かつては栄えていたカンタンの古い街並み トラン県

 

昼食を終えたところで、トランへ帰る列車の出発まで

まだ40分ほど時間があるので、街歩きをしてみます。

 

カンタンはトラン川の河口に開けた港町で、かつては

ここがトランの中心でした。

 

しかし洪水が多いということで、トランの中心は

現在のトランタウンに移された歴史があります。

 

ですので、トランの町の守護神を祀る柱、ラックムアン

(市の柱)はカンタン郡内にあります。

 

またトラン沖に浮かぶムック島、クラダン島、リボン島も

このカンタン郡に属します。

 

トラン川沿いにラッサダー通りを歩いてみます。

 

古いだけで絵になるようなショップハウスがないなあ。

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と思ったら、一軒だけ場違いに立派なのが。

現在は半分が物流会社のオフィスに使われている

ようでした。

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福建省出身者の集会場、福建會館。

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奥は天湄宮という道教の神様を祀る廟があります。

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手前に馬に乗った神様が。

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赤ら顔の関聖帝君(関羽)でした。

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天湄宮の中に入ってみます。

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中央の主祀が天后聖母(媽祖)、左右に林府太師と

福徳正神。

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林府太師は知らないなあと思って、調べてみると

福建省漳州生まれで本名は林偕春、明代の政治家らしい。

 

ラッサダー通りの商店にもトランタウンと同様に

太極八卦、剣獅、泰山石敢當がセットになっていて、

太極正照、百事無忌と書かれている魔除け・護符が

結構掲げられています。

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トランタウンで発見したときは、台湾・台南とタイの

地方都市が福建の文化・風習で繋がったと感激していた

のですが、カンタンにもあるし、この後バンコクでも

たくさん発見します。

 

私はタイに関わって20年以上ですが、こんな魔除けが

掲げられているなんて、全く気付いていませんでした。

華人系の古めの商店なら他の都市でもありそうです。

 

ずっと商店の玄関上をチェックしていますと、上記の

太極八卦+剣獅+泰山石敢當以外にも仏教系の護符など

色々あるのですが・・・

 

おっ、昭應祠(サーンチャオ108-109)の護符を発見。

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昭應公(108兄弟公)は海南人が信仰する神様。

 

故郷に錦を飾ろうと、移住先のベトナムから海南島へ

向かっている途中、海賊に襲われて亡くなった海南人

108人の英霊です。詳しくはこちら

 

とこうことは、こちらのお宅は海南系華人かと思いきや、

店先のおじさんに聞くと、違うようです。結構適当なん

やなあ。

 

護符の元のサーンチャオ(神社・祠)はトランタウンに

あるらしい。

 

カンタン駅近くのナーカーイ通りにやってきました。

 

ここのショップハウス群も絵になるってわけではない

ですが、駅に近い方は5フットウェイ(軒下歩道)があり、

マレーシア・ペナンとの関係性が感じられます。

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ここらが残っている中では一番古いショップハウス

なのかもしれません。

 

潮州系華人の集会所、潮州公所です。

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先ずはマレーシア・ペナンから福建系が、その後

タイ国鉄が開通してバンコクから潮州系華人が移住

して来たと思われます。

 

カンタン滞在時間はわずか1時間半程度でしたが、

それ以上居ても特にすることもないし、ちょうど

良かったかな。

 

カンタン駅周辺の地図とホテル

カンタンのホテル

 

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