台中から2時間近くバスに乗って、やっと鹿港に到着。
食いまくるぞ!と、先ずは目星を付けていた肉まんの
お店「阿振肉包 振味珍」へ向かいます。
ここで修業された日本人の方が東京・世田谷区で「鹿港」
という手作り肉まんのお店を出しているそうです。
うわっ、結構な行列。
また後にするか。
その後3~4回前を通った時も行列になっていて、結局
食べませんでした。
今から思うと、並んででも食べれば良かったなあという
いつもの後悔です。
この日は日曜日で観光客がかなり多かったのです。
台南・安平に行った時も感じましたが、やはり観光地は
土日を避ける方が良いですね。
最初から計画が狂ってしまいました。
気を取り直して、鹿港名物らしいシャコを食べようと
思います。
特に店は決めていなかったのですが、鹿港天后宮の
すぐ横の「鹿港阿道蚵仔煎」に入りました。
同じような店が何軒か並んでおり、おばちゃんが
客引きをしております。
台湾でよくあるメニューと注文票が一緒になった
やつで、これだと台湾語の話せない私でも簡単です。
店名が阿道蚵仔煎なので、看板メニューと思しき
蚵仔煎は注文しないとね、60元。
小さいですが、カキもわりとたくさん入っています。
蚵仔煎(オアチェン)は台湾を代表する小吃の一つで、
私も何度か食べたことはあるのですが、特別美味いと
思ったことはないんですよね。
この店の蚵仔煎は生地がモチモチで、甘辛のソースも
わりと好きな味でした。
そして鹿港の名物らしい蝦猴酥。
屋台を含め、鹿港では売っているのをよく見ます。
お値段は200元とそこそこします。
思っていたより小さいなあ。
体長は10cmもなく、5~6cmくらい。
海外で食べるシャコって、日本のものより巨大って
イメージがあったんだけど・・・
身自体はあまりなくて、川エビの唐揚げみたい。
川エビほどカリカリでもなく、ソフトシェルクラブ
に近い食感かな。
おけら?なんか虫に見えてきた。
塩コショウとニンニクが効いてて、シャコ独特って
味でもないなあ。
シャコだと思っていましたが、後でよく調べたら
蝦猴はアナジャコ(穴ジャコ)。見た目も名前も似て
いるけど、遠縁の別の生き物のようです。
下の方にはニンニクがどっさり。
アナジャコおいしいですけど、正直言うとちょっと
期待外れかも。期待が大き過ぎたか。
取りあえずお腹も満たされたので、鹿港の街歩きを
スタートします。
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