フエのチャイナタウン チーラン通り

 

フエ2日目、午前中は世界遺産にも登録されている

ミンマン帝廟・カイディン帝廟・トゥドック帝廟を巡る

シンツーリストのバスツアーに参加しようと思って

いました。

 

フエ観光の王道ですよね。

 

ですが、フエにもチャイナタウンがあると知り、そちらへ

行くことにしました。

 

そのチャイナタウンというのが、フエ王宮の北東にある

チーラン通り(Chi Lăng通り)。

 

ドンバ市場の先にあるザーホイ橋までバイクタクシーで

行きました。ここからチーラン通りが始まっています。

chi_lang_street_hue_1

 

chi_lang_street_hue_2

 

ランタンが飾られていてチャイナタウンっぽい。

chi_lang_street_hue_3

 

でもランタンが飾ってあるのはほんのごく一部で、

周りの商店を見ても、チャイナタウンっぽさが全くと

言っていいほど感じられません。

 

こんな古そうな味のある建物はポツポツあるんですどね。

chi_lang_street_hue_4

 

chi_lang_street_hue_5

 

chi_lang_street_hue_6

 

おっと、何か中国寺院っぽいのが出てきましたよ。

chi_lang_street_hue_7

 

敷地に入ってすぐに、道教寺院の天公炉っぽいのが

あります。

chi_lang_street_hue_8

 

その横には麒麟かな。

chi_lang_street_hue_9

 

chi_lang_street_hue_10

 

富吉亭と書いてあります。

chi_lang_street_hue_11

 

寺院ではなくて、富吉村(Làng Phú Cát)の亭

(ディン、Đình)でした。亭はベトナムの各村にある

集会場です。

 

龍ですね。

chi_lang_street_hue_12

 

こちらも蛇神ナーガではなく、中華圏では龍になります。

chi_lang_street_hue_13

 

ついに中国寺院か?

chi_lang_street_hue_14

 

昭應祠ですから、中国でも海南系の道教寺院です。

chi_lang_street_hue_15

 

屋根の中央には龍の装飾。

chi_lang_street_hue_16

 

その脇にはシャチホコみたいな螭吻・鴟吻。

chi_lang_street_hue_17

 

こちらは獅子。

chi_lang_street_hue_18

 

屋根を眺めていたら、犬がすごい勢いで吠えています。

吠えるだけではなく、こっちに迫って来ました

 

そんなに大きな犬じゃないし、ちょっとビビらせたら

逃げて行くだろうと思いきや・・・

 

ひるむことなく向かってきます。

 

ビビったのは犬ではなく私の方で、後ずさりしたら、

靴が石に引っ掛かってしまい、後ろ向きに転倒して

しまいました。

 

その倒れっぷりに犬はびっくりしたみたいで、

逃げて行きました。

 

真後ろに倒れたのですが、幸いバックパックを

背負っていたおかげで頭は打ちませんでした。中に

入れていた水のペットボトルがクッションの役割を

果たしてくれたこともあります。

 

でも右の肘はかなり擦り剥いてしまいました。

こんなスリキズなんていつ以来だろう。

 

向かって左手の通用口が開いていたので、覗いてみると

管理人?らしき人がいます。

 

身振り手振りで見学していいかアピールして、中に

入ってみます。

chi_lang_street_hue_19

 

昭應公(108兄弟公)の神位が祀られています。

昭應公は108人ですから、神像というのはなくて

どこでも位牌のような神位だけです。

chi_lang_street_hue_20

 

孔聖真像と書いてあるので、孔子ですよね。

chi_lang_street_hue_21

 

慈航普渡とありますが、観音菩薩でしょうか。

chi_lang_street_hue_22

 

財帛星君の神位。

chi_lang_street_hue_23

 

神位や肖像画だけで神像はなかったと思います。

神位にカバーが掛けられていたり、日常的に参拝する人は

いないような雰囲気です。

 

正面の門の方を望む。

chi_lang_street_hue_24

 

取っ手が下向きの蝙蝠でした。

上下逆さまの福の字=「倒福」と同じく、福が来るという

縁起の良い意味です。

chi_lang_street_hue_25

 

次に出てきたのが廣肇同郷会・廣肇会館といって、

広東省広州市と肇慶市出身者の同郷會館です。

chi_lang_street_hue_26

 

敷地には入れましたが、建物の門は閉じられていて

中には入れません。

chi_lang_street_hue_27

 

chi_lang_street_hue_28

 

これも逆さまの蝙蝠ですね。

何かのお店?そのままスルーしましたが。

chi_lang_street_hue_29

 

さきほどの廣肇会館と色使いをはじめ、似たような

外観の瓊府會館。海南系の同郷會館です。

chi_lang_street_hue_30

 

こちらは敷地内にも入れず。

chi_lang_street_hue_31

 

今までの同郷會館より少し立派な感じの潮州會館。

chi_lang_street_hue_32

 

屋根は龍、龍って感じですね。

chi_lang_street_hue_33

 

chi_lang_street_hue_34

 

その隣には更に立派な中華風の建物が。

chi_lang_street_hue_35

 

chi_lang_street_hue_36

 

福建同郷會と書かれていました。

建物は3階建て?

chi_lang_street_hue_37

 

こちらも工事中のせいなのか、いつもそうなのか

分かりませんが、中に入れそうもありません。

 

そして最後に行ったのが、こちらの寺院。

chi_lang_street_hue_38

 

グーグルマップで事前に目を付けていたのですが、

仏教寺院なのか中華系の道教寺院なのか分かりません。

 

入口で眺めていると、通りの向こう側から笑顔を浮かべた

男性が近づいてきました。

 

この寺院の関係者のようで、案内してくれるようです。

 

こういう人って、一見親切そうなのですが、たいてい

怪しいんですよね。本当の善意の人は少なくて、何か

企んでいるというか。

 

何となく新興宗教っぽいんですけど。

 

本殿の中に案内されます。

chi_lang_street_hue_39

 

言葉があまり通じなくて、どういった神様なのか

よく理解できませんでしたが、中国ではなくベトナムの

神様だと言っています。

 

後で調べたことも総合すると、ベトナム中部にあった

チャンパ王国を築いたチャム人が信仰するポーナガル、

天依阿那(ティエン・イエナ、ティエン・ヤナ)という

女神のようです。

 

画像撮影していいか聞いてみると、ポーナガル様に伺って

いるのか、しばらく拝んでからOKとなりました。

chi_lang_street_hue_40

 

なかなか立派な本堂です。

chi_lang_street_hue_41

 

その前には観音菩薩っぽい像があります。

chi_lang_street_hue_42

 

これは獅子ではなく、虎の像だと言っていました。

chi_lang_street_hue_43

 

最後に事務棟みたいなところに誘導されそうになった

のですが、お断りしました。

 

途中、ちょこちょこ建物の維持にもお金が必要だ

なんて発言もあったので、寄付させられるに違いない

と思いましたので。

 

断るとあっさり諦めていましたけど。

 

チーラン通りを歩いてみると、同郷會館がいくつかあり

チャイナタウンには違いないのですが、ほとんどが

閉じられていました。

 

ホーチミンシティのチョロンとは全く異なります。

 

周辺の華人人口は多くないというか、華人のアイデン

ティティを持ち、日常的に参拝する人は少ないのでは

ないでしょうか。

 

フエ王宮周辺の地図とホテル

フエのホテル

 

Related Post

カテゴリー: ベトナム タグ: , パーマリンク