合わせの席(25~32番が該当します)は5Kドン高いのです。希望もしていないのに、勝手に指定されました。

また同じソフトシートなのですが、1号車だけ「ハイクオリティカー」と記載されており、他の車両より料金が少し高かったので(私が購入した際は20Kドンの差額でしたが、これも多少変動するようです)、敢えて1号車にしてみました。

ハイフォン・ハノイ区間の時刻表。乗車日に実際にどの列車が運行するかはベトナム国鉄のウェブサイトで確認した方が良いと思います。列車番号はLP〇とHP〇の2種類あり、元々LPの方はロンビエン駅発着だったはずですが、現在はハノイ駅発着になっているんですね。

当日は余裕をもって出発時刻30分前の8:40にハイフォン駅に着きました。

8:45には改札開始となり列車に乗り込みます。ホームは地面と同じ高さなので、列車に乗り込むにはステップを3段ほど登らなければならず、バリアフリーとは程遠いです。

1号車は先頭ではなく後方でした。1号車の更に後方にバイク用の車両?板を渡してバイクを積み込んでいます。

私の座席は窓側でしたが、おばさんが勝手に座っているので退いてもらいます。席は移ったものの、ボストンバッグは私の前のテーブルに置いたまま。邪魔なのでおばさんの前へ動かしたら、頭上のスペースに上げていました。

車両中央にある向かい合わせの席だったのですが、幸い向かいの席に乗客は来ませんでした。この1号車をざっと見る限りガラガラで3割程度の埋まり具合でした。

シートにはなかなか立派なフットレストが付いています。ただ車両は全体的に多少くたびれている・薄汚れている感じは否めず、これがハイクオリティカー?と思いました。約100kmの区間で運賃661円ですからね、過大な期待をしてはいけません。

窓側には電源コンセントも付いていました(生きているか確認していませんが)。

モニターも付いていますが、何も放映されていませんでした。

列車は定刻9:10にハイフォン駅を出発。

しばらくハイフォン市街を走るので、かなりのノロノロ運転。次のトゥオンリー(Thượng Lý)駅のそばにショッピングモール「ビンコムプラザ インペリア ハイフォン」があり、高層の建物はシェラトン ハイフォン

トゥオンリー駅を過ぎると一気に田園風景に変わります。

ドリンクの車内販売らしき売り子が来て、水を1本くれました。でも貰わない人が多かったような。

ハイフォン市からハイズオン省に入り、フータイ(Phú Thái)駅。

ハイフォンから約1時間でハイズオン(Hải Dương)駅。

代わり映えのしない田園風景が続きます。

また車内販売の売り子さんがやってきました。5年ほど前にフエからダナンまで乗った際には無料の食事も配られたのですが、今回は水だけでした。

カムザン(Cẩm Giàng)駅で下り列車との待ち合わせ。

ハノイに入り、町らしくなってきました。

ザーラム(Gia Lâm)駅。ベトナム国鉄の線路は1000mmのメーターゲージがほとんどですが、ザーラム駅から中国と国境を接するランソン省ドンダン駅までは1435mmの標準軌にも対応する三線軌条が敷かれ、中国南寧からの国際列車もあります。

ザーラム駅近くにはザーラムバスターミナルがあるせいか、ここで降りる乗客も多かったです。終点のハノイ駅までまだ2駅ありますが、スタッフが早々にごみの回収に回っていました。

ザーラム駅を出て、次のロンビエン駅の手前でこの区間一、二の見所、紅河に架かるロンビエン橋を渡ります。フランス統治下の1902年に完成した120年超の歴史がある橋で、長さは1,700メートル。

鉄道橋の両脇にはバイク専用の橋も付属しています。車は通行禁止ですが、歩道もあるので歩いて渡ることも可能。私も一度歩いたことがあります。

ロンビエン駅を出てハノイ駅に近づくと、トレインストリートと呼ばれるもう一つの見所に差し掛かります。線路すれすれに民家が迫っており、一部カフェやレストランなども営業しています。

後からこの交差点に来てみましたが、進入禁止の柵をして係員が見張っているのですが、奥の方を見たら線路脇を歩いている人が結構いてザル状態。

ハノイ駅に到着しました。

降車時に見た洗面所。

跨線橋を渡ります。

駅の外に出るとタクシーやバイクタクシーの客引きが群がって来ますが、目の前にあるホテルを指差したら、あっさり諦めていました。

区間を通してガタガタ揺れるということもなく、保線管理はタイ国鉄より良いという印象を受けました。

鉄道の所要時間はハイフォン駅からハノイ駅まで約2時間40分(ロンビエン駅だと2時間半)に対し、高速バスは1時間40分程度ですが、バスターミナルは郊外にあるので、そこまでの移動時間を考えると大差ないかなと思います。但し鉄道は本数が少なく、1日数本しかないので、使い勝手はあまり良くないです。

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Pizza 4P’s/ピザ・フォーピース ベトナム・ハイフォン

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せっかくイオンモール ハイフォン レチャンに来たので、ちょっと夕食には早いのですがモール内で食べていくことにします。

どこにしようか検討していると、ベトナムで大人気のピザ屋「Pizza 4P’s(ピザ・フォーピース)」が入っていることが分かり、即決しました。

Pizza 4P’sは日本人男性が2011年にホーチミンシティで創業したピザレストランで、ベトナム国内のみならず、カンボジア・プノンペン、インド・バンガロール(ベンガルール)へと店舗を拡大、昨年11月には東京・麻布台にもオープンしました。

以前から大人気で話題になっているお店だったので、私も数年前にハノイで一度食べたことがあります。

イオンモールの敷地内ですが、こちらの別棟の2~3階に入っています。

店内はかなり広いですが、夕方16時という夕食時にはまだ早い中途半端な時間帯なので、客は私を含めて3組のみでした。

オープンキッチンの中にはピザ釜が見えます。

サッポロのドラフトビール。

ランタンサラダ。Pizza 4P’sは高原リゾートとして有名なダラットにある自家牧場で作られるチーズや契約農家の野菜が売りなんですよね。

自家製のブッラータチーズと黄色いのはフルーツトマト?

食べてみると、いやもうトマトの範疇を超えて、フルーツとしか思えない甘さなんですけど。後で調べたらトマトではなく、ほおずき(食用ほおずき)の果実でした。そういえばメニュー名はランタンサラダでしたが、ランタン(Lantern)=ほおずき。

ピザはナスとボーコーのハーフ&ハーフにしました。どのピザもハーフ&ハーフが可能で、料金は各メニューの半額を足したものになります。

ナスのピザはちょっと見栄え・色味が悪いですけど・・・

ボーコーはベトナム航空の機内食(朝食)でもたまに出てくるベトナム風のビーフシチュー、個人的にはかなり好きなベトナム料理の一つです。

こちらのボーコーをかけて頂きます。ピザは手で食べたのですが、ベタベタに汚れました。

一人でピザ1枚を余裕の完食。どれも本当においしかったです。そりゃ人気になるよなと改めて感じました。

お勘定は

サッポロ ドラフトビール 44Kドン
ランタンサラダ 105Kドン
茄子のピザ(ハーフ) 95Kドン
ボーコーのピザ(ハーフ) 100Kドン
VAT(8%) 28.4Kドン
合計 372.4Kドン(2,278円)

Pizza 4P’sにはまた行きたいなとは思っていたのですが、ホーチミンシティでもハノイでもなく、ハイフォンで行くことになるとは・・・大満足の夕食でした。

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イオンモール ハイフォン レ チャンに出店する日系店舗・ブランド

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ハイフォン市街でもう観光するところもなくなったので、イオンモール ハイフォン レチャン(Aeon Mall Hai Phong Le Chan)へ行ってみました。

ベトナムでのイオンモールは、2014年ホーチミンシティにイオンモール タンフー セラドンをオープンして以降、現在ホーチミンシティ2ヶ所、ハノイ2ヶ所、ホーチミンシティ近郊のビンズン省(ビンズオン省)1ヶ所、ハイフォン1ヶ所の計6店舗を展開しています。6店舗か・・・もっと多いと思っていました。

ここイオンモール ハイフォン レチャンが一番新しく、2020年のオープンです。今後ベトナム7号店としてハノイ市にホアンマイ(Hoang Mai)店の出店が計画されています。

日本のイオンモールより建物のデザインが凝っており、少し高級な雰囲気がしますね。建物は3階建てで地下と屋上に駐車場があります。

特に買い物する予定はないのですが、どんな日系店舗・ブランドが出店しているのか見てみようと思います。

1階と2階の一画はスーパー?デパート?のイオンが占めています。

1階と2階にTASTY ROADというレストラン街、3階にフードコートがあり、食べるところは一つのフロアにまとめるのではなく、分散しているんですね。

YAKIMONO=焼き物?日本語がたくさん書かれていますが、おそらくベトナム資本でしょう。

Buffet Mi Lyというエースコックが経営するビュッフェ式のカップ麺レストラン。尚、エースコックはベトナムの即席麺市場で長らくトップシェアを誇っています。

料金はドリンク付きで2万ドン(約122円)、麺はミー(中華麺・小麦麺)かフォー(米粉麺)、かやく・トッピング、スープを選び、お湯を入れて食べるというスタイル。カップをシールなどでデコレーションすることも可能。

ここイオンモール ハイフォン レチャンの店舗が1号店で2020年12月にオープンしたようですが、その後2号店が見当たらないということは、あまり流行っていないのかもしれません。

眼鏡店のTOKYO GRASS COMPANY(T.G.C/トウキョウグラスカンパニー)。

ユニクロは建物の南端、結構広いスペースを占めています。

2階に移動して丸亀製麺。丸亀製麺も海外でよく目にしますが、国・地域によって英語表記がMARUGAME UDONとMARUKAME UDONの2パターンあり、ベトナムはMARUKAMEです。

ホームセンターのコーナン。こちらもかなり広い店舗、ちょうどユニクロの上ですね。コーナンって海外で見るのは初めてのような気がしますが、現在ベトナムに10店舗、カンボジアに2店舗出店しているようです。

通路をはさんで日本風の部屋を再現したモデルルーム?的な展示もされています。

3階には100円ショップのダイソー。

キッズーナという子ども同士、親子同士の絆(きずな)を深められるイオン系列のプレイグラウンド。世界から厳選した遊具・玩具や、お子さまの「創造性」「社会性」を育みながら親子で一緒に楽しめる体験が出来るそうです。

3階には他にKUMONもあったのですが、気付きませんでした。また敷地内の別棟に日本人経営で大人気のピザレストラン「PIZZA 4P’s」が入っていて、そこで夕食にしました。

日系のイオンモールといっても、日系店舗・ブランドは思ったほど多くなかったです。

イオンモール ハイフォン レ チャンの立地は旧市街やハノイ駅からは少し離れており、ザオ2橋(Rao 2 Bridge)周辺の新都心に比較的近いです。Grabを利用し、料金は行きがハノイ駅周辺から43Kドン(263円)、帰りは旧市街のホテルまで68Kドン(415円)でした。

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バインベオ フエとは違うハイフォン名物 ご当地グルメ

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ハイフォンではバインダークアと共に食べようと思っていたご当地グルメがあります。

それがバインベオ(Bánh Bèo)です。バインベオと言えばベトナム中部フエの名物料理として有名ですが、ハイフォンのバインベオはそれとは異なる料理なのです。原材料は同じ米粉なので、英語ではどちらもVietnamese Steamed Rice Cakeなんて呼ばれています。ネットでVietnamese Steamed Rice Cakeを検索したら、他にもたくさんありましたけど。

数年前バインダークアを食べに行ったハノイの食堂のメニューにバインベオもあったので、初めてその存在を知りました。

グーグルマップでホテル近くのバインベオ屋を検索してやって来たのがこちら。バインベオ バ ズン(Banh Beo Ba Dung)、ズンおばあさんのバインベオ?

下の画像にある三角形の粽みたいなのはBánh Giò(バインゾー)と言って、バインベオと原材料はほぼ同じだけど形状が違うだけみたいなファストフードです。

一応屋内の店舗もあるみたいですが、歩道でベトナム名物の低いイス(風呂イス)に座って食べました。

これがハイフォンのバインベオです。料金は30Kドン(183円)。

バナナの葉を容器にして米粉を蒸して固めたものに、豚ひき肉が入っています。

ちなみにフエのバインベオをこんな料理です。

こうした漬けダレ(スープ)が付いてきます。ハムのような練り物と肉団子が入っていました。

バインベオを適当な大きさにカットしてお椀に入れ、タレを掛けて、お好みで卓上のコリアンダーやチリを投入、ライムを絞ります。正直バインベオ本体はどうってことないのですが、このタレ(スープ)がすごくおいしいんですよ。レシピは分かりませんが、ブイヨンとかフォンドボーみたいな味わいです。

ほぼ屋台のバインベオにしてはちょっと値段お高めのような気もしましたが、思っていたよりボリュームがあり、そこそこお腹が満たされました。

ハイフォンではもう一品、バインミー カイ(Bánh mì cay)又はバインミー クエ(Bánh mì que)と呼ばれる名物スナックも食べたかったのですが、機会がありませんでした。

Cayは辛い、Queは小枝という意味なのですが、通常のバインミー(ベトナム風フランスパン)に比べると非常に細くて小さく、10本単位で売られています。挟んでいる具はパテなど様々ですが、Chí chương(チー チュオン)と呼ばれるチリソースを付けて食べます。

次回は是非食べたいと思います。

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マノワール デ ザール ホテル ハイフォンのコロニアルホテル 旅行記・口コミ・評判

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ハイフォン2日目はマノワール デ ザール ホテル(Manoir Des Arts Hotel)に宿泊しました。

デラックスダブルという部屋を予約、料金は1泊税・サ・朝食込みで6,211円(1,099Kドン)でした。実は3年以上前にこのホテルに泊まりたくて予約したのですが、新型コロナ感染拡大で旅行自体を取り止めたことがあります。

ロケーションはコロニアルな建物が残るハイフォン旧市街、すぐそばにハイフォン博物館があります。ハイフォン駅までは徒歩10分ちょっと。周辺にレストラン・カフェなどはたくさんありますが、コンビニはなかったと思います。

4階建てのフレンチコロニアル様式の建物です。1943年築とホーチミンシティにあるコロニアルホテルより20~30年は新しいですが、それでも素敵な建物であることに間違いはありません。

夜はライトアップされて、更に雰囲気アップ。

12時頃に荷物だけ預けるつもりでホテルへ行ったのですが、そのままチェックインさせてくれました。日本や台湾・香港などはチェックイン時刻に厳しいですが、東南アジアは部屋が準備出来ていればアーリーチェックインさせてくれるところが多いです(以前よりは厳しくなってきた気はしますが)。

おつまみも付いたウェルカムドリンクとおしぼりのサービス。1泊6千円なのにサービス良いですね。

部屋は403号室。デラックスルームは25平米とそれほど広くありませんが、最近改装されたのか非常に新しくてきれいです。また天井がかなり高い。尚デラックスはキングとツインがありますが、プレミアムという家族・ファミリー向けのコネクティングルーム(キング+ツイン)もあります

ベッドの寝心地は結構良かったです。

ベッド脇にはライトのスイッチと電源コンセント1口、反対側にも電源コンセントが1口ありました。プラグの形状はAタイプとCタイプの兼用。

丸テーブルとチェア。

ライティングデスク。テレビチャンネルにNHKワールド(英語放送)はありましたが、映りがイマイチ悪かったです。特に見ないので良いですけど。

サイドボードに電気ケトル、ミニバー(有料)のスナック類。

無料の水が2本、インスタントコーヒー、カップ・グラス。

冷蔵庫にはミニバーのドリンクが入っています。

クラシックな雰囲気の窓からの眺望は・・・

クローゼットもアンティークではないですが、部屋のインテリアにマッチしたデザイン。

中にはバスローブ、それにセーフティボックスがあるのですが、固定されていませんでした。

下の袋に入っているのはゴムサンダルでした。ベトナムのホテルではお馴染みですが、ちゃんと洗ってるの?という不安感があって、いつも使っていません。でもこのホテルのは間違いなく大丈夫でしょう。

こちらの扉を開けると棚がたくさんあって、服が色々置けそう。

続いてバスルーム。洗面台の横に固定されたヘアドライヤーがあります。

アメニティグッズは歯ブラシ・歯磨き粉、髭剃り、シャワーキャップ、綿棒、くし、石鹸。

トイレは東南アジアでお馴染みのハンド式(ホース式)のウォシュレットが付いています。

バスタブはなく、シャワーブースのみです。私は全く気になりませんが、全ての客室タイプにバスタブはないようで、この点が日本人には少し残念かもしれません。

シャンプー、コンディショナー、バスフォーム、ボディローション。

タオル類はバスタオルとフェイスタオルの2サイズ。

朝食は6:30~9:30の時間帯でビュッフェスタイル。短期間の宿泊には充分な料理のバラエティがあります。陳列もきれいなので余計においしそうに見えますし、実際においしかったです。

チーズソースのサラダがすごく美味しかった。

フルーツ、デザート、ヨーグルト。

ベトナムだけにパン・デニッシュ類が充実しています。

炒飯はパラパラでフライドオニオンが香ばしい。とんかつみたいなもの(向かって右下)もありました。どれもおいしかったですが、ソーセージだけ安っぽい感じ。

レストランの一部だと思いますが、プールサイドのサンルーフ的な部屋。

館内設備としては、それほど大きくないですがスイミングプールあり。徐々に深くなっていくプールで浅いところでは子供も遊べます。尚、フィットネスジムはありません。

コロニアル風の建物をはじめ雰囲気が良く、優雅な気分に浸れます。スタッフも心なしか上品な印象でした。それでいてこんなお手頃の料金ですから、大満足に決まっています。

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ハイフォン博物館は入場無料

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コロニアル建築の一つ、ハイフォン博物館を見学してみることしました。

ハイフォン博物館は、1919年にフランスの植民地銀行「Banque Industrielle de Chine」として建設されました。1954年のディエンビエンフーの戦いで勝利し、フランス統治から解放されて銀行は閉鎖、1959年から博物館として使用されています。

チケット売り場はどこだろうと探していたのですが見つからず。入口に座っていた、やる気のなさそうなスタッフに聞いてみると、入場料は無料だと。

中に入ると広いエントランスホールがあり、その周りに展示室がいくつか配置されています。エントランスホールの端にも一部展示されています。

何かの鉱石?

オサガメ。

こちらの展示室は何かの特別展示でしょうか。ベトナム語が分からないのですが、1945年9月2日がベトナム建国記念日なので(訪問日は9月20日)、建国78周年に関する展示のようです。

動植物のコーナー。イタチとかカワウソの仲間かな。

東南アジアでよく見かけるミズオオトカゲ。

イグアナ。

フクロウの剥製なのですが、ネズミを捕獲しています。

そのネズミが赤ちゃんをまさに出産しようとしているんですよ。さすがにこれは剥製ではないと思いますが、製作者ってどういうセンス。

甲虫、トンボ、蝶など昆虫の標本。

植物の葉っぱ。

こちらの展示室は美術品・工芸品でしょうか。

18世紀黎朝時代の僧侶の木像。

19世紀阮朝時代の香炉。

16世紀のンゲ/ゲのブロンズ像。ンゲ/ゲ(Nghê、猊)は獅子・麒麟と犬をミックスしたような姿をした空想上の動物で、ベトナムの寺院・神社などでよく目にします。日本でいう狛犬と同じような役割があります。

突然テーマが変わって、グエン朝時代に港を守護していた大砲。

黎朝・莫朝期(南北朝時代、16~17世紀)の交易品の壺。

18世紀の通貨(銅貨)。

こちらは古代・先史時代の展示のようです。

石器・青銅器・土器が展示されています。

家形の陶器は1~3世紀の墓から出土したもの。日本でいう埴輪みたいなものでしょう。

近代の生活用品などを展示したコーナー。

昔の写真の展示。個人的には一番興味を持って見られました。

2階に上がってみましょう。

扉は閉じられており、2階には展示室はないようです。

建物が立派なコロニアル建築なのに対し、肝心の展示品は見劣りするという印象は否めません。展示品の数がそれほど多くない上に、とりあえずあるものを全部展示しましたという感じで統一感がなく、ハノイのベトナム国立歴史博物館とは充実度が比較になりません。入場無料ですから文句は言えませんけどね。

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フランス統治下のハイフォンのコロニアル建築

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旧チャイナタウンを散策した後は、フランス人を中心とする西洋人の旧居住区を歩いてみます。

フランス領インドシナのうちハイフォンを含むベトナム北部はトンキンと呼ばれていました。トンキンがフランスに占領され保護領化されたのが1882~1884年にかけて、その後第2次世界大戦の終了後にベトナム民主共和国の独立宣言をしますが、1954年のディエンビエンフーの戦いでフランス軍に勝利することで完全にフランス統治から解放されます。

ですので、ハイフォンのコロニアル建築は19世紀末から20世紀前半に建てられたものとなります。

先ずはハイフォン市劇場(オペラハウス)からスタート。1912年竣工でネオクラシカル様式というそうです。

夜はライトアップされて美しい。オペラハウス前は広場になっていて、バイクに乗った若者たちが集まってきています。

ホアン・ヴァン・トゥ(Hoàng Văn Thụ)通りを北へ向かって歩いて行きます。

ハイフォン大聖堂(クイーン・オブ・ザ・ロザリー・カテドラル)は、1880年フランス人ではなくスペイン人の宣教師らにより建てられました。

ホアン・ヴァン・トゥ通りとディエンビエンフー(Điện Biên Phủ)通りの交差点。

ペディメント部分にCDVNというロゴがあります。検索してみると、ベトナム労働組合の支部でしょうか。

グエン・チー・フオン(Nguyen Tri Phuong)通りにあるベトナム国家銀行ハイフォン支店。元々は同行の前身でフランスの植民地銀行だったインドシナ銀行ハイフォン支店として1925年に建てられました

ハイフォン中央郵便局。1905年に建てられたネオクラシカル様式の堂々たる建物です。

ハイフォン市人民委員会(市役所)の隣?一部?

グーグルレンズで検索したら、French Governor’s Former Residenceがヒットしました。フランス提督の旧邸宅?

ハイフォン市人民委員会の周辺には何かの官公庁だと思いますが、コロニアル建築がたくさんあります。

ディエンビエンフー(Điện Biên Phủ)通りに来ました。

ハイフォン博物館は、1919年にフランスの植民地銀行「Banque Industrielle de Chine」として建設されました。

すぐそばにはこの日泊まるマノワール デ ザール ホテル。少し遅めの1943年竣工。

上記のコロニアル建築が多いエリアから少し離れていますが、1902年開業のベトナム国鉄ハイフォン駅。

ハイフォンは古くからの港湾都市で、軍事・交通・物流の拠点としてフランス統治時代にも重点的に開発が進められたことで、フランスコロニアル建築が多く残っていました。

ハイフォンの地図とホテル

ハイフォン 洗濯機・コインランドリーがあるホテル・サービスアパート

ハイフォン ウォシュレットがあるホテル・サービスアパート

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ハイフォンの旧チャイナタウン

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ハイフォンはベトナムの中央直轄市で、ホーチミンシティ、ハノイに次ぐ第3位(市の範囲の定義によってはカントーに次いで第4位)の人口規模を持つ港湾都市です。

交通・物流の要所であるハイフォンに華僑・華人が集まって来ないわけがなく、19世紀末から20世紀前半にかけて急増、チャイナタウンが形成されました。出身地としては広東系が多かったようです。

位置的にはタムバック川とボナル運河(後に埋め立てられ公園になり、一部がタムバック湖として残りました)、現在で言うとタムバック川とタムバック湖の間あたりが中華街の中心となります。

チョロンを含む旧サイゴン(現ホーチミンシティ)に比べるとはるかに少ないですが、それでもハイフォンの華人人口は最盛期には数万人から10万人超には達していたとみられます。ベトナム戦争による混乱や中越戦争前後の華人排斥運動により大半のハイフォン華人は国外へ脱出し、チャイナタウンも衰退しました。

先ずはファン・ボイ・チャウ(Phan Bội Châu)通りから。

下の画像の向かって左側の店は獅子舞の着ぐるみ(頭)みたいなものなどを売っており、中国っぽいと言えば中国っぽいですが・・・そもそもベトナムという国自体が中国の影響を大きく受けており、オリジナルは中国でも既にベトナムの文化・風習になっているものも多いので、これがチャイナタウンの名残かといえば微妙なところです(日本にも言えることですが)。

ここにはタムバック市場(Chợ Tam Bạc)又はドー市場(Chợ Đổ)と呼ばれるマーケットがあったのですが、昨年2023年2月に火事で焼けてしまい、取り壊されたようです。

かつては華商會館兼三婆廟(阿婆廟)だった建物が市場の一部として使われていたらしいのですが、これでしょうか?

この通りは雑貨や服などを売る店が多い印象でした。

続いて1本北側のリ・トゥオン・キエット(Lý Thường Kiệt)通りに移動してきました。

この通りは野菜・果物、肉、魚など食料品を売る店が多いです。

生鮮食料品だけでなく、調味料や乾物などを売るお店も。

朝という時間帯のせいか、非常に賑わっていますね。

豚足を焼いています、美味しそう。

華人排斥運動もあったせいか、ベトナムの中華街はホーチミンシティ(チョロン)でもほとんど漢字は目に付きませんが、ここハイフォンでは皆無でした。またチャイナタウンに付き物の中華廟(道教寺院)や会館なども現在は見当たりません。もう現役のチャイナタウンではなく、「元」「旧」チャイナタウンですね。

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